ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
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エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



昨日は佐賀に新しくオープンした。自閉症等の療育・支援機関の(株)ぷれしゃすで3人の学齢期の方の支援の組み立てのためのセットアップ・ミーティングでした。



セットアップ・ミーティングは、個々のまたは事業所全体の指導・支援や課題・活用の方向を確認し、設定をするためのミーティングです。

一昨日のスタート・セッションによって、個々の特性、できる部分、もう少しでできる分、保護者の思いを事業所の設定に反映させます。


写真は、利用者一人ひとりのミーティング中のホワイトボードの板書構造です。

スタート・セッションでアセスメントした内容をもとに、構造化や支援の計画、タスク(課題)計画を考えていきます。

まだ調整をする必要がありますが、これはワークショップにも応用できる流れでした。ほぼ「生活デザイン思考の支援計画」のワークショップが構築されました。(年度内に佐賀、青森、宮崎等で実施予定です)

何より嬉しかったのは、ホワイトボードなどにTEACCHの6つの考え方を書いたものがラミネートしたありました。

ぷれしゃすの代表T氏曰く「実践すると見えなくなるので、いつでも意識できるようにラミネートしました」ですと。

すごい感動です。(TEACCHの6つの考え方についてはこちら)

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昨日は佐賀に新しくオープンした。自閉症等の療育・支援機関の(株)ぷれしゃすのスタートセッションでした。

スタートセッションとは、家庭や事業所等での指導・支援の方向性を考察し、組み立てていくためのセッションです。

今回は、構造化されていない教材の提示によるアセスメントと、必要に応じた視覚指示や容器などを活用した構造化されたアセスメントを、いくつかの領域(分類、組み立て・パッケージング、理解、事務作業、清掃作業)で実施しました。


【セッションの準備をしているMIZUNO】

細かい段取りに関しては、まだ出ていないのですが出版予定の自閉症支援に関するフレームワークの本で紹介しています。

スタートセッションの意味を再確認した1日でした。

● アセスメントからスタートする
 構造化を入れないアセスメントではないと見えないことが多い。簡単に言えば「何でその構造化が必要なのか最初から構造化があったらわからない」ということの再確認。
(過剰な構造化を入れたアセスメントの問題点はこちら)


構造化されたアセスメントの意味
 構造化されたアセスメントの重要性も再確認できた。視覚的指示や容器を活用した設定をいれることで、環境や状況に左右されない本人の理解そのものを確認することができた。
(構造化されたアセスメントについてはこちら)

● 保護者と支援チーム間の共通認識
 いきなり構造化の設定を事業所でスタートするのではなく、アセスメントをもとに、構造化の必要性を確認して進めることができる。


今日は、昨日のアセスメントや事前のお母さんからのインタビューをもとに、実際に事業所を生活と療育の空間にするためのセットアップの計画を1日かけてディスカッションします。

・一人ひとり支援・構造化の計画、これまで活用した構造化に修正

・一人ひとりの教育内容、活動内容→生活シナリオの設定(行動統制、概念・スキル、ボトムアップとトップダウン)

・一人ひとりの設定を参考に事業所全体の設定を決める

・一人ひとりの生活シナリオの視点を整理し、事業所全体のスケジュール、職員の配置のマトリックス(表)を考える

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