ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
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エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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自閉症の方への具体的な伝え方について書いています。

自閉症の指導・支援でとても重要な視点は、

字義どおりに解釈することに考慮することです。

字義どおりとは、比喩、慣用句、裏の意味が理解できず、言葉どおりに解釈してしまう特性です。

2つ例を、

よく例であがるのが、

お母さんが「お風呂のお湯だしているから見といてね」と子どもに言うと、あふれても、じっと見ている。お母さんが「なんで止めないの?」と聞くと、「見といてって言ったから」という。

また、ある資料を渡して、ちょっといわくつきの資料だったりしたときに、
「この資料には裏があります」というと、裏面を確かめるとか。


この字義通りの解釈を、よく理解しないと、良かれと思って伝えたことが、本人に不信感や誤解を生じます。

以下はある注射のシーンです。


「大丈夫、痛くないよ」

「すぐおわからね」チック!!

「うそつき、痛いじゃないか、すぐじゃないし」


どうですか?良かれと思って、事実をオブラートに包むと、混乱し、誤解を生みます。

事実を具体的に本人にあわせて伝えることが重要です。

この場合の言い方の例は「注射はチックと痛いです。でも1・2・3と数えたら終わりです。終わったら帰ります」

事実と、本人にとって意味ある情報を伝えることが大切です。

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