自閉症支援の中で、個々の一貫した支援をすすめるために、書面に起こすことは大切です。
よくスタッフには「紙は紙、されど紙」って言いますが、
書面がすべてではありません。その運用が大切です。
個々の支援について書かれた資料(基本は個別支援計画)について、私が工夫してことがあります。
それは大きく3つのタイプがあるということです。
生活デザイン思考ではA計画と言っている部分ですが、本人の特性や支援の前提となる部分。この部分は具体的には書かれていませんが、どんな支援計画にも影響を与えます。
次に生活デザイン思考ではB計画と言われる部分ですが、これは生活全般を支える部分。例えば構造化や教え方などです。この部分はどんな場面でも応用できる部分です。
最後に、生活デザイン思考ではC計画と言われる部分ですが、これは場面ごと、例えば「トイレの支援」「歯科通院の支援」などです。C計画はとても具体的に書かれています。
これらが、ごちゃ混ぜではなく、整理されていると、、、、
・時々みれば良い部分
・必要な時に振り返る部分
・場面ごとに参考になる部分
が明確になります。
しかも、それらが影響をしあって、A計画を軸に常に一貫性をもって支援になるのです。
うちの通園の支援計画が今、大改革中です。
また報告しますが、Aの部分が年間1回の支援会議、B・Cがモニタリング(懇談で報告)や定例のミーティングで調整していく仕組みを作っています。
個々の特性を中心とした個々の支援体制とクラスルーム全体の体制図
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