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(今日は少し長いです。伝えたいこと詰め込みました。時間があるときにどうぞ。)
いま、今年度の通園施設(知的障害・自閉症療育)の体制をつくりあげています。
昨年度は全体を把握するのに時間をかけましたが、
いよいよ大きくIEP【個別(教育)計画】を中心とした体制を構築していきます。
昨日の会議では以下の2枚のスライドを提示しました。
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【個人の特性を基準→個人療育(教育)計画→個別の活動や課題の設定→クラスルーム全体の設定】
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【個別教育計画→個別の活動や課題の設定→クラスルームの設定→クラス運営→事業所全体の運営】
どちらも生活デザイン思考の支援計画を土台にした体制イメージです。いうなれば上は利用者の支援体制、下はさらに職員の体制イメージです。
生活デザイン思考の支援計画のすごさは(自分で言うのもなんですが)、個々の支援計画の導きだけでなく、クラスルーム及び事業所全体の支援体制の構築、今すすめているのは自治体の体制づくりにも大きく影響を与えます。
多くの機関が、まずは全体の環境設定、慣例、職員の配置を先に考えます。
本来は、まず個人の特性を軸において教育内容の設定、生活シナリオ(日課)の方向性、環境設定を考えた上で、全体の環境設定、全体の活動設定、生活シナリオを作りだし、さらに職員の配置や職員の役割等を決めていくプロセスが大切と私は考えています。
これまでも大事にしていたのですが、今後さらに個々にあわせた教育内容や支援を軸に体制づくりがもてるようにしていきます。
もちろん、今ある環境や職員配置の中で考えていかなければいけませんが、まず全体ありきではなく、まず個人の特性からスタートする試みをスタートしています。
そうしないと、個々の教育目標にあわせた1対1の設定、自立エリアの設定、社会的な機会の設定、遊びの設定が具現化しません。
このプロセス、体制づくりは、いくつかのモデル地域や、できれば広島県全体の支援体制に応用していくつもりです。
支援者の都合、地域の都合ではなく、個々の特性を軸にしたIEPができるような体制にしたいし、保育所、幼稚園、学校、施設でも応用できる体制にしたいのです。
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