ぼ~ざん工房
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よく自閉症支援の事業所コンサルテーション先で話すことです。


例えばです。。。

ここに2つの部品があります。

そうですね。それはキャップとビンとしましょう。

さて、この課題の意味はなんでしょうか?


「ビンにキャップをする」


。。。。。。。


ブゥ~です。


正解はわかりません。。。


組み立てかもしれません。分類かもしれません。

また、そもそも意味なく置いてあるだけかもしれません。


ここにエッセンスを加えます。


箱を用意します。

3つです。

その1つにビンの部品

その1つにキャップを入れます。

そしてもう1つにビンにキャップをした写真をつけます。


さて、この課題の意味は、

そうです組み立てです。


これは指示のある課題の設定です。


そんな難しいことではありません。

必要なエッセンスです。


しかし学校や施設では、指示無く材料だけが箱の中に入っている課題をよくみます。

どうも指示を入れないで教えたり、繰り返やっているから指示がいらないらしい。


しかし、それでは指示、状況が変わることを伝えることができません。

指導者がやってみせるからいいのであれば、違う指示に対応するときに、またいちいち指導者が指示をしなくてはいけなくなります。

状況判断にゆだねる課題の設定は状況の変化に対応できません。


それは視覚的指示が重要な理由の1つです。

【関連記事はこちら:視覚的構造化】

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