現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

倉本 采「一月のお話 雪だるまのスノーリー」パックル森のゆかいな仲間所収

2017-04-26 09:08:16 | 作品論
 今回は、冬らしく雪や氷の世界が描かれます。
 この短編集の中では、もっともファンタジーよりの作品で、主人公のポーとコロンタは、自分たちの作った雪だるまのスノーリーとともに、雪の女王によって雪穴に閉じ込められた野うさぎのビットの救出に向かいます。
 このお話が、ポーとコロンタの夢だったのか、ホントにあったのかは、ラストで読者の判断にゆだねられます。

パックル森のゆかいな仲間 ポーとコロンタ (子どものしあわせ童話セレクション3)
クリエーター情報なし
本の泉社
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