パロディについて代表的な定義をあげた後で、日本にはパロディの伝統があるのに、絵本では敬遠されている訳を以下のように述べています。
1.昔ばなしへの高い評価。子どもには本物の昔ばなし(だけ)を与えるべき。
2.皮肉や風刺は子どもの本にはふさわしくない。
3.感動や情緒、そして「オリジナリティ」を大切にする。
4.ナンセンスは許容するが、パロディはその元になっている作品を嘲笑しているようで、不愉快。
など。
そして、欧米の優れたパロディ絵本を紹介しています(内容については、それらの個別の記事を参照してください)。
<先駆的な作品>
1.ロアルド・ダール文、クェンティン・ブレイク絵「へそまがり昔ばなし」
2.ジョン・シェスカ文、レイン・スミス絵「くさいくさいチーズぼうや&たくさんのおとぼけ話」
<21世紀のパロディ絵本>
1.デイヴィッド・ウィーズナー作「3びきのぶたたち」
2.エミリー・グラヴェット作「オオカミ」
など。
<さまざまなパロディ絵本>
1.バベット・コール作「トンデレラ姫物語」
2.ジョン・シェスカ文、レイン・スミス絵「三びきのコブタのほんとうの話」
3.ユージーン・トリビサス文、ヘレン・オクセンバリー絵「3びきのかわいいオオカミ」
4.ローレン・チャイルド作「いたずらハープ、えほんのなかにおっこちる」
など。
おそらく子どもたちはパロディが好き(自分たちの遊びの中では自然にパロディをしている)なのでしょうが、子どもたちに本を手渡す媒介者(両親(特に母親)や教師たち)がそれを阻害しているのだと思われます(大人たちも自分たちの世界ではパロディが好きなのに、子どもたちには「教育的配慮」というのをつい発揮してしまうのでしょう)。
1.昔ばなしへの高い評価。子どもには本物の昔ばなし(だけ)を与えるべき。
2.皮肉や風刺は子どもの本にはふさわしくない。
3.感動や情緒、そして「オリジナリティ」を大切にする。
4.ナンセンスは許容するが、パロディはその元になっている作品を嘲笑しているようで、不愉快。
など。
そして、欧米の優れたパロディ絵本を紹介しています(内容については、それらの個別の記事を参照してください)。
<先駆的な作品>
1.ロアルド・ダール文、クェンティン・ブレイク絵「へそまがり昔ばなし」
2.ジョン・シェスカ文、レイン・スミス絵「くさいくさいチーズぼうや&たくさんのおとぼけ話」
<21世紀のパロディ絵本>
1.デイヴィッド・ウィーズナー作「3びきのぶたたち」
2.エミリー・グラヴェット作「オオカミ」
など。
<さまざまなパロディ絵本>
1.バベット・コール作「トンデレラ姫物語」
2.ジョン・シェスカ文、レイン・スミス絵「三びきのコブタのほんとうの話」
3.ユージーン・トリビサス文、ヘレン・オクセンバリー絵「3びきのかわいいオオカミ」
4.ローレン・チャイルド作「いたずらハープ、えほんのなかにおっこちる」
など。
おそらく子どもたちはパロディが好き(自分たちの遊びの中では自然にパロディをしている)なのでしょうが、子どもたちに本を手渡す媒介者(両親(特に母親)や教師たち)がそれを阻害しているのだと思われます(大人たちも自分たちの世界ではパロディが好きなのに、子どもたちには「教育的配慮」というのをつい発揮してしまうのでしょう)。
![]() | へそまがり昔ばなし (児童図書館・文学の部屋) |
クリエーター情報なし | |
評論社 |