現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

安東みきえ「メンドリと赤いてぶくろ」

2021-11-17 17:07:59 | 作品論

 カラフルな絵(村尾 亘)がたくさんついている絵本です。

 いばりんぼうの手袋(右手)が、洗濯物干しから風に飛ばされて、いろいろな体験をするお話です。

 時を告げたいメンドリのトサカ(オスのように)になったり、雪で凍ってしまったりして、最後には本当に大切なものを知ることになります。

 大人の鑑賞にもたえる深い内容を秘めていますが、美しい文章と巧みな言葉遊びで、幼い読者でも楽しめる作りになっています。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする