児童文学の同人誌活動において、一般的には定期的(月例会が多いと思われます)に会員が作品を持ち寄り(昔は印刷したものを全員に郵送していましたが、今はメールの添付ファイルで送るのが一般的でしょう)、合評会を行います。
合評された作品は、他の会員から得られたフィードバックをもとに各人が手直しします。
それらの中で各自がいいと思った作品を、定期的(年一回が多いと思われます)に発行される同人誌に掲載します(一般的には、掲載ページ数によって一定の負担金が必要です)。
以上が、一般的な同人誌の活動内容ですが、なんといっても活動の中心は合評会です。
合評会の締め切りに合わせて作品を用意するのは、創作活動を継続させることに非常に有効です。
また、様々な会員から批評を受けられることも、作品の質を上げるためにメリットがあります。
有益な批評を得るためには、プロの作家や商業出版の経験者、児童文学の評論家や研究者などが会員に多い同人誌を選ぶべきでしょう。
もちろん、会員一人ひとりが、自分の作品を批評してもらうだけでなく、他の会員の作品をしっかり批評しなければならないことは言うまでもありません。
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