現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

トッツィー

2018-01-01 12:21:41 | 映画
 1982年公開のアメリカ映画です。
 演技力は抜群だが演技上の主張が強く、演出家とたびたびトラブルを起こして二年間仕事がない俳優が、女装して女優としてテレビの昼メロドラマのオーディションに受かり、その女性の権利を代表するキャラが受けて一躍スターになるコメディ映画です。
 アメリカ映画屈指の名優が演技派の俳優を演じるのですから、これ以上ピッタリの役はないでしょう。
 同じ演技派俳優のロビン・ウィリアムスの「ミセス・ダウト」もそうでしたが、名優は性別など軽々と越えてしまうのでしょう。
 まわりも演技達者な俳優ばかりで、質の高い映画になっています。
 特に相手役のジェシカ・ラングは、この映画でアカデミー賞助演女優賞を受賞して、前年の「郵便配達は二度ベルを鳴らす」に続いて演技派女優として成功を収め、「キングコング」(1976年公開)女優(キングコングが愛するヒロイン役でした)という悪いレッテルを完全に葬り去りました。

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