53歳の独身の建築士を主人公にした恋愛コメディです。
主人公を演じる阿部寛のコミカルな演技(「テルマエ・ロマエ」(その記事を参照してください)と、吉田羊や稲盛いずみといったこれも独身(一人はバツイチですが)の美女たちとの軽妙な掛け合いが売りなのですが、現在の非婚化(特に男性)の状況をある意味的確に描いていて興味深いです。
このドラマは、2006年に放送された「結婚できない男」の続編なのですが、13年たって、その時は40歳の非婚男性が問題視されていたのに、現在では53歳でもリアリティが感じられる点にこの問題の深刻さがあります。
確かに、主人公は、高収入、高学歴、高身長という、かつての結婚相手としての理想の男性像(いわゆる「三高」)ですが、理屈っぽくてひねくれていて、現在では結婚相手としてはもっとも敬遠されるタイプでしょう。
しかし、その一方で、自宅は自分の設計事務所に近い都内の広いマンションで、趣味のクラシック音楽を自分で指揮のまねをしながら大音量で楽しみ、仕事帰りにはスポーツクラブに通い、休みの日には映画を見に行き、日常品はいつでもコンビニで簡単に買え、たまにはいろいろな高級料理を自作したりして、独身生活をエンジョイしている姿を見ると、わざわざ結婚する理由は全く見当たりません。
まあ、こうした恵まれた五十代や四十代の独身男性はまれでしょうが、一方でこうした趣味生活にあこがれている三十代や二十代の予備軍はいっぱいいることでしょう。
主人公を演じる阿部寛のコミカルな演技(「テルマエ・ロマエ」(その記事を参照してください)と、吉田羊や稲盛いずみといったこれも独身(一人はバツイチですが)の美女たちとの軽妙な掛け合いが売りなのですが、現在の非婚化(特に男性)の状況をある意味的確に描いていて興味深いです。
このドラマは、2006年に放送された「結婚できない男」の続編なのですが、13年たって、その時は40歳の非婚男性が問題視されていたのに、現在では53歳でもリアリティが感じられる点にこの問題の深刻さがあります。
確かに、主人公は、高収入、高学歴、高身長という、かつての結婚相手としての理想の男性像(いわゆる「三高」)ですが、理屈っぽくてひねくれていて、現在では結婚相手としてはもっとも敬遠されるタイプでしょう。
しかし、その一方で、自宅は自分の設計事務所に近い都内の広いマンションで、趣味のクラシック音楽を自分で指揮のまねをしながら大音量で楽しみ、仕事帰りにはスポーツクラブに通い、休みの日には映画を見に行き、日常品はいつでもコンビニで簡単に買え、たまにはいろいろな高級料理を自作したりして、独身生活をエンジョイしている姿を見ると、わざわざ結婚する理由は全く見当たりません。
まあ、こうした恵まれた五十代や四十代の独身男性はまれでしょうが、一方でこうした趣味生活にあこがれている三十代や二十代の予備軍はいっぱいいることでしょう。