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https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20211017-567-OYT1T50103
岸田首相は17日、東日本大震災の被災地の福島県を訪れ、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業などを視察した。「処理水」の海洋放出について、「多くのタンクが並ぶ姿を見て、先送りできない大変重要な課題だと痛感した」と記者団に語った。
処理水を巡っては、4月に菅前首相が海洋放出の方針を決め、東電は2023年春の放出開始を目指している。地元漁業者らの反発に関し、首相は「安全性について透明性を持って説明していく。懸念の 払拭ふっしょく に政府も全力で取り組まなければならない」と強調した。
同県富岡町では、帰還者や移住者らと「車座対話」も行った。首相は16〜17日に岩手、宮城、福島各県の被災地を回った。
敷地内に、タンクが増設出来なくなるほど多くなったら、突然「汚染水」が「処理水」に変わり、トリチウムしか入っていないタンクかのような事になってしまった。
でも、タンクの約7割には基準値以上の多核種が残っている事が判明している。
しかも、全てのタンクの多核種を基準値以下にしてから放出するとは言われていない。
タンクの並ぶ姿が、海洋放出の先送りできない大変重要な課題ではなく、基準値以上の多核種が含まれる汚染水を海洋放出してはいけないのだ。