名ばかりの分煙

最近、”暖”をとる為に「ファミレス（○イ○リ○）」でランチを食べ、ドリンクバーで粘る日々が続いているが、３０分もしない内に、着ている物に『煙草の臭い』がつき、１時間も居ると、髪の毛にまで臭いが沁みついてしまう。健康増進法により、公共の場所は「受動喫煙」防止の為、”分煙”等の措置が努力義務化されているのに、『喫煙席』と『禁煙席』に分けただけなのだ。


「いらっしゃいませ、お煙草はお吸いになりますか？」と言うから、「いいえ」と答えると、「どうぞこちらへ」と”禁煙席”に案内する。これって、煙草を吸ってはいけない”席”に、煙草を吸わない人を集めているだけなのだ。この会社の「取り組み方」に問題はあるが、『喫煙席』だからといって、隣り合わせた人の事を考えられず、「吸って何が悪い？」的な態度は、いかがなものだろうか。
ＪＴの新聞広告「マナーのお願い」篇は、『たばこをお吸いになる大切なお客様が肩身の狭い思いをされていることを真摯に受け止め、よりよい環境を実現するために、ＪＴが今まで以上に取り組んでいく事をお客様に宣言します。』で始まり『はじめに言います。ごめんなさい』と、喫煙者に向けて謝罪をし、受動喫煙で健康被害を被るであろう人たちの事は、一片たりとも頭にないようである。
よりよい環境は、公共の場所を「完全禁煙」にすれば実現できるのだ！！