日本の城シリーズ ７６ 田中城（亀城）

田中城は、静岡県藤枝市にあり、５００年程前この地の豪族・一色氏が今川氏の命を受けて、その屋敷を拡大して城としたのが始まりと言われていて、武田信玄の手に落ちた事もあったが、江戸時代には４万石程度の譜代大名が城主となって、田中藩として領地を治めていた。なんと、下総国葛飾郡（柏・松戸・野田・鎌ヶ谷・市川・流山・杉戸町）と、下総国相馬郡（柏・元沼南町・我孫子）が領地だったとは驚きであった！
田中城散策は３コースあったが、体力的な事を考えて、Ｂコース（約３．５ｋｍ、徒歩１．５時間）の逆周りで散策してきました。それは、直径約６００ｍの円形の城郭を、三之堀の外側を３/４周し、姥ヶ池・本丸跡・御殿跡を巡り、下屋敷に戻る散策コースでした。城門ではないが、城内から移築したという門がある旭傳院にも・・・
散策途中、何人かのお年寄りの方に「お城巡りですか？」と声を掛けられ、丁寧に説明までしていただき「感激！！」
（画像は、下屋敷跡に移築・復元された田中城本丸櫓）