この教えは選手ではなく、指導者に対するものです。
良い仕事は健康でなければできません。
健康であってこそ、仕事に精を出すことができます。
自分の健康面の管理ができることは良い仕事にもつながります。
また単に病気でないだけでなく、年間を通してトレーニングを行い身体を鍛えることでより健康状態を向上させることができます。
身体を鍛えることは、トレーニングの方法や食生活、時間の管理など自分の肉体や生活と向き合うことで充実した毎日を送ることとなります。
私は週に4~5回のウェイトトレーニングと就寝前にはストレッチングを行っています。
毎食たくさん食事をし、さらにサプリメントも摂取して健康に留意しています。
体調を崩すことはほとんどなく、毎年のようにインフルエンザなどが流行していますが罹患したことはありません。
現在までのところ筋力・柔軟性共に向上し続けています。
この習慣は長年継続しているものであり、今後も続けていくことになるでしょう。
なぜそんなに鍛えているのですか、とよく聞かれますが私のほうが逆に問うことは、なぜ鍛えないのですか、ということです。
身体を鍛えることの意味は、鍛えてみればわかります。
私はたまたまウェイトトレーニングを好んでいますが、身体の鍛え方には様々な方法があります。
その人に会った方法であれば何でもいいと思います。
トレーニングをしていない人の大部分は、時間がないことを理由にあげますが、本当にそうでしょうか。
トレーニング方法にもよりますが、30分の時間があれば何かしらの運動はできます。
いつもより30分早く起床することでその時間は確保できます。
TVやパソコンにむかう無駄な時間を削ればいいだけの話です。
そのような少しの意志が健康状態を良好にし、精神的なストレスも軽減します。
何より充実した日々を送ることで、自分への自信にもなります。
それも運動は継続していくことに意味があります。
継続することが習慣となれば、苦とは感じないはずです。
アリストテレスは、行動をひきおこすのは習慣的徳であるとしました。
日々の良き習慣は、良き行動に結びつくのです。
今まで運動不足で健康にも問題のある方には、是非、運動の習慣をおすすめします。
竹村知洋