暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

お汁粉色のRD125は酸欠だった

2017-12-17 19:02:01 | お汁粉色のRD125
ポイント交換をしても高回転の吹けはあまり
変わらなかったが、不安定なアイドリングは
改善された。
今までは長くアイドリングをしていると回転
が低くなって、ときどきアクセルを煽ってや
らにと止まったりしていたが、それは無くな
ったような気がする。

もう一度点火時期の調整をしようとしたとき
に気がついたのが、点火タイミングのマーク
がついているプレートの位置だ。



長穴になっているが、本当にこの位置でよい
のか?
これがズレていると正確なタイミングが取れ
ない。

しかし角型タンクのマニュアルを見ると、こ
れを合わせるにはダイヤルゲージを使って、
上死点から1.8mm下がったところでマークが
合うようにすることとなっている。

ダイヤルゲージを持っていないので、ただの
丸棒をプラグ穴に入れて、上死点位置でマー
キング。
それを基準に1.8mm上にマークをいれて、ピ
ストンの位置を確認できるようにしてマーク
と合わせてみたが、大きく狂ってはいなかっ
た。

正確ではないかもしれないけど、良いところ
は出ているだろう。

そして、点火時期は少し遅れ気味のところに
合わせて再度エンジン始動。

やはり思わしくない。

点火系の問題ではなさそうなので、いよいよ
キャブに手を入れる。

まずはニードルを一段下げて薄い方に持って
いってみる。



これで変化があるかと期待したものの、みご
とに裏切られた(--)

燃料が濃い感じではあるが、ただ濃いのとは
なにかが違う気がする。

ただ濃いだけなら頭打ちになるところで、
ボコつく感じになるはずだが、ボコつきは全
くない。

ひょっとしてスロットルが全開になっていな
いのではと思い、ゴムのダクトを外して、指
を入れながらスロットルを絞ってみた。
結果は両方ともしっかりと全開になっている。

どこを見ても不調となる要因が見当たらない。

燃料が濃いなら、ゴムのダクトを外したまま
なら変化があるかも。。。

という訳で、そのままエンジンをかけると、
迫力のある吸気音。
そしてアクセルを開けるとグングン回転が上
がるではないか。
レッドゾーンまで入りそうな勢いだ。

以前、エアクリーナーの蓋を外した状態でか
けたときは、吹けなかったので、試しにダク
トを繋いでエアーエレメントを外してみたら
今ひとつ吹けが良くない。

ということはケースの形状が良くないのか?
たしかに空気の通路となっている部分の開口
面積は小さい



でも社外のケースが付いている訳でもなさそ
うなので、はじめはどうだったのだろうかと
いう新たな疑問が沸いてくる。

とりあえずは原因が酸欠であることが解かっ
たので、あとは春になってから、実走行をし
ながらセッティングを出さなければならない
ので、作業は一旦終了することにした。




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