Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

虫追いし秋

2011年09月13日 | 子育て日記

今夜は十六夜。
欠けいく月とはいえ、深々として秋の夜空にのぼる姿は見事なものです。

子供たちの通学路の途中にある公園。
この時期は虫取りの格好の場所のようで、放課後は男の子たちで賑わっています。
さっそく今日は、お友達と息子1が、一生懸命虫網を持って走り回っていました。
その姿を見た弟は、自分もとお兄ちゃん達の後を一生懸命ついて回って・・・
アキアカネを捕まえようとあっちへ、しじみ蝶(らしき)を見つけてはこっちへ。
当然、3歳児にそう簡単に捕まるようなのはおらず、
その殆どは空振り。
そうなると、だんだん機嫌が悪くなるものだけど、あまりの一生懸命さで
それすら忘れているようでした。
(ああ、男の子って単純)

たまたま、お友達のお兄ちゃんが前を通って、
悪戦苦闘している子たちを見て、虫取りのレクチャーをしてくれました。

捕れた虫をカゴに移すときの注意や仕方、虫の名前。
丁寧な言葉で教えてくれる様子に感心しました。
そして、いまだ成果無しの3歳児には、一緒に網を持ってくれて
蝶を一匹採ってくれたのです。
そのときも、横柄な態度や言葉使いも無く、
“主役”を奪わずに、優しくしてくれました。

時々、下に兄弟のいるお子さんで、小さい子への接し方を見て
一概には判断できませんが、その子がどういう風に育てられているのか、
まあ家庭環境なのですけど、色々思うことがあります。

小さい子には物凄く乱暴になる子とか、
“お兄ちゃん”風を吹かせたがるだけじゃなく、始終命令口調な子とか。
もしかしたら、その子も命令口調の中で育っているのかなとか、
何かストレスがあるのか、それを小さい子で晴らそうとしているのかな・・・
などなど。
でも、こうして優しく、小さい子の目線におりてくれるお子さんに会うと
見ている私もほっとするのです。
そして、そのお子さんには、優しさというのが周りにあるんだろうなと
思うのです。
(私はどうしても、優しい子=良い子だと思ってしまいます)

で、肝心のわが子はというと・・・
お姉ちゃんの弟に対する態度は、保育士さんそのもの。
特に一番下の弟には、お姉ちゃん保育園と呼んでいるほどです。
この2人の関係性は、お互いにそれで成り立っていると思います。
近齢の弟とは、同じ小学生になってからは、
ちょっと先輩風を吹かせている感じでしょうか。
でも、弟も実はお姉ちゃんを頼りにしている様子が窺えるので
上手くいっているようです。


もっか私の悩みの種は、男の子同士。
一緒に遊んでいて、どうしてもお兄ちゃんは弟から“主役”を奪ってしまうことが多いのです。
最後は、ケンカにはまだならない代わりに、大概はお兄ちゃんがもうヤダと
その場から離れちゃう・・・けど、また気になって
くっついては騒いでの繰り返しになることです。

きっと大事な事は、その場に居合わせている私(親)の声掛けだったり、
騒ぎになったときの判断の仕方だったり・・・
ああ、書いていて反省するのは私自身とつくづく思います。
お兄ちゃんから余裕を奪っちゃいけないんだな・・・。
私自身の反省も込めて、
子供の発するものは、すべて親の影響・映しだと思っています。
そして、わが子たちの口癖は、私そっくりです。


男の子の外遊びは、大きな子に教わってコツを覚えていくんですね。
今日それを見て、そう思いました。
そして、やっぱり男の子は外で遊ぶ生き物だと!