Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

2011年10月25日 | 子育て日記

忙しい合間をぬって先週末に来てくれた父は、
疲れた身体を休ませる時間が惜しいのか、孫達との時間をそれはそれは
楽しんでいました。
孫、特に息子1は、根っからのお祖父ちゃん子なので、もう甘えっぱなしでした。
そして、それがまた嬉しくてしょうがない父。

そんな息子1は、お祖父ちゃんが帰る日、できるだけ一緒にいたいと言い出し、
お見送りの駅まで、みんなで行くことにしました。
出発の時間がだんだんと迫ってくると、なんだか表情が・・・
普段は、おどけた表情や聡明な顔しか見ませんので
寂しそうな表情を見るのは、とても違和感があります。

そして、とうとう出発の時間。
それまでふざけたりしていたのですが、窓の向こうのお祖父ちゃんに
一生懸命手を振って、そして・・・

帰ってきてからだんな様から聞いたのですが、
手を振っているときに、涙目だったようです。
そして、その顔を見られまいと、そのあと『うん』と何かを飲み込むように
自分に言い聞かせるというか、気丈に振舞っている様子だったみたい。

思い立ってすぐには会いにいけない距離なだけに、一緒にいられる時間は
とても大切な時間なのでしょう。
そして、離れていても気持ちはいつもそばにあるということを
言葉に出さなくても伝わっているのだろうと、この2人を見ていると感じます。

次にお祖父ちゃんに会えるのは、多分来夏でしょうか。
本当は、冬休みも帰省できればいいのですけど・・・
さすがに北陸の冬を過ごすのは、まだ心配が残るのです。

息子1の涙は、私はきつく叱った(怒った)時にしか見たことがありません。
別れが寂しくて泣くなんて・・・
純粋な気持ちに触れて、もっとこの子のことを大事にしないといけないと
私も父がきてくれたおかげで、省みることができました。

いつもは自分達が訪れる側ですので、見送る方になってみると
別れとは寂しいものですね。