Ｓｈｏｒｔ

立冬を迎えて少し肌寒い今日は、お気に入りのコットンセーターの出番。
毎年、このセーターを着るたびに、いよいよ冬の始まりだと、軽く覚悟を決めます。
これからの朝は、寒さと眠気との闘いです。

先日の発表会をもって、バレエをやめたお姉ちゃんは、
気持ちの切り替えなのでしょうか、長かった髪をバッサリ切りました。
ショートにするのは年中さんの時以来ですから、まあ未だに見慣れない子がいるみたい。
変な感じです。

でも、意外に似合っているかも。

少し大人っぽくなって、気のせいか背が伸びたように見えます。

そして、これで我が家には髪の短いのが4人。
だんな様に、男の子2人と、4人とも後頭部が同じなのは笑っちゃいます。
あ、だんな様は年に1回しか床屋に行きませんから、いずれ仲間はずれですね。

お姉ちゃんは我が家で唯一の女の子なので、できれば女の子らしく・・・と
いつの間にか、“ジェンダー”に近いものを押し付けて・・・とまでは言わないにしても、
多少はそう思っていたところがありました。
なので、『切りたい』と聞かされたとき、軽いショックが。
それまで、別に髪を結うことなど（最近は特に）していなかったのに、
寂しさに似たものが残りました。

切った翌日、お友達の評判は思ったとおり。
みんな軽い驚きと、『そっちのほうが良いね』と好評のようです。
（自分から切るって言ったくせに）どう思われるか気にしていたので、
暫くはその短さで通すみたいです。

一昔前なら、若い女の子が髪を切る行為は、「失恋」したときの
お決まりみたいでしたが・・・
そんな話をしたら、『変なの～！』って一笑されました。
今は、そんな感じなのかな・・・。

『失恋のたびに切っていたら、すぐベリーショートだね』

ですって。
ほんと今時の女の子です。
って、年頃になってベリーショートになっていたら・・・
不謹慎ですが、笑っちゃうかもしれません。