Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

伸びる、伸びる

2015年03月23日 | 2015年の庭

待ち望んだバラの芽吹き。
バラ栽培に勤しみはじめて4年目。開花目前の時期と、この新芽が展開する時が一番心が躍ります。
新枝に顔を出し始めた棘の柔らかさは、この時期ならではの感触です。
ぷにっとした感触も、ひと月も経たないうちに鋭い棘に変貌するのですから
今のうちに思う存分触っておかないと、何か損をしたような気がします。



ピエールさんは、あっという間に緑の山です。




富山のチューリップ。
こちらも、一気に伸び始めてきました。
一番下の子の入学式に間に合うように植えたのですが、どうやら、入学式前に咲く・・・でしょうか。



おまけの茶々丸(たぶん生後9ヶ月、♂のミニウサギ)。
このスナップの前に、スーパーロー(床に身体をベタッと伸ばしている姿)だったので、収めようとシャッターを切るも
素早い動きで逃してしまいました。
最近、また噛み癖が出ているようで、部屋んぽ中の夫が良く噛まれています。
さすがに頭にきているようで、「噛み丸」と名前を変えようとしています。


旅立ちの時

2015年03月23日 | 子育て日記

一番下の子の卒園式を、無事に迎えることが出来ました。
桜はまだですが、咲き始めたミモザや白木蓮などの春の花が、その門出をお祝いしてくれたようです。
少人数の幼稚園なので、あっという間に卒園式は終わり、
そのまま普段を過ごした教室で謝恩会を開き、最後の時間を楽しみました。
小さな学び舎には、沢山の思い出があふれています。
長男も過ごした教室で、弟も電車の絵を描いたり、折り紙で何かを作ったり
お料理教室、お習字教室、体操教室と、沢山の経験もさせて頂きました。
兄の時は、お友達と小さなトラブルなどがありましたけど、弟は、あまり聞きませんでした。
でも、きっと、それなりに何かしらあったことでしょう。
ここは、どの子供たちにとっても、集団生活の始まりの場所だったのです。

今では、机も椅子もちょうどの大きさになりましたが、入園の頃には、まだ大きくて
小さな子が座っている姿は、とても可愛らしく見えたのですが、
卒園の頃にもなると、足はきちんと閉じられ、背筋は伸びて、この3年間の成長を感じるばかりです。

クラスの半分は同じ小学校に進むので、そんなに寂しい気持ちにはならないかなと
楽観視していた私でしたが、帰宅後、玄関で一人静かに泣く息子・・・。
この子の優しいところは、ずっと変わらないんだと気が付いたら、涙が込み上げてきそうになりました。
私には卒園式は3回目(3人の子の母なので)で、どの行事もすでに経験してきたことですが
息子にしたら初めてのことばかり。
そう思うと、どれもみな、大事に迎えなくてはいけないと、小さくしゃくりあげる背中を愛おしく思うばかりです。