私は牛乳をよく飲む、と言うより欠かせられない。
学校の給食には必ず牛乳がつく。その牛乳をかなり多くの子どもたちは残す。やむなく担任はたくさんの牛乳パックの処理に困ってしまう。
どうしょうもなく、児童が下校した後、こっそり流して捨てたこともあったが、白く一面に広がる牛乳を見て、ずいぶん気が咎めた。牛さんの「モーッ、止めてー」が聞こえそうではないか。
こうして私は、いつのまにかかなりの牛乳飲みになった。それは退職後の東京の独身時代、終電に乗り遅れた長女が私の部屋を訪れた時、「パパのにおい(それは何だと聞くと、牛乳)がする」と言ったほどだ。
さて、牛乳を飲むに正しいも正しくないもない。牛乳の味を知るには、コップにあけた冷たいのを飲む。
(因みにドルカスは冷たい牛乳を飲みたがる)
また、牛乳を楽しむには、温めた方が良いと思う。温めるのには電子レンジを使わず、上の写真のように、鍋でする。できれば牛乳を注ぐ時こぼれない、専用の鍋で温めたい。
写真のように表面が泡立ってきたら、加熱を抑えながらゆっくりとかき混ぜる。ある時点でいきなり吹き上がるので、その直前で火を止めたアツアツの牛乳をいただく。
これが、「あーっ、牛乳」って感じで、ほんとうにおいしい。フランスパンとともに神さまに感謝!
ケパ