ちょっとだけ以前の話だが、歯槽膿漏で右奥歯大臼歯を三本連続して抜歯したことがある。一番最初に抜いた時、痛み止めの薬を飲んでも効かず、その夜はうなり声を上げながら床を転げ回ってしまった。しばらくして2本目を抜きに行ったが、前より倍の薬を飲んでも、やっぱり痛くて同様だった。「そんなはずはない」と歯科医師は言ったが、事実なのだからし方ない。
結局3本目は痛みの恐怖心のために、行けなくなってしまった。もし一度で痛みが済めば、忘れることができて心が萎えることはなかったと思う。この時ギリシャ神話のプロメテウスの話(モロー「縛られるプロメテウス」→)を思い出してしまった。
注:プロメテウスのギリシャ神話)人間をあわれに思って火を天界から盗んで与えたプロメテウス。その行為を怒ったゼウスは、プロメテウスをコーカサスの山頂にはりつけにし、生きながらにして毎日肝臓をハゲタカについばまれる責め苦を強いた。プロメテウスは不死であるため、彼の肝臓は夜中に再生し、朝が来るごとにまたついばまれなければならなかった。
救い主イエス・キリストという唯一の神に仕える身から見れば、ギリシャ神話というのはよくできた伝承的な作り話の一つで、信じるに足りないものだ。しかし例え話としては、このようにわかりやすいものがある。プロメテウスは死ぬことができないため、永遠に苦しまなければならなかった。同じように、私たち人間もたましいがあり、体が死んでもたましい(霊)は滅びない。滅びないが、イエス・キリストの十字架を信じていないと、罪の赦しがないので、己が罪のために、永遠に火の池という地獄で苦しまなければならない。
私はMax3回の抜歯でも恐怖で心が萎え、立ち向かうことができなくなった。50歳近いいい大人だったのに、逃げて逃げて、心が滅んでしまっていた(後ほど神様に触れ立ち直り、過去のブログにあるように今は)。このように滅びることができないことは、つまり永遠を過ごす場所としては、天国に居ればどんなに幸せかわからないが、もし地獄で過ごさねばならないとしたらプロメテウス同様、それは最悪である。
どうかお願いします。一人でもそんな所に決して行ってはいけない。
キリスト教まがいの宗教があるのではっきり言わねばならないが、「聖書にある父なる神、子なるキリスト、聖霊なる神の三位一体の神を信じる」二千年続く正しいキリスト教会に行って欲しいと思う。土下座をしてでもお願い申し上げたい。 (ケパ)
(右のHPの写真はソフトに頼らず、こつこつタグ打っての手作りHPをケパが作りました。まだ未完成ですが、一度ご覧になってみてください。)
http://tlcccfunabashi.net/