船橋市には市場という地名があって、東京の築地ほどではないが、街の中心部にほど近いのに、かなりの広範な土地を占めて市場がある。教会や私の住まいは市場○○丁目なので、この市場に隣接しているわけだ。
さて、昨日のまだ暗い早朝から市場はアメ横のような年納めの用品を買い漁る買い物客で賑わった。その中でもマグロの解体ショーのようなものがあって、朝6時からという早さに関わらず、押すな押すなの一般客で溢れた。
早天祈祷があって、私は一時間ばかし遅れて市場に行くと、解体ショーはすでに終了、何匹かのマグロが骨だけと化していた。しかしそれでも骨にわずかに残っている中落ちを、スプーンで丁寧にこそぎ落としている人もいた。市場には雑多な卸商が軒を連ねているだけでなく、喫茶店が二軒、中華や定食、トンカツ店、カレー、寿司などの特徴ある各専門店街がある。市場町に住む私たちは、その恩恵にあずかっている。ただし、店構えは市場内のゆえ、あまり綺麗なものではない。
市場はこのように朝も暗い中から賑わうので、昼近くなって行くと、間の抜けた閑散とした風景になってしまい、基本、市場内にある郵便局以外は用事がなくなってしまう。
早朝、眠い目をこすって市場へ直行、がポイントだあ。
そういうことで、私もこの解体後のマグロの中落ち、即刻買って帰り、朝飯にいただきまーす♪ 新鮮さ極まり、その美味しかったことと言ったら・・ゴクリ!であった。
ケパ