【第3章】
(3)1次関数
集合X,Y ともに実数の集合とする。
関数f:x→y が、y=ax+b (a,b は実数,a≠0) で表されるとき、関数f を「1次関数」という。
(※ y=f(x) のf(x)の形で関数名が付けられる。
例えば、1次式→1次関数、2次式→2次関数、n次式→n次関数、三角比で表される式→三角関数、分数の形で表される式→分数関数、指数の形で表される式→指数関数、対数の形で表される式→対数関数など)
1次関数y=ax+b のグラフ
(性質)
①直線である。
a>0 のときは右上がり、a<0 のときは右下がりの直線
② y 軸との交点は(0,b)
x 軸との交点は(-b/a,0)
③ 傾き(x の値が1 増えたときのy の値の変化量)がaだから、点(1,a+b) を通る。
グラフの作図法
・2 点P(0,b),Q(1,a+b) を結ぶ
・a=n/m とき、2 点P(0,b),R(m,n+b) を結ぶ