カープ君の部屋

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大人の数学教室127(三角比②)

2020-12-08 12:29:40 | 大人の数学教室
【第2章】
(2)三角比の定義

角Cが直角である△ABCを考える。
(図が欲しいが…頂点Aが左下、頂点C が右下、頂点B が頂点C の上にある図をイメージしてください。以下断らなければ、△ABCと表したときは、角C が直角の直角三角形ABC とする)。
頂点Aに対し、
BCを「対辺」、ACを「底辺」、
ABを「斜辺」と呼ぶ。

角A の大きさを決めれば、角A と同じ大きさの直角三角形は相似である。

そこで、三角形の辺の比を考える。

対辺/斜辺、底辺/斜辺、対辺/底辺

これらの値は、角Aの大きさのみで定まる値で、三角形の大きさに関係しない。

対辺/斜辺を、「正弦」といい、
sinA(サインA)と表す。

底辺/斜辺を、「余弦」といい、
cosA(コサインA)と表す。

対辺/底辺を、「正接」といい、
tanA(タンジェントA) と表す。

この3 つを合わせて「三角比」という。

昔、斜辺/対辺、斜辺/底辺、底辺/対辺 と合わせて6 つを三角比と呼んでいたが、それぞれsinA,cosA,tanA の逆数なので、使われなくなった。

△ABC において、
sinA=BC/AB=a/c
cosA=AC/AB=b/c
tanA=BC/AC=a/b である。

三角比は三角形の大きさの関係ない。

斜辺ABが1 の直角三角形ABC では、
sinA=BC, cosA=AC となる
コメント
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