キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

タンギングのやりかた

2005年11月07日 23時14分57秒 | アルトサックス
きょうは昼頃に1時間、夜に2時間くらい家で練習。なぜかすっごい気が重い。やりたい気持ちはあってもいざサックスを持つとなんとな~く憂鬱になってしまう。なので、時間が短め。吹いているうちに疲れてしまい、つい休憩をとってしまうと、そのままずる~とお休みになってしまった。(汗)

それでも課題でもあるメジャースケールの音列を覚えるスケール練習を、12キーで今日もやった。相変わらず最低音部分と最高音部分で音がうまく出なくて、そこで練習が滞ってしまう感じ。それでもどうにかこうにか少しづつだけど、行ったり来たりできるようになってきた。

で、きのうから考えていたことがあって、それもやってみた。それはタンギングでの舌の位置を変えてみるというもの。
レッスンでは先生に「タンギングは舌の先でリードの先を突く感じ。」って教わったけど、
それだと「リードを舌の先で止めることができない。」という悩みがあった。
そのせいで、音の出だしとかスタッカートとか、アクセントで突然、音が出なくなる、もしくは息苦しくなるという症状が、曲を吹くと現れて困っていた。もしかしたらそういうタンギングについても、先生は教えてくれているのかもしれないけど、、、もしかして私、聞いていなかった?(大汗。)

普段、ピアニシモでのロングトーンでタンギングなしでやると、息がピッチも安定して楽な呼吸で、8拍どころか16拍以上伸びるのに、いざ曲になってメロディを吹くと4拍どころか常に酸欠状態になってしまい、まともに吹けなくなってしまっていた。
それで楽に吹きたくて、マウスピースを変えたり、リード変えたり、いろいろと小細工をやってみたけど、どうやら問題は楽器やセッティングにあるわけじゃなく、単にタンギングが下手だという、なんともはやつまらない理由だと知り、ちょっとショックを受けてしまった。

で、今まで音の出だしとか舌でリードを塞ぐ際、リードを下から下で押さえてみたら、すっごく音が出やすくなった。その後もアクセントとかも、なるべくリードの下から押さえるようにして、それを音を出すときに舌を放すようにしたら、今度は呼吸が楽になった。もしかしたらこんなこと、みんなすでに知っていて、やっているのかもしれないと思うと、ちょっと恥ずかしい気持ちにもなったけど、でも、これで明日から少しでも吹いていて楽で、練習が楽しくなれば、それはそれでいいと思った。

おかげで腰が強くて吹けないと思ったリードでも、楽に音が出るようになった。今までずっと呼吸が悪くて音が出なくて、さらにリードのせいで吹けないと思っていたのがウソのよう。だからといって、油断してちゃんと毎日練習しないと、きっとちゃんと吹けるようにはならないんだろうけど。

ちなみに昼間、気晴らしに「ムーンリバー」と「ルパン3世のテーマ」を少し吹いてみた。音符は追えたけど、やっぱりタンギングが問題だと思った。がんばらないと。
コメント (5)
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