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・・・🌺 春はそこまで 🌺・・・

新湯富士・日留賀岳

2012年05月30日 | 関東百名山

新湯富士・日留賀岳(関東百名山:男鹿山系)に登ってきました。

M日旅行のツアーです。 リーダーは、久しぶりに自称カリスマTD:K野さんでした。

今日5月27日は”散歩”、富士へ登ります。

  :登山口

11:00 「新湯」登山口へ、硫黄臭がプンプンする。 いい天気だ。

  :塩原自然研究路の看板

登山道は「塩原自然研究路」を歩く。

   

「新湯温泉神社」に寄って、頭を下げる。 皆、何を祈願したのか?

意外と由緒ある神社のようだった。

   

11:15 硫黄臭の発生源、「爆裂火口」跡。

        :ナルコユリ

 :ツクバネソウ       :大シダ

登山道で見た花。 (クリックすると大きくなります)

   

12:05 新湯富士山頂へ、周囲は原生林に囲まれ展望はない。

        :巨大ナメクジ(5cm)  

ミズナラの原生林の新緑に、ミツバツツジがアクセントに。  

   

 13:00 「大沼」湖畔に、大沼から見た「新湯富士」。なるほど!と納得できる山容だ。

 :ギンリョウソウ     :ギンラン 

13:30 大沼を後にし、「須巻富士=富士園地」までの登山道で見た花。

   

14:40 「須巻富士」山頂へ、といっても三角点はない、「富士園地」の看板があった。

「不動明王」が建っている、正式には「塩原温泉川崎大師厄除け不動尊」とある。

大本山川崎大師平間寺関連の施設だ。

  :今日の宿舎

16:00 今日の宿舎、紀州鉄道那須塩原ホテルへ。

大きな塩原温泉ホテル街、休業した旅館・ホテルが目立つが、驚いたのは、

【1泊2日 6800円~】と書いた看板が道路沿いに表示されていることだ。

  :質素な夕食

20:00 就寝。 

 ********

       (行程:標高差184m、約5km、3時間30分) 

       11:00 新湯登山口 ⇒12:05~12:25 新湯富士山頂(昼食) ⇒13:00 大沼

       14:40 須巻山=富士園地 ⇒15:00 駐車場 ⇒16:00 那須塩原ホテル

 

       日留賀岳へ続く 

5月28日今日は、日留賀岳へ登ります。

  :登山口の小山宅

6:35 登山口になる小山宅に着く、大きな農家、作業場でカブの出荷準備していた。

  :手前が新湯富士、奥が高原山

作業場裏に咲いている「クマガイソウ」の群落です。

          

      (クリックすると大きくなります)

みんな同じ方向に向いて咲いています。 見られているようで・・・。

  

6:45 石の鳥居に迎えられ入山です、竹林には 大きな”筍”が成長していました。

  :林道からの景色

7:40 登山道~林道を歩き終点へ。(中央に塩原温泉、右端に高原山が見える)

  :新緑のブナ林  

新緑のブナ林を行く、足元には”ブナの芽”が・・・。

   :ミズナラの原生林

今日の行程はアプローチが長い、こまめに休憩を入れ、高度を上げていく。

   :ミツバツツジ

新緑にミツバツツジがアクセントに。

  :イチヨウラン     :ミヤマキシミ

  :バイカオウレン   :ヒメイチゲ

木の鳥居(前山)までの登山道で見た花 

  :木の鳥居

9:45 木の鳥居で休憩、樹林越しに日留賀岳が姿を現す・・・まだ遠い!

  :日留賀岳への稜線

前山から日留賀岳への稜線は花が多く咲いていた。

雷がゴロゴロ鳴りだした、”山へ登るのか!”と威嚇するように。

  :ヒメイチゲ    :ワチガイソウ

  :トリカブト     :フデリンドウ

ギョウジャニンニクの群生もあった。  

  :尾根を登る

10:30 稜線から尾根に入る、急登に、 雷鳴もだんだん近くなってくる。

     :ショウジョウバカマ

  :イワナシ

11:00 急登の木の根道に変わる、ショウジョウバカマとイワナシが咲いていた。

山開きは5月12日、山頂にはまだ雪が残っていたというから、このあたりはまだ春?

雨が降りはじめ、雹に変わったので合羽着用の指示、タイムリーだった。

  :急げ!! 

   

11:45 日留賀岳山頂に、雷と雹が降る中、山頂滞在は2~3分、急いで下山。

尾根を駆け、稜線を走るように?降りる。 吹く風も冷たい。

  :オオカメノキ

12:20 場所と時間をえらんで立って昼食、雨は降っている。

  :木の鳥居

12:45 木の鳥居まで戻る、一安心、雷はおさまっていた。

  :さらば日留賀岳

登山道 ⇒林道 ⇒登山道 ともくもくと歩いた。

  :高原山

14:40 小山宅へ、雨もやんでいた。

     :雨に濡れたクマガイソウ

     :行者ニンニクと畑

小山宅でカブの”お土産”までいただき、バスに乗り帰途に着いた。

 ********

       (行程:標高差1169m、約12km、8時間)

      6:25 ホテル発 =6:45 登山開始 ⇒7:40 林道終点 ⇒9:45 木の鳥居

       ⇒11:45 日留賀岳山頂 ⇒12:20 稜線で昼食 ⇒12:40 木の鳥居

       ⇒14:40 小山宅 =ホテルで入浴

  

 

 

 

 

 

 


「金環日食」

2012年05月23日 | 日記

食」

2012年5月21日7時35分「金環日食」を横浜:本牧山頂公園で”見た”

  :雨粒

横浜は早朝”にわか雨”が降った、空を雲が厚くおおっていた。

  :観察場所

7:00 観察場所である「本牧山頂公園:展望台」へスタンバイ!!

(「日食グラス」の延長方向が自宅のある方角)

  :展望台

”志を一”にする同志は15人程度、家族連れ(小学生)と若いカップルが二組。

「日食グラス」を持参している。

      

7:27 「日食」は始まっているが、雲が切れないと見えない。

「日食グラス」では確認できたが、カメラで撮れたのはこの2枚のみ。

「日食グラス」で見えても、カメラには映らないケースが何枚かあった。

 *******

:「金環日食」とは・・・

   太陽の直径は月より倍大きい。だが倍の彼方にある。

   この偶然が双方の大きさをほぼ同じに見せて、皆既や金環日食が起きる。

   金環日食を見た人は、太陽や月と自分が一直線になったのを、実感できたのでは?

    月と太陽の重なり具合から、3つの種類がある。

   1)皆既日食:月が地球に近い時に日食が起きた場合、月が太陽をきれいに隠す。

           (見た目の大きさは 月 > 太陽) 

   2)金環日食:月が地球から遠い時に日食が起きた場合、月が太陽を隠しきれず、

           太陽がリング状に見える。(  月 < 太陽)

   3)部分日食:月と太陽がきれいに重ならず、太陽を部分的に隠す場合。

           金環日食は、特別な部分日食だとも言えます。 

                                                *******

これからもまだまだ使える「日食グラス」という話・・・

 ●2012年6月6日 「日面経過=金星が太陽の前を通り過ぎていく」

  金環日食の半月後、金星が太陽の前を横切る「日面経過」が全国で見られる。

  243年に2~4回の割合でしか起こらない稀な現象。次回は2117年12月なので100年以上も先。

  金星の見かけの大きさは太陽の30分の1ほどで、肉眼でも日食グラスを通して何とか黒い点として

  見えるかも。(7:30頃~13:30頃までの間)

 ●2012年11月14日 「ケアンズで皆既日食」

  オーストラリア北部で、日の出間もない太陽が月にすっぽり覆われる「皆既日食」が起こります。

  サンゴ礁地帯グレート・バリア・リーフを臨むケアンズも皆既日食帯にあります。

  もの2回で「日食グラス」を使えば完全に投資は償還可能?

  ちなみに日本では

 ●2030年 6月 1日 北海道で金環日食、全国で部分日食

 ●2035年 9月 2日 能登半島~北関東で皆既日食、全国で部分日食

 ●2041年10月25日 近畿北部~東海で金環日食、全国で部分日食

                            あと何回見られるかな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

  

 

 


吾妻耶山~大峰山

2012年05月22日 | 関東百名山

5月20日(日)吾妻耶山(関東百名山)~大峰山を歩いてきました。

M旅行主催の日帰りツアーです。

  :仙岩峠登山口

関越道水上IC⇒一般道を経て、10:30 仙岩峠登山口へ。

  :晴天です。

エンレイソウが多かった登山道、を”ヒル”の話をして歩いていたら・・・

  : ヒル 

尾根道に出て休憩、落ち葉の中から顔を出していた。

ヒル警報発令- - -(ネットの情報は正しかった!!)

  :仏岩

11:05 仏岩(説明の必要はない)新緑が眩しい。

 :ブナの芽    :エンレイソウ

     (クリックすると大きくなります)

尾根道を歩く、シャクナゲが出てきた。

蕾もあるし、咲いているものも少ない。よく言う外れ年か?  

  

11:40 ここから約20分、急途を登る、木の根に滑らないように注意して。

   

振り返ると、谷川連峰が顔を見せる。

              

           

登りきると雪渓が残っている場所へ。

ここから山頂までは、キクザキイチゲ、アズマイチゲ、スミレのミニお花畑、ここはまだ春? 

  :吾妻耶山頂   :上州武尊山

12:25 山頂。まずは谷川連峰の眺望を御覧下さい。

       

                                               

左から苗場山・大源太山・平標山(たいらっぴょう)・仙ノ倉山・万太郎山・谷川岳(遠く巻機山)

    朝日岳・笠ガ岳・白毛門と見える。まさに谷川岳の展望台だ。

   

山頂には3つの大きな祠がある、それぞれ寄進した村の名前が刻まれている。

笠の部分には「六文銭」=真田家の家紋が刻まれている。

祠にも悲しい過去が・・・(後述する)

吾妻耶山の由来は、山容が特異な四角形をしており「四阿造り」の屋根に似ていることから命名されたとある。

昼食を食べる、”晴天・眺望”は何にも代えがたい「おかず」になった。

 :赤谷越峠 

大峰山へは一度下って、登り返す。

        

:ワチガイソウ        :ハルリンドウ                       :ショウジョウバカマ

大峰山の登りで会ったお花たちです。

  :大峰山頂

13:50 大峰山頂、眺望はない、灌木越しに水上の町が見える。

    :ツバメオモト  

大峰山からの下りで咲いていた、こちらはシロバナエンレイソウだった。

  :大峰山登山口

  :大峰沼

14:30 大峰沼へ、浮島・湿原がある、「バードウォッチング」が楽しめる。

     :ウスバサイシン

15:00 林道を下り、バスの待つ駐車場へ。ウスバサイシンが2輪咲いていた。

「真沢の湯=さなざわ」で汗を流し、新宿への帰途に着いた。 

 ********

     (行程:標高差484m、約9.7km、4時間30分)

      7:45 新宿駅西口=水上IC= 10:30 仙岩峠登山口 ⇒11:05 仏岩

       ⇒11:40 急途下  ⇒ 12:25~12:55 吾妻耶山頂 ⇒13:50 大峰山頂

       ⇒14:30 大峰沼  ⇒15:00 駐車場 ⇒真沢の湯 ⇒20:00 新宿駅西口  

 ********

 :山頂にある祠の悲しい歴史

   山頂の入口に山門ともとれる石柱が2本立っている。

   1662年に沼田城主真田伊賀守(真田信利)がここに神社を建立したとある。

   この人物はとんでもないやつ、いわゆる悪代官。

   1656年23歳で沼田城主となり、本家筋の信州松代真田家に対抗して、華美を競い、建築や土木に

   巨費を投じたうえ、側役人の妖言に乗って、日夜食の乱交にふけり、藩政を乱した。

   その付けを領民に払わせ、血税(八公二民)を課した。

   それに抗議した茂左衛門(農民)が「領主の非行、領民の惨状を認めた訴状」を作成、

   これを上野東叡山のニセ文箱に将軍宛直訴状を入れ、中山道の茶屋に置き忘れたように装い立ち去った。

   (当時は農民が”お上”に訴える方法は皆無といっていいくらいなかったのだろう)

   これを見た幕府は沼田藩を調査、領主の罪状取り調べとなり、1681年11月伊賀守は閉門を

   命ぜられ、領地召し上げとなった。

   これで茂左衛門が救われ、土地の英雄となれば”めでたしめでたし”となるのだが、そうわいかない。

    一時身をひそめていた茂左衛門が、領内の様子を知りたく、月夜野に戻る。

   本望をとげたうえは自首するつもりで妻に別れを告げ、小袖坂まで戻ると幕府の隠密に捕まった。

   縄を打たれ江戸に送られ、取り調べの上所成敗となり、1682年12月妻とともに月夜野橋の竹の

   下の河原で磔刑された。    (茂左衛門地蔵尊発行のパンフより抜粋)

 *******

    こんな領主が建立した神社だから、純粋な信仰とは縁遠いかも? 

  

 

 

 

 


高鈴山(茨城県)

2012年05月18日 | その他の山

5月17日(木)高鈴山(茨城県日立市)に登ってきました。

高鈴山は、花の百名山(田中澄江著)センブリ(リンドウ科)で紹介されています。

  :案内です。

常磐線日立駅から、日立電鉄バスで御岩神社バス停に向かいます。

  :御岩神社の看板

9:10 「常陸最古の霊山」御岩神社へ・・・。 (クリックすると大きくなります)

       

:シラー(カンパニューラ)   :ハナイチゴ         :カキツバタ

民家の脇に花が咲いていました。

  :御岩神社入口

9:15 ここから「御岩神社」へ

水戸光圀が「大日本史」編纂にあたり、祈願したといわれる由緒ある神社。

  

「大仁王門」、額には「萬世泰國」の字が。

  

御岩山の三本杉。

  :今日のパートナーです。

境内に咲いていた花たちです。

      

:シャクナゲ(もう終わりみたい)            :ナナフシがいます  :シャガ       

  

:ショウジョウバカマ    :スミレ

  :心を洗って

9:30 神社の裏から登山道(奥ノ院への参道)が始まります。

  :薩都神社

      

登山道にはホウチャクソウ・チゴユリが多い(というかそれしかない)

  :新設の標識

賀毘礼神社(奥ノ院)はみるも無残に荒れていた(写真なし)

  

ここから御岩山(神山)への登山道は、震災の影響で岩が不安定で「迂回せよ」の指示。

大きな岩が続くので「イワウチワ」が楽しみだが、終わっているとの判断で素直にトラバース。

新緑にヤマツツジが彩やかだ。

  :御岩山(492m)

10:15 アセビに囲まれた御岩山頂、眺望はない。

   :ギンリョウソウ

アセビの密林帯が続く。

  :山頂

10:45 東屋を経て、林道(舗装)を歩き山頂へ。

      

:案内板            :雨量レーダー設備    :周囲案内板

山頂にはなぜか「クマンバチ」が飛んでいる、刺されてもこまるので早々に退散。

   

展望台からの眺望  :太平洋も見えず

四辻までは舗装林道歩き、ここで会った花以下に紹介します。

       

:ヤマツツジ         :ダンディ・ライオン     :馬酔木

  :四辻分岐(実際は五辻だった)

11:20 四辻分岐へ、①助川城跡を経て日立市内へ ②大角矢南林道で日立太田市へ

     我々は③大角矢林道で本山キヤンプ場へ下った。

12:05 県道へ出たが、バス時間までは30分あったので、県道を約3km下った。

  :一本杉バス停

     

12:40 大雄院事務所前バス停に着いた。

バス停後ろは「ある町の高い煙突:新田次郎著」のモデルになった、工都日立のシンボルとなった

「大円突」が見える。

「大煙突」を紹介しよう。

日立鉱山は、足尾銅山、別子銅山(愛媛県新居浜市)、小坂鉱山(秋田県小坂町)と並び日本四大銅山

の一角を占めており、銅の生産で栄えた町でした。

足尾銅山の公害、渡良瀬川を汚染させた「足尾鉱毒事件」は日本の公害の原点とされています。

日立銅山も例外ではなく、鉱毒水のため、水田の8割で稲の作付ができなくなった。

対策として、一部を買収、一部には別の水源から用水路を設け、水引く等対策で耕作が可能なまでになった。

 残ったのは、製錬所の煙突から出る、近隣の農作物に影響を与える煙害問題。

対策として1914年に155.7mの煙突が建設されました(当時世界一)これをテーマに書かれたのが

「ある町の高い煙突」という小説です。

********

    『ある町の高い煙突は、ただ高いだけではない

         住民とともに苦しみ、自らの手で解決した、企業の強い責任感があった』

                                         と結ばれているようです。

                                                                   ********

この煙突は1993年2月19日の突然の強風のため、折れ上部2/3が倒壊してしまった。

今の残っているのはその残骸です。

 また、日立鉱山は、煙害の被害を受けた山々に独自の植林を行った。

煙害に強い樹木としてオオシマ桜も植えた。高鈴山にオオシマ桜があるのは、このようなストーリーがあったのだ。

現在の日立鉱山は日本鉱業に引き継がれ、銅箔を生産する工場として稼働している。

  :日立駅前のモニュメント

14:44バスで日立駅に戻り、昼食後帰宅に着いた。

 

    行程(標高差343m、約10km、3時間30分)

      8:40 日立駅バス停発 ⇒9:10 御岩神社バス停着 ⇒9:30 御岩神社

       ⇒10:15 御岩山頂 ⇒10:45~11:00高鈴山頂 ⇒11:20 四辻 ⇒12:05不動滝バス停

       ⇒12:40 大雄院事務所前バス停発 ⇒13:00 日立駅バス停着

 

 

        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


鳴神山

2012年05月13日 | 関東百名山

5月12日 鳴神山:(群馬県桐生市、標高980m)に登ってきた。

  :織姫バス(200円均一料金)

JR(京浜東北・常磐・両毛線)私鉄(東武スカイツリー線)を乗り継いで、

9:00 桐生駅北口から「織姫バス」に乗って9:35吹上バス停に着いた。

     

ウツギの皆さんです。  (小さい写真は”クリック”すれば大きくなります)

     

:レンゲソウ       :オダマキ(栽培種)    :セイヨウキランソウ(栽培種)   

バス停から 駒形登山口までは舗装道路を歩く、豊富な野草に退屈はしない。

  :林道は工事中

9:55 駒形登山口に着いた。

            

右側は沢、水量も多い、二輪草の(小)群落が。  

 :鳴神山自然探索路の標示(カッコソウの案内も)

植生が豊かな鳴神山、ナルカスミレ(固有種)カッコ草(絶滅危惧種指定)などがあるので、

わざわざこの看板が。看板の有無に拘わらず、植物採取は禁止だが・・・。

  

地元作成の標示板、登山口 ⇔  山頂まで ”歩数”で標示されている。

  

登山道は沢筋から沢を歩くところもある。

      

:二輪草          :ヤマブキソウ

  :中間点

10:30 中間点に、汗を拭き々々登ってきたので、水分補給して先へ行く。

    

:ヤマツツジ                       :ミツバツツジ

新緑の中で、ヤマツツジの赤は目立つが、木は少ない。

  :深い谷に

水は枯れ、深い谷を登って行く、傾斜もきつくなる。

        

:カタクリの葉が                     

  :肩の広場

10:56 肩の広場に、鳴神山のターミナル、山頂までは125mとある。

    

:雷神神社(山桜が咲いている)            :狛犬(神社の守護獣)2態、狼にも見えるが。 

  :最後の登り

桐生岳への最後の登り、かなりきつい。

  :山頂標示板(眺望が360度あるので大変!)

11:03 鳴神山頂、晴天もあり眺望は素晴らしかった。

鳴神山:小さな双耳峰で東峰は桐生岳、西峰は仁田山岳と呼んでいる、眺望は東峰がいい。

 :日光連山    :上州武尊

 :浅間山     :八ヶ岳    :赤城山  

山頂のアカヤシオは終わっていた。 昼食・・・。

  :西峰仁田山岳

仁田山岳山頂はツツジに囲まれ眺望はない。アカヤシオが多いのか今は葉しかない。

     :ヒメイワカガミ(白い!!)

椚峠へ降りる岩場にヒメイワカガミが咲いていた。

   

11:35 椚峠(大滝登山口及び赤柴への分岐)、カッコソウ保護地への分岐でもある。

      

カッコソウ(勝紅草):別名キソコザクラ。サクラソウ科の多年草で、楕円形の葉に白毛があり、

  4~5月にやや薄い紅紫色の花を付ける。本州ではここにしかない。

杉林の一角に保護地はあった。管理人(ボランティア)がおり説明してくれた。

どこにでもあるサクラソウの印象、言われなければわからない花だった。

  :現地杉林

椚峠に戻り、赤柴経由で駒形登山口へ戻った。

12:08 赤柴登山口へ、ここから約1時間の林道を下った。

      

:トウゴクサバノオ     :ホウチャクソウ       :ラショウモンカズラ 

        

:スミレさんたち、「ナルカスミレ」は見付けられなかった。

    :山わさび       

退屈な林道下りを、楽しくしてくれた野草の皆さんです。

  

道端にあったお墓、尼さんの名があった。

      

民家の庭に栽培されていた「クマガイソウ」・・・なかなか逢えない花。

13:10 吹上バス停着、13:25 織姫バスで桐生駅に戻る。

**********

    (行程:標高980m、約10km、3時間30分) 

    5:20 山手駅発  日暮里乗換え  6:39 北千住乗換え  足利市駅 

    8:38 足利駅(両毛線) 8:53 桐生駅  9:00 (織姫バス) 9:35吹上バス停

     9:55 駒形登山口 ⇒ 10:30 中間点 ⇒ 10:56 肩の広場 ⇒ 11:03~11:20 桐生岳山頂

    11:25 仁田山岳 ⇒ 11:37 椚峠 ⇒ 11:40カッコソウ保護地 ⇒ 12:08赤柴

    12:45 駒形登山口 ⇒13:10吹上バス停

 *****    

  雷電神社:鳴神山は、その雷神上人が住んでいたと伝わり、それが山名の由来といわれている。

   群馬県は雷の多い土地で知られる、宇都宮市は「雷都」の異名さえある。

   雷を鎮める目的で建立された神社も多い。

   ここ鳴神山も、肩の広場にある雷電岳神社が祀られている。

   祭神は大雷大神(オオイカズチノオオカミ)である。 

   「狛犬」は神社の守護獣、一対で向き合うように置くのが一般的。

   ここも狛犬ではなく片方は狼がおかれている。(関東地方に多い”狼信仰”がここでも生きているのか)