陽が昇っても大気の成層は俄かに崩れようとせず、
大地に接した重い冷湿な空気はじっとしたまま時間の経過を待っていた。
新田次郎著による「縦走路」はこんな書き出しではじまる。
今回は「縦
走
路
」の写真をアップしました。
09年8月大雪渓を登って白馬山荘へ泊まり、栂池へ下った。
曇り気味の空が晴れ、この
写真に、この山稜に多く咲くウルップソウ
10年9月夜行バスで一之沢登山口~常念乗越の常念小屋泊まり
翌日常念岳~蝶ケ岳~上高地へ降りた、21km長~い縦走路だった。
晴天の尾根歩き「表銀座の山並みを見ながら歩く縦走路」はお勧めです。
ウメバチソウ
11年7月Ⓜ後立山縦走ツアー、五竜岳~鹿島槍ヶ岳への道
タテヤマリンドウとミヤマコゴメグサ
12年7月Ⓜ赤石荒川三山ツアー、赤石岳への道
「花を見るなら南アルプス」を実感した、クロユリが登山道脇に普通にあった。
クロユリ
~中略~輻射熱は天と地から三人の登山者を攻めた。
日射は帽子を焼き、頭と帽子の間隙の空気を膨張させた。
乾いた道路からの輻射熱は、衣服に包まれた皮膚にまで触手を延ばそうとしていた。
照り返しの乱反射は眼に痛かった。
彼ら三人は苦難を黙々と受けながら、忍従の一歩一歩を高度差と戦いながら運んでいた。
16年9月北穂高~涸沢岳~穂高山荘~奥穂高岳へ
大キレットの先に槍ヶ岳が、
素晴らしい
眺望でした。
イワツメクサ
涸沢岳~穂高山荘~
奥穂高への稜線
17年7月二度目の聖岳へ
イワベンケイ
17年10月秋の八ヶ岳へ、赤岳への登山道
チングルマの紅葉
17年9月横尾山荘~南岳~中岳~大喰岳~槍ヶ岳へ
中岳から見た大喰岳を経て
槍ヶ岳への縦走路
トウヤクリンドウ
18年7月、三度目の北岳は御池小屋~小太郎山~北岳~北岳山荘~広河原
北岳から見た北岳山荘と間ノ岳
タカネテンマ
小太郎山、谷を隔てて甲斐駒の雄姿が
チョウノスケソウ(チングルマの仲間)
18年8月白馬三山縦走~不帰の剣~唐松岳へ
天狗小屋~
不帰の剣への縦走路(五竜岳~鹿島槍ヶ岳が見える)
コマクサ
19年8月白馬大池~雪倉岳~朝日岳~蓮華温泉へ降りた
雪倉岳の中腹から見た白馬三山からの縦走路
シロウマアサツキ
ジャンクションピーク(西穂高岳)
双六平~(天国の道
)
爺ケ岳
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8月4日~3泊4日で「鼠径ヘルニア」治療で入院します。
弱くなり開放された部分をメッシュシートで補強します。
みなと赤十字病院にお世話になります。