ブログはじめました!(since2012,feb)

・・・⛄ 冬がやってきました ⛄・・・

高水三山

2016年09月27日 | 関東百名山

9月26日(月)高水三山(奥多摩)を歩いてきた。  

高水三山は(高水山・岩茸石山・惣岳山)を云い、奥多摩ハイキングの入門コースとして歩かれている。

我々も2005年にツアーで歩いている。

17 高水山 ‡ ツルリンドウ

 私は東京に生まれ育って、ふるさとの山を持たない。

しかし、生涯に数多く登って、もっとも歩き馴れ、その渓流、山道に親しんだ山、

 ふるさとのように思える山と聞かれたら、高水山と答えたい。

~中略 高水山には春も秋も登ったが、春はアケボノスミレ、エイザンスミレ、ヒトリシズカ

ハナネコノメ、センボンヤリ、ヤマルリソウなどが殊に目立ち、秋はツルリンドウの赤い実を

見つけるのがたのしみであった。花より実がきれいな草があるけれど、ツルリンドウは、

こんなに細かい草がと、びっくりするほど大きく赤くつややかな実をつける。

                                        【田中澄江著:花の百名山】  

 御岳駅で降りた登山者は、皆「御岳山」へ向かった。

10:40 ここから登山道(慈恩寺横から)

慈恩寺の裏山?線香の臭いが残る登山道、連日の雨で足元は緩い

       

キノコ協会の皆さん(今回は団体です)

ほぼ檜の植林帯を歩く。

:関東ふれあいの道

御神木」、ここまで登ると杉の巨木が目立つ

少し先にあった大木の祠

   

:オクモミジハグマ      :カシワバハグマ 

葉が、柏の葉に似ていて、頭花が「白熊(はぐま)」に似ているという意味の命名。

「白熊」は、 仏具のほっす(払子)に使われるヤクの尾の毛のことで、

 多くの糸状の花被片からなる頭花を例えたもの。                                   

なお、「かしわ」は「炊ぐ葉」から転訛したものと言われ、

 食べ物を盛るなどに使用したことによる。 

12:05 惣岳山(756m)昼食です

鬱蒼とした杉の巨木に囲まれた青渭神社奥ノ院(何故か金網でガードされている)

岩茸石山へ、今日最大の難所、露岩と木の根に滑らないように・・・

   

:ヤマハギ           :アキノキリンソウ

馬仏峠の鞍部を巻いて行くと東に視界が開ける、岩茸石山か?

岩がみえてきた、山頂は近い

                 

13:00 岩茸石山頂に(2度目、棒ノ折からの下りで一度来た)

   

:曇って眺望はこの通り 

岩茸石山を巻くように下り、緩やかな稜線歩きを行くと山頂直下へ

注視して歩いたがここまでツルリンドウは見なかった、そろそろ・・・

かろうじて一つ見つけた、まだ蕾、実はこれから

 :ツルリンドウ

山地の木陰に生える多年草。茎は細長く、地面や草木にからんで長さ40~80cmになる。

葉は対生し、葉の脇に淡黄色で長さ3cmほどの花をつける。

果実は液果(果皮が多肉で汁液に富み、内部に種子をもつ)で、

残る花冠の上に突きだし紅紫色に熟す。花より実の方が目立つ。 

13:35 高水山頂   

   

:シキミ            :  

常福院は真言宗の古刹、本尊は浪切不動尊この「不動堂」に安置されている。

鎌倉時代の武将、畠山重忠の持仏であったとか。(畠山氏の本拠は秩父)

      

:山門から見た古刹   

常福院までの(距離を伝える)石碑でした

もうです

:平溝川

14:40 登山口に、(三合目の石碑がある)

(平溝川)の堰堤を下って、「平溝通り」へ

   

:シュカイドウ      :カラスビシャク(ピンと伸びた背筋真似できない) 

:キバナコスモス

薄紅のコスモスが秋の陽を・・・

15:06 軍畑駅着、休むまもなく15:07の青梅線で帰途に着いた。

軍畑とは中世(鎌倉時代)の古戦場の跡だという。

      

アップです                     

          行程:標高差561m、9.3km、約4時間 

       10:40 惣岳山登山口 ⇒ 12:05 惣岳山・青渭神社奥ノ院(昼食)

        ⇒13:00 岩茸石山 ⇒13:35 高水山 ⇒14:00 常福院

        ⇒14:40 登山口(三合目) ⇒14:50 高源寺 ⇒15:06 軍畑駅

**

浴室乾燥機

9月に入って晴れた日は2~3日しかないとの話。

洗濯物の乾燥どうしていますか?

我が家は8月中旬に浴室をリフォーム、強力な浴室乾燥機をオプションで設置しました。

これがフル活動の活躍、秋雨前線に充分対応しています。


ドキュメント

2016年09月23日 | 山登り

昨日、菜畑山(なばたなうら=山梨百名山)へ行く予定だった。

朝目が覚めたら雨音がする、合羽きて日帰り登山はと考え、中止とした。

さてと・・・記録の整理を試みた。

 

山渓カラー名鑑【日本の山1000】:1991年、山と渓谷社発行

この本は知る人ぞ知るバイブル、今は絶版になっているので手に入れるのはむずかしい。

(amazonでは高い値段で取引されている)

私はこれをブックオフで1000円で購入した。

・・・このシリーズ【日本の野草】、【日本のやま100】と計三冊持っている・・・

登った山をつぶしてトしてみた。

北海道  /102  東 北 /163  関東  /106

甲信越  /131 日本アルプス /77 東海・北陸 /100

近 畿   /104  中国  /88 四国 /57 九州 /72

トータル  山 1/4程度しか登っていない。

* 

次は関東百名山(山と渓谷社が選定したよ)

その経緯を知らない人が多いから、結構問題もあるみたい。

例えば 99天園(鎌倉)、地方の人が来るけど解らないといって帰るらしい。

山のピークではないから、わからないのは当然なのだが。

 

クラツーに参加した時もらったリスト、までこなした、1~2年で達成可能か?

・・・昔はどこのツアー会社でもこのようなリストをくれた・・・

残るは①白砂山 ②妙義山 ③御荷鉾(みかぼ)山 ④子持山 ⑤太郎山

    ⑥女峰山 ⑦袈裟丸山 ⑧根本山 ⑨高原山 ⑩和名倉山 ⑪天上山(神津島)   

             マ-キング 今年中に予定している

** 

「山梨百名山」こんな手帳を観光協会が配布している。

https://www.yamanashi-kankou.jp/nature/hyakumeizan/

10,25,50,75,100 と証明書も発行してくれる。

 

カウントしたら登っていた。

山梨百名山、結構難しい山がいくつかあるので達成は 

***

ミックスバジルそろそろ植え替えが必要 


北穂高岳~涸沢岳~奥穂高 3)

2016年09月16日 | 日本百名山

◆9月13日(火) 横浜へ帰ります。

 未明から予報通り、ザイテングラードを駆け下り、上高地バスターミナルへ。

6:13 穂高山荘を後にしました。

7:00 ザイテングラード出口、雨の中慎重に「駆け」降りた。

ナナカマドも雨に濡れていた。

      

:チングルマ         :イワヒゲ            :シラタマ  

7:43 涸沢小屋(止)

8:30 Sガレ(屏風岩の崩壊地)

9:30 本谷橋、水量は増えていました。

屏風岩、霞んでます。

9:50 横尾、上高地までと槍ヶ岳の距離は同じです

10:50 徳沢、ソフトクリームを食べる余裕はない。

11:40 明神館、小休止

12:15~13:50 小梨平キヤンプ場で入浴(温泉ではない600円也)

 帰る準備に時間をかけて食、上高地バスターミナルへ

河童橋、小雨だったが人(観光客)はそれなりに出ていた。

15:00発の「さわやか信州号」で帰途に着いた。  

 

9月11日 上高地  ⇒ 涸沢小屋へ、【14.8km、約6時間】

  12日  涸沢小屋 ⇒北穂高岳 ⇒涸沢岳 ⇒穂高山荘 【3.5km、5.5時間】

        穂高山荘 ⇔奥穂高岳 【1.1km、1.25時間】

  13日  穂高山荘 ⇒涸沢 ⇒横尾 ⇒上高地 【16.6km、6時間】    

      3日間、何のアクシデントもなく無事終了!!!!!  

**    

パートナー T﨑 さんを紹介します。   

◇68歳から登山を始め、現在76歳。 (誕生日は山の日)

◇ここまで9年間での山に登ってきた。

◇日本百高山リストにある3000m以上の山、21山の登攀にも挑戦。

 今年は⑲前穂高岳、⑳北穂高岳と登り、残すは南アルプス㉑聖岳。

 来年挑戦予定です。(私もこの眼で見るため、同行予定)

◇ちなみに70歳で槍ヶ岳完登、75歳で槍ヶ岳完登

 そして80歳(2020年)で3回目の槍ヶ岳にもチャレンジ予定です。

           ・・・・・ 元気なおじさんです ・・・・・ 


北穂高岳~涸沢岳~奥穂高 2)

2016年09月15日 | 日本百名山

モルゲンロート

◆9月12日(月) 晴れてます。

 今日は涸沢小屋~北穂高岳~涸沢岳~穂高山荘⇔奥穂高ピストン

 メンバーは一人増えて(岐阜在住:Dr S埼)3人でアタックです。

6:30 (嘘の)ように空、「北穂沢」のガレ場の中を行く。

 お花畑だが終わっている、もう山は秋です。

 (ジグザグの登りかなりきつい)

涸沢カール(正面に前穂高岳)

高度を稼ぎ、ハイマツ帯に(正面に北穂高岳と北穂小屋が見える)

簡単な鎖場を登って南陵に取りつく

東側の眺望 (正面に常念岳、右手前は屏風ノ頭)

紹介します)北穂高岳です。

西側の望、右に涸沢岳、正面が奥穂高岳、ジャンダルムも見える。

8:40 南峰(分岐)涸沢岳 北穂高岳

南峰を巻いて「松濤:まつなみ岩のコル」へ、北穂高岳へ最後の登り

8:50~9:30 山頂、かってない眺望を楽しんだ。

「大キレット」、リッジに取りついている登山者が確認できる。

の中「笠新道」から登った)笠ケ岳

大キレット~南岳~中岳~大喰岳~槍ケ岳と続く稜線です

   

                :イワツメクサ

北穂高小屋でコーヒーを飲んでゆっくりした。

今日のコースはここからが本番、涸沢岳へ向かう。

滝谷(飛騨側)に①ドーム、②ツルムを右に見て、「最低のコル」へ下る。 

 ①ドーム:いただきが半球状の峰 

 ②ツルム: 岩稜上に突き出た岩塔の事。 

奥壁バンドのトラバース、滝谷から見た槍ヶ岳 

 バンド: 岩壁の中段にある段差(平らな所)で、ある程度の幅があり、横に長く続いているもの 

鎖場も最小限付けられている。

   

10:40 「最低コル」涸沢岳への急な岩登りが始まる。

 岩にマークされた「〇」を探して登る。

涸沢岳が見えた、2段目の尾根道です。

      

:シコタンハコベ       :イワギキョウ        :トウヤクリンドウ

緊張を強いられた岩登り、気持ちが癒えるひと時です

11:45 涸沢岳頂です。

山頂裏、恐・恐・

奥穂高岳とジャンダルム (西穂高岳は雲に隠れて最後まで姿を見せない)

12:05 穂高山荘に着いた、ほぼ予定通り。

(塩のタップリ利いた)味噌ラーメンを食べて、Dr S崎と二人で奥穂高岳をピストンします。

           ・・・ T﨑さんはお疲れ休み ・・・

12:50 奥穂へ、空は曇ってきた。

   

:ライチョウを探せ!!   :

13:25 奥穂分岐、雨もポツポツ落ちてきた。

今回も小雨、前回は雨でした。

ジャンダルムへの稜線

  

14:00 穂高山荘へ戻る、雨もやまない。

夕食です、今日もメインディッシュ。

:山の天気

12日17:00発表の天気予報(岐阜県高山市)

 秋雨前線の影響(動き)で、の予報です。

 明日は上高地へ下るだけ、晴れれば奥穂~吊り尾根~岳沢ルート(6時間)、

 雨ならザイテングラード~横尾経由で上高地(7時間)です。

 ザイテングラードで事故もあったと聞くし、そんなことを考えながら就寝です。

              

 未明は飛騨側からの風、夜明けには屋根を叩く雨音が、「不安」を助長しました。

 ここまで想定以上に、順調に推移しているので・・・月夜ばかりじゃないよ?

             行程:標高差900m、3.5km、約6時間  

     6:30 涸沢小屋 ⇒ 7:30 南稜取付 ⇒ 8:40 北穂分岐 ⇒ 8:50~9:30 北穂高岳頂

      ⇒10:40 北穂分岐 ⇒ 10:40 最低コル ⇒ 11:45 涸沢岳 ⇒ 12:05 穂高山荘(昼食)

      ⇒12:50 ⇔ 奥穂高岳ピストン


北穂高岳~涸沢岳~奥穂高 1)

2016年09月14日 | 日本百名山

9月10日の夜行バスで上高地へ、北穂高~涸沢岳~奥穂高を縦走してきた。

(7月26~28日 岳沢~前穂~奥穂~涸沢岳~北穂縦走を試みたが、悪天候で前穂ピストン

  のみで撤退した。今回、前穂を外して、コースを逆に歩いてきた)

◆9月11日(日)今日は上高地~涸沢小屋まで歩く。

 5:20 上高地バスターミナル、空はている、朝色を食べて、

 5:40 出発、(明日は雨の予報)今日は何とか行けそうだ!!

上高地食堂

河童橋から眺め(おなじみの

焼岳(が映えてきた)

6:35 明神へ、青空に明神岳(穂高岳)

7:30 徳沢、ソフトクリームを食べている人もチラホラ見かけた

7:40 新村橋、涸沢への「パノラマコース」起点(横尾経由より2時間短縮可能)

      

:センジュガンビ       :コウシンヤマハッカ    : 

9:35 横尾(半分歩いてきた)

ここで休憩していると、長野県警の職員が登山注意のアドバイス。

今日も北穂高岳で事故があったと。

「登りですか?下りですか?と」聞いたら詳細不明。

滝谷をロッククライミングしていて落ちた(即死)という話だった。

我々が行く「ノーマルルート」ではなかった。

      

:ミヤマキオン        :トリカブト           :ツリフネソオウ 

屏風岩、取りついているクライマーは見えなかった

9:35 本谷橋 (ここから登山道です)

 樹林帯、ガレ沢をトラバースしながら登っていく、足場は悪い    

下山時撮影

Sガレ、突然現れた岩の崩壊地「落石危険」素早く渡る・・・

涸沢岳が姿を見せました。

紅葉はこれからです。

11:10 小屋分岐(パートナーT﨑さんです)

涸沢小屋は目前です。

11:30 涸沢小屋着(背景は前穂高岳)

(明日の予報はよくない、今回は何としても北穂高へ登りたいので、

 このまま北穂高岳へとも考えたが、T﨑さんの体力を考慮し、予定通り涸沢小屋泊に)

   

コーヒーと「草餅」、「おでん」にビールで時間をつぶします。 ↓ 明日の準備も

学習しました。

飛騨側から雲が流れています。(左 ⇒ 右へ)

夕食です、今日はシチューでした。

明日の予報(松本市)は曇り、降雨確率は90%、雨マークは18:00から・・・

(12:00の予報、雨マークは12:00からだった、今日の空が、少し長く続くようだ)

明日の晴れを祈ってこんな夢を見ました。