:@三ノ塔
1月11日表尾根(三度目)から塔ノ岳へ行ってきた。
9:15 ヤビツ(矢柩)峠:800m
矢櫃とは矢の容器で、武士が刈や戦いの折に背負ったもの。
峠道改修の折、峠付近から矢櫃が数多く発見された。
戦乱の昔、武田と北条の戦いが丹沢でも何度かあった証左。
臨時も出たがその8割の乗客は大山へ
9:30 林道を1.5km降りて表尾根登山口
二ノ塔、三ノ塔 @大倉
杉林〜冬枯れの灌木帯へ
冬眠動物 の紹介を
大山です
もうすぐ二ノ塔
10:25 二ノ塔:1144m(大平山もしくは鷹休み山)
ここの「塔」は山の呼称の塔ではなく、麓の唐子明神が南にのびる山稜に
灯す”ご神灯”、この灯りが転化したものと推測される『三ノ塔』も同様
三ノ塔です、下って上り返し
10:40 三ノ塔:1205m 眺望が開けます
表尾根の尾根道、左下)烏尾山 中央)塔ノ岳
アセビのみが元気です
木道が再整備されてます
お地蔵様も冬装束
ガレの下り、要注意
オヤマボクチ:冬
11:10 烏尾山:1136m カヤトとクマザサの山頂
塔ノ岳まで2時間半とある
11:30 行者岳:1209m
丹沢は修験者によって開かれた山が多い。
表尾根は、修験者の「峰入り」のコース、神仏にちなんだ山名を残している。
三ノ塔、新大日、尊仏山(塔ノ岳)それとこの行者岳。
唯一の岩場を持つ「行場」でもあった
12:25 新大日:1340m
北上する表尾根が西に屈曲するところで、東に長尾尾根を伸ばしている。
茶屋跡は整備され、その存在さえも確認できない。
13:00 塔ノ岳:1409m
「塔ノ岳〜この山の中腹に土俗黒尊仏と唱ふる大石あり、高丈八尺ばかり、
その形座像の仏体に似たり、故にこの称あり、この山を他郷にては、尊仏山」と唱う。
【新編相模国風土紀稿:巻十六足柄上郡より】
昔から立岩を「お塔」と呼んで信仰の対象とした。お塔のある山だから『塔ノ岳』となった。
が出てきた
鍋割尾根 南アルプス 丹沢山
13:10 大倉尾根を降ります
13:30 花立山荘
丹沢”特許”の木段
14:00 堀山の家:大倉尾根中間点大倉
🍂 🍃
まだまだ 木段が続きます
14:30 一本松
14:40 見晴茶屋
観音茶屋へ最後の上り
観音茶屋、「丹沢の門」フッキソウ
もうすぐ大倉BS
ミツマタ、雨がすくないので葉が枯れかかっている
マンリョウ(赤)と(黄色)センリョウ
ロウバイ(山茶花と主役交代)です
15:15 大倉BS着
行程:累積標高差1346m/14km/6時間
9:15 ヤビツ(矢櫃)峠BS
9:35 表尾根登山口
10:25 二ノ塔(灯):1144m
10:40 三ノ塔(灯):1205m
11:10 烏尾山 :1136m
11:30 行者岳 :1209m
12:25 新大日 :1340m
13:00 塔ノ岳 :1490m
13:30 花立山荘
14:00 堀山の家(大倉尾根中間点)
14:40 観音茶屋
15:15 大倉BS
最近ネットでこんな本を見つけました。
かながわの山(山名をたずねて)
植木知司著:かもめ文庫:1979年3月発行
ブログ作成の強いスタッフです、期待してます