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・・・⛄ 冬がやってきました ⛄・・・

満観峰~高草山

2013年01月29日 | 静岡県の山

1月26日静岡まで遠征し、満観峰~高草山を歩いてきました。

メンバーは人、主婦を含むK池さん他名です。

   6:43 JR山手=(根岸線)大船=(東海道線)沼津=(東海道線)焼津

  10:11 焼津駅=(自主運行バス)10:30 高草山石脇入口・・・遠~~~い!!!

  :いい天気

上空は風が強いが、いい天気です。

   :花沢の里駐車場

10:50 バス停から舗装された農道を歩き「花沢の里」駐車場へ、ここが起点になる。

  :竹林

杉と竹林が目立つ花沢の里。

   :ロウバイ

  :軒先の商店

集落の軒先に特産物?が、今日は主婦も一人メンバーに入っており歩を留める。

  :法華寺

11:05 法華寺へ、ここから日本坂峠経由で満観峰へ登る。

  :黄色のルート

我々は黄色で表示されたハイキングコースへ。

  :登山道

杉の植林帯(展望はない)、足元にはシャガが多い。

  :日本坂峠

11:30 日本坂峠へ、東側の展望が一気に開ける

  :絶景

右が駿河湾、静岡市街地、山は浜石岳、遠く伊豆半島の山並み

(静岡県駿河湾一帯の山はこの絶景が保障されている)

   :東海自然歩道

ここは「東海自然歩道」に指定されており、看板も道も整備されている。

   :鞍掛峠分岐

日本坂峠から急な階段を登り、一旦下った場所に鞍掛峠分岐へ。

  :高草山

茶畑越しに見る高草山の遠望(西側)

   :満観峰山頂

12:25~12:45 お茶畑を縫うように登って「満観峰」山頂へ。

強風が音を立てて吹いている、寒~い。風花(雪)も舞っていた。

  :富士山

正面わずかに見える「富士山」強い北風が運ぶ雪雲で霞んでいる。

山頂は広い、が風を遮るものがない。

悴む手で、食べ物が飛ばないようにケアしながら昼食。

北からの強風がうらめしい・・・。

   :鞍掛峠

高草山へ、一旦霜解けのぬかるみを 13:15 鞍掛峠まで下り、また登り返す。

杉の木が風でこすれ「ギーギー」と鳴いている、気持ちのいいものではない。

   :展望地

鞍掛峠からお茶畑を登り返し、杉の植林帯(雑木林)を歩き、展望地へ。

駿河湾の向こうに伊豆半島、風は満観峰に遮られ、おだやかだ。

  :高草山大権現

14:10 高草山大権現とアンテナが印象的な高草山(490m)頂へ

  :山頂の寒暖計

何故か「寒暖計」が1.5℃、風はないがこの気温。

  :東側の展望

ここからは焼津市街を一望できる、東側の展望(手前は花咲山)

  :西側の展望

焼津港から焼津市街地。

  :茶畑

   :茶畑

農道と茶畑を下る、絵になる景色だ。

  :筍?林

春には楽しみな「筍林」あまり手入れはされていない。

  :水仙

  :林曼院

15:15 曹洞宗の古刹「林曼院」へ無事下山!!

15:20 林曼院バス停へ、待ち時間があるので焼津駅に向け歩く。

  :高草山

15:42 坂本南からバスに乗り、焼津駅へ。

東海道線の車窓から”雲の帽子を被った”富士山が姿を現した、でか~~~い。

16:29発の熱海行きに乗り、沼津駅へ

  :名物海鮮かき揚げ(標高15cm)

タクシーで沼津港の魚河岸「丸天」へ、 http://www.uogashi-maruten.co.jp/

  :倒して食べる

840円也、意外にも美味だった。一度お試しすることをお勧めします。

  :刺身盛り合わせ

エビスビールを肴に、こんな盛り合わせも食べました。

19:05発の東京行きで帰途に着いた。

**********

        標高差:490m、約9km、約4時間30分 

        10:30 高草山石脇バス停 ⇒10:50 花沢の里駐車場 ⇒11:05 法華寺

         ⇒11:30 日本坂峠 ⇒12:25~12:45 満観峰山頂 ⇒13:15 鞍掛峠

         ⇒14:10 高草山頂 15:15⇒ 林曼院 15:20⇒林曼院バス停 

         ⇒15:42 坂本南バス停 ⇒15:50 焼津駅

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川苔山(奥多摩)

2013年01月23日 | 関東百名山

1月20日(日)雪の残る川苔山(1363m)を歩いてきました。

奥多摩を代表する人気の山、川苔谷の渓谷美、百尋の滝と見どころ一杯の山です。

川苔谷で「カワノリ」が採れるのでその名前になったと伝えられています。

  :日原川対岸

天候は晴れ、この青空です。

   :林道入口看板

9:35 奥多摩駅から日原行のバスで 9:50川乗橋で下車、川乗林道入口です。

   :川乗林道陽向

川苔谷の”せせらぎ”を聞きながら、林道を登山口へ向かいます。

   :日陰

陽陰はこの通り、”ロック”アイスです。

   :登山道入口

10:40 登山口へ着いた、ここから登山道が始まる。

   :残雪

残雪は20cm程度か、歩くのに支障はない。

   :陰と陽

沢を何度か渡る、淵や小さな滝が散在している。

  :小さな滝

登山道、当然”谷側”は切れているので、油断はできない。

   :杉の植林帯

植林帯の中は、残雪が多い。

   :最後の急登

川苔谷をつめると最後の急登に。

  :百尋の滝遠景

ここを降りれば「百尋の滝」夏とは違う絵だ。

  :百尋の滝

11:30 「百尋の滝」落差30mの直瀑、メインは落ちて(流れて)いるが、飛沫が凍っている。

     落ち口も凍っており、直下まで行けた。

         

:上部             :下部            :対岸? 

昼食を考えたが、日陰で寒い、先を急ぐことに。

  :パートナーK地さんです。

奥多摩の滝ベスト発表します。

  奥多摩には大小約の滝が存在します。

  一番小さいのは落差7Mの直瀑「7Mの滝=火打石谷(丹波)」NO1は・・・

 順位

 滝  名

 水  系

   規  模

 所在地

  1

まぼろしの滝

火打石谷

落差60M滑状

 丹 波

  

七代の滝

御岳沢

落差50M(5段)

 御 岳

  2

タツマの滝

犬麦谷

落差50M(2段)

 日 原

  

白糸の滝

小菅川支流

落差30M一条

 丹 波

  4

天狗滝

千足沢

落差30M滑状

 五日市

  4

百尋の滝

川苔谷

落差30M直瀑

 日 原

  4

大滝

火打石谷

落差30M直瀑

 丹 波

  4

大滝

モクボ谷

落差30M3段

 丹 波

  4

大滝

火打石谷

落差5段30M

 日 原

  4

カロー大滝

カロー川谷

落差30M直瀑

 日 原

 

   :急登の尾根

檜林を巻いて登山道がきってある。

   :深い雪

谷沿いは雪が深い、40cmはあろうか?

  :この青空

夏道ではなく、杉林を越えて横ケ谷平へ向かう。(⇒昭文社の地図にも載っていない)

   :横ケ谷平

13:10 やっと稜線(蕎麦粒山⇔川苔山)に出た!!

  :曲ケ谷北峰

ここを登り、下れば川苔山への分岐茶屋跡だが、まだ大分あった。

   :鷹ノ巣山?

 

   :雪がやってきた山頂

13:45 曲ケ谷北峰 ⇒茶屋跡 をへて、”やっと山頂だ。

   :富士山

山頂で”待望”の昼食、K地さんから自家製パンとシチューの差し入れ、美味しかった。

山頂は風が強く、時間も押していたので(約1時間遅れ)下山。

  :山頂直下の状況

下りは悴んだ手でアイゼン装着し、鳩ノ巣駅へ。

   :積もった雪

南側斜面だが、雪はタップリ残っている。滑るように降りる。

   :杉林

舟井戸(本仁多山分岐)から巻いて降りていく。

ずーーー-っとこのロケーション。(退屈な景色だ)

   :杉林間伐事業(花粉対策?)

この登山道各所でこの看板が目立つ!花粉対策かな?

   :本仁多山登山口

林道に降りると、本仁多山(杉ノ殿尾根)登山口へ。

   :大根ノ山ノ神

16:10 杉の大木に囲まれた「大根(おおね)山ノ神」へ  :飛行機雲

16:00を過ぎると樹林帯内は暗くなってくる。

  :城山?

   :登山口

熊野神社分岐を見送り、棚沢集落登山口へ無事下山。

   :飛び待ち?

花粉がスタンバイしていた。

   :癒される

   :鳩ノ巣駅構内

16:50 「鳩ノ巣駅」へここは鈍行しか停車しない。

ホリデー快速を見送り、17:20 「青梅行き」で帰途に着いた。

***雪の上を歩くと何故か、心が弾む?子供と犬の気持ちがよくわかる ***

           行程:12.3km,標高差1003m,約6時間  

        9:35 奥多摩駅日原行きバス =9:50 川乗橋バス停 ⇒9:55 川乗林道

         ⇒10:40 登山口 ⇒11:30 百尋の滝 ⇒13:10 横ケ谷平 

         ⇒13:45~14:20 川苔山頂 ⇒16:10 大根ノ山ノ神 ⇒16:50 鳩ノ巣駅

           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ものの考え方

2013年01月15日 | 日記

 ”ものの考え方”についての一考察です。

 同じことを聞きしても、人によってまるで違うとらえ方をする。

 そんな愉快な作り話がある。

    ( クリック すると大きくなります)      

 ▼ある企業が発展途上の地に靴の輸出を計画し、市場調査のために社員2人を派遣した。

  1人は「まったく見込みがありません。

   住民はだれも靴を履きません」と報告してきた。

  もう1人はこう言ってきた。

  「無限の見込みがあります。住民はまだ誰も靴を持っていません」。

  ▼『笑いのこころユーモアのセンス=岩波書店』から拝借した話だが、

   2人が部下ならあなたはどちらを買うだろう。

  後者の、悪くいえば能天気、良く言えば前向き思考は捨てがたい。

   

(京都嵐山民芸店にて見つけた”靴=陶器です)

 今の日本に欲しいのは後者のような元気者では、などと思ってみる。

視界は不良でも、ものごとを良い方に、明るい方にとらえる「力」をお互い鍛えたいものだ。

活気と前向きを。                              (1月4日:天声人語より)

 プラス思考・マイナス思考の話です、あなたはどっちですか?

 

 

 

 


思親山(山梨百名山)

2013年01月14日 | 山梨県の山

思親山(1013m)を歩いてきました。

1月13日(日)毎旅ツアーを利用、TDはT村さんとM田さんの2名です。

思親山は富士山の展望地、天候は晴れ、気温は高めの予報、期待は膨らみます。

  :鮎沢PA

  :マイクロバス

林道深くまで入るため、マイクロバス使用。定員一杯できつかった。

思親山(ししんざん)とはロマンチックな名前、こんな由来がありました。

  日蓮宗の宗祖、日蓮聖人が晩年(53歳)で身延山を寄進され、身延山久遠寺を開山します。

  (日蓮宗=法華宗は、32歳で房州(千葉県)清澄寺で開宗、初説法を行っている)

  この峰越しに、故郷房州の父母を偲んだという伝説から命名されたと伝えられている。

   鎌倉時代の話だが、ここから千葉県が見えたのだろうか?せいぜい見えても伊豆半島。

  沼津あたりを見て偲んだということか?日蓮聖人は、久遠寺開山後7年で常陸の国で没して

  いる。享年61歳(満60歳)の生涯だった。

   (現実はともかく”伝説は伝説”として残したほうがいいだろう)

  東名富士川インター =(富士川街道) JR身延線井出駅 =源立寺 =林道出合(510m地点)

     :登山口

11:03 林道出合の登山口へ。

 通常の登山者は、井出駅から林道を歩き、ここまで歩いてくる。(約8.2km、3時間弱の歩程)

 我々は約5kmマイクロバスでカバーしたので、登り3.2kmの楽々登山になる。  

   :杉林

杉の植林帯を歩く、登りの80%はこの登山道。「恩賜林」らしい。

気温は富士川街道で5℃の表示があったからここでは2~3℃くらいか?

歩くのにはちょうどいいコンディションだ。

   :内舟分岐

最初の休憩場所、内舟(うつぶね)駅への分岐。

  :宗教的痕跡1

思親山の宗教的痕跡を探して歩いた。

登りはこの1ヶ所、朽ちてはいるが、「南無妙法蓮華経」と読める。

  :距離標示板

200m毎にこの標示板が設置されている。

  :木洩れ日が

展望はない。右が富士山、左が南アルプス方向になるが。

  :大嶺平から

カタクリの群生地である「大嶺平」から七面山(1982m=ガレている)展望。

   :最後の登り

   :山頂

13:03~13:30 山頂です、誰~~~もいません。

         

クリックすると大きくなります)

  :崎陽軒の弁当

今日の昼食は、崎陽軒の季節弁当”冬”をウーロン茶でいただきました。

  :北西側の展望

北西側の展望、八鉱嶺(1918m)右側か?

  :北側の展望

南アルプスの山、間ノ岳(3189m)か農鳥岳(3026m)か?

  :佐野峠へ

昼食も食べ、富士山も撮った、佐野峠へ下ります。

北側なので、霜柱が、落ち葉に隠れて、おまけに木の階段で滑る。

  :佐野峠

14:10 佐野峠が下に見えてきた、マイクロバスも駐車している。

待ち合わせ場所は佐野峠ではなく、つづら折の林道を下った場所。

ドライバーさんが、ここまで登ってきてくれたのだ。 

   :宗教的痕跡②

「南無妙法蓮華経」の字がはっきり見える、時代物だ。

日蓮宗の痕跡は残っていた、日蓮さんも登ってきたのだろう。

  :佐野峠から

左奥の稜線は天子ケ岳(1330m)か?

   :道の駅冨沢

帰りも道の駅「とみさわ」に寄った、タケノコがシンボルになっていた。

南部町では4月下旬「たけのこまつり」が開催され、生タケノコの直売や、たけのこ御飯の

販売が行われるとか。

   :白鳥山(車窓)

   :篠井山

近くにある山梨百名山、白鳥山(568m=最も低い)と篠井山(1394m)です。

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富士山(呼称と別称)

  富士山の名称は、一般的に地形・信仰などによるものだけでなく、日本第一の

  高度をもち、形態・姿からみても美しい事から日本の山の代名詞的存在でもある。

  したがって故郷の山に「〇〇富士」の名称をつけることは故郷意識の表れだろう。

   したがって、富士山の呼称は歴史的にも変遷があり、高頭式「日本三獄志」には

  36種類の別称が記載されている。

  不二山,布士山,不尽山,不時山,藤獄(ふじか),鳴沢高根(なるさわたかね),常盤山

  二十山(はたちやま),塵山(ちりやま),三重(みえ)山,新山(にいやま),見出山(みだしやま)

  三上(みかみ)山,神路(かみじ)山,羽衣山,乙女小山(おとめこやま),東山(あずまやま)

  竹取山,国深(くにのふか)山,鳥子(とりのこ)山,芙蓉峰(ふようみね),八葉嶽(はちようだけ)

  和合山(わごうさん),御影山,影向山(ようごさん),仙人山,七宝山,四面山,養老山,妙高山

  吹風穴山(ふくかぜあなやま),恋中山,高士山(たかしやま),時不知山(ときしらずやま),穀聚山

  四季鳴山(しきのなるやま)・・・。 

  富士山のみの呼称は19山あり、別称ないし副称的に富士の呼称が入っているものは300を超える

  といわれ,このうち地形図上に「〇〇富士」として記載されているもには57山で,ほかは地域での

  別称または愛称になる。 全都道府県に存在する。   

   富士山の山名由来については諸説が氾濫?しており、必ずしも確定していない。 

                                          (日本山名辞典:富士山より)

   さすが日本一の山ですね。

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             行程:標高差500m,約5km、歩行時間2時間30分

           東名富士川インター =11:03 林道出合(510m地点) ⇒11:55 大嶺平

            (カタクリ群生地) ⇒13:05~13:30 思親山頂 ⇒14:10 佐野峠 

            =道の駅とみさわ =第2東名新清水インター =新宿駅

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鋸山(関東百名山:千葉県)

2013年01月08日 | 関東百名山

千葉にある関東百名山「鋸山」を歩いてきました。

1月6日(日) 8:20 東京湾フェリーで久里浜から浜金谷へ渡る。

  :房総半島

晴れ、波もおだやかでした。

   :富士山

気温が高いので、富士山は霞んでみえた。(40分で浜金谷港へ)

  :浜金谷駅

9:15 JR内房線「浜金谷駅」・・・めっちゃ?!&線

表登山道(浜金谷側から登る)コースは3つある。

①関東ふれあいの道コース(一番整備されている:約90分)

②車力道コース(切った石を運んだ道:約65分)

③沢コース(沢筋を歩き”東の肩”で関東ふれあいの道に合流:約95分)

                         一番マイナーな沢コースを選択した。

  :指導標

「山と渓谷」新年号でも紹介されていたコース、

「登山道や指導標は整備されているとは言いがたく、ガイドブックに紹介されることも

まずないが、それだけに一般コースにはない手応えがある」と記載されていた。

  :右が沢

沢(谷)沿いの荒れた林道、歩くのに大きな支障はない。

   :倒木も愛嬌だ

踏み跡を気にするようでもないが、日陰で寒い。

   :木洩れ日   

日も差してきた。

  :手掘りトンネル

9:55 手掘りトンネルへ、足元も凸凹しており悪いが、ヘッドランプを出すまでもなく、

慎重に通過。

  :杉林

ここから本格的な山道に、登山開始か。

   

岩を削って、登山道にする努力がうかがえる。感謝・感謝!!!

  :露岩の小尾根

安兵衛井戸(かって石切りの職人に利用された)の表示があったが、場所は特定できず。

露岩の小尾根を登る、鋸山最大の難所か?

   :東の肩

10:28 「東の肩」で関東ふれあいの道に合流、小休憩。汗も出ないが・・・。

   :鋸山頂

10:50 関東ふれあいの道を西に向かうと、山頂。

南西側に眺望がある、一等三角点が設置されている。

  :一等三角点

   :眺望

千葉君津方面が見える、黄砂か?茶色いバンドが帯のように伸びていた。

   

一旦下り、「地球が丸く見える展望台」に向かう。

  :CMです

 

鋸山には動物も住み、植物もある(当然だが) という説明。

  :富士山

 11:15~11:30 「地球が丸く見える展望台」に、少し早いが昼食。

 度の眺望が確保されている。

  :久里浜から丹沢

  :伊予が岳

  :保田の街

  :石切り跡

絶壁の急階段を降り、山の北側へ廻ります。

吹き抜け洞窟・岩の回廊を経て、岩舞台(石切り場跡)へ

  :歴史です

自然破壊の歴史ですが、別の建物に今も残っているとの説明。

少し救われた気もしました。

山肌を削ったというよりも”削いだ”というイメージですか。いづれにしても複雑な心境でした。

   :日本寺の看板

12:20 日本寺北口から「拝観料」600円を払って入る。

  :百尺観音

これも驚いた。露岩に大観音石像が彫られている。

昭和41年5月、6ケ年の歳月を費して完成したとある。

発願の趣旨はともかくとして、(個人的には)どうなのと思う。良心とかの話だけど・・・。   :俯瞰図

露岩の切通しを抜け、「地獄のぞき」へ向かう。

  :鋸山ロープウェー山頂駅

12:30 「地獄のぞき」展望台から

  :館山自動車道 

  :日本一の大仏

正式には「薬師瑠璃光如来」総高31.05m(鎌倉大仏:13.35m)でかい!!!

原型は天明3年(江戸時代後期)に3ケ年を費して現在の地に彫刻した。

当時から八丈(約24m)あったというからでかい。

現在のものは、昭和44年6月,4年にわたる復元工事によって再現されたとある。

ありがたみ”とか「威光」とかは感じられない。

  :乾坤山日本寺

13:05 広い境内の石段を”とっとと”降り、山門へ。

 乾坤山日本寺(けんこんざんにほんじ)を紹介しましょう。

 今から約1300年前、聖武天皇の勅語と、光明皇后のおことばをうけて、西暦725年

    高僧行基菩薩(注:よく出てくる)によって開かれた関東最古の勅願所

      (*勅名によって国家鎮護 ・玉体安穏を祈願した社寺)です。

 正しくは乾坤山日本寺と称し、時に帝よりは我が国の国号を冠する「日本寺」の

    勅額(*天皇直筆の額)、宸翰(*しんかん:天子の直筆の文書)を受けたという。

 初めは法相宗~天台~真言宗を経て、徳川三代将軍家光公時世の時、

    曹洞禅宗となって今日に至っている。  (日本寺パンフより引用)

                                    日本語はむずかしか・・・。

  :裏山道入口

   

:菜の花           :水仙  (クリックすると大きくなります)

本来は林道口へ降りる予定だったが、近道を降りてきた。

  :保田駅

13:25 鋸山遊歩道を歩いて、JR内房線保田駅に着いた。

13:28 発の千葉行に乗って、浜金谷駅へ。

 (時間に本しか走っていないローカル線、セーフだった)

  :鋸山北面

 

鋸山の北面は岩が切り立っており、まさに「鋸山」だ。

削られた露岩の姿が痛々しいが。 

 

   :鋸山南面

南面は日本寺の境内になっており、北面とはまったく異にした山容だった。 

14:20発の東京湾フェリーで久里浜に戻り、帰途に着いた。

*****

千葉県の山というと、標高400m以下、山というより丘陵だし、登山ではなくハイキングだ。

ただ海岸から見上げればかなり立派に見えるし、標高数mからのスタートだから登りがい

もある。 今回でかけた鋸山も329mに過ぎない丘陵だが、名前通りの峨々とした姿は東京湾から

三浦半島から見てもすぐそれと分かる個性的な山だ。

千葉県にある関東百名山は5つ、今日で3つ登った。

①鋸 山(329m) ②伊予ケ岳(337m) ③富山(350m) ④御殿山(364m) ⑤高宕山(330m)

**********

            行程:324m、約8km、歩行時間約4時間 

        8:20 久里浜港 ⇒9:00 浜金谷港 ⇒9:27 沢コース登山口

         ⇒9:57 手掘りトンネル ⇒10:28 東の肩 ⇒10:50 鋸山頂

         ⇒11:15~11:30 地球が丸く見える展望台 昼食 ⇒12:00 石切り場跡

         ⇒12:20 日本寺北口 ⇒12:30 地獄のぞき ⇒13:05 日本寺山門

         ⇒13:28 保田駅 ⇒13:40 浜金谷駅 ⇒14:20 浜金谷港 ⇒15:00 久里浜港

                                                               **********