7月21日(土)富士山の View spot 「三つ峠山」に登ってきました。
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三ツ峠山(三ツ峠):1786mを紹介します。
富士急行線三ツ峠駅の北西4.5km。元来、三ツ峠とは「屏風岩」という岩場を西面に持つ頭峰(開運山)
と、西にある毛無山:1740m、北にある御巣鷹山:1770mの三峰を総称した呼び名で、「甲斐国志」には、
三峰山・三嶺山と記されている。また、山頂直下に湧水があるので、水峠と呼び、後に三ツ峠に転じたという。
峠はトッケ(尖峰)が訛ったものである。
古くは信仰登山で栄え、現在でも、八十八大師の石像などその面影をとどめている。
またの名を開運山という西側の岩場は、関東地方最大の岩登りの練習場として、多くの人に登られている。
(出典:コンサイス日本山名辞典)
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梅雨は明けたが、今日の予報は「曇り時々雨」合羽覚悟で、家を出た。
:富士急行線車両
大月から河口湖駅までは富士急行線を利用、”運賃が高いぜよ~”
(大月~河口湖駅間:1110円、三ツ峠~大月間:690円)
:三ツ峠登山口バス停
11:08 河口湖駅~天下茶屋行のバスで約30分、御坂道を走り登山口バス停に着く。
:ガスでこの通り
登山口バス停か舗装道路を歩き、「三ツ峠登山口」へ向かう。
気温は20℃を割っているが、蒸し暑い!!
:登山口の看板
11:30 登山口へ着いた、駐車場は一杯だった。
:クガイソウ :クサタチバナ :ミヤマオダマキ :シモツケソウ
期待通り、花の豊富な登山道だった。
:三ツ峠山荘
12:30 三ツ峠山荘に着いた、雨も落ちてきた。
:甲斐フウロ(固有種) :クルマユリ :アヤメ :シモツケ
:テガタチドリ :ミヤマシャジン :ウスユキソウ
:ネバリノギラン :ヤマハハコ :オオバギボウシ :レンゲショウマ(蕾)
三ツ峠山荘~四季楽園までの登山道で出会った花です。
:三ツ峠山頂
12:50 三ツ峠山頂、昼食、眺望は全くなし。
トットと下山、三ツ峠駅コースへ向かう。
「屏風岩」でロッククライミングを楽しむ連中、結構年配者もいた。
岩場で咲いていた二つの花。
:一字一石供養塔
パワースポットが続く・・・
:八十八大師
現存するのは八十一体、表情はすべて違うといわれる。
天候はこんな感じ、降ったり!やんだり!!太陽は一度も顔を見せない。
14:50 「達磨石」へ、梵語で”アーク”と記されており、これは密教の守護神と呼ばれる
「大日如来」を意味するらしい。密教修業の地であったという証か?雰囲気はあった。
:神鈴の滝道入口
「神鈴の滝」入口遊歩道、チップが敷かれていた。(バイパスしてしまった)
:町営三ツ峠グリーンセンター
15:30 「町営三ツ峠グリーンセンター」で汗を流す。 http://mitsutoge.jp/index.php
パートナーは”酒のつまみがない”とぼやいていたが、いいお風呂だった。
:駅前の看板
(倉見山)にはクマガイソウの群生地がある。
http://www.town.nishikatsura.yamanashi.jp
:三ツ峠駅
16:40 グリーンセンターから約20分歩いて三ツ峠駅へ(可愛い!!)
気温が低いせいか汗もかかなかった。
富士急行で大月駅へ向かい、”ホリデー快速ビュー山梨”で帰途に着いた。
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行程:標高差556m、約9.8km、行動時間約5時間
10:40 天下茶屋行バス ⇒ 11:08 三ツ峠登山口バス停 ⇒ 11:30 登山口
⇒ 12:30 三ツ峠山荘 ⇒ 12:50~13:10 山頂:昼食 ⇒ 13:25 屏風岩
⇒ 13:50 八十八大師 ⇒ 14:50 達磨石 ⇒ 15:30~16:20 グリーンセンター
⇒ 16:40 三ツ峠駅
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