登山撤退の記録
2003年から始めた登山、長いキヤリアの中で何度か撤退を余儀なくされた山がある。
撤退理由はいくつかあるが「
ツアーで天変地異によるもの」が多い。
個人で行けば
強行したケースも十分考えられる。
・・・・・。
▼ 谷川岳:2004年8月7日 『![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0005.gif)
雷にて
撤退』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/8d/54b9e1a894272933176a4ccb92b31d05.jpg)
Ⓢツアーズ主催、谷川岳日帰り登山に参加した。
行きのバス車内では
TDが”谷川岳
雷
注意報が出ています”
との
アナウンス。
ふぅーんと聞いていた。
谷川岳RWで天神平へ、花の見事さに
目をうわばれる。
天神尾根を
時間歩いてまずは「熊穴沢避難小屋」へ向かう
空は
曇っていた、樹林帯を歩いて約1時間「熊穴沢避難小屋」
小休止していると、風が
吹き、怪しい
空に、
も落ちてきた。
合羽かなと考えていると、
雷
鳴
が?
この先は樹林帯を抜けストリップの尾根道が続く。
TDが下山を
決意し、雷鳴に追われながらRW乗り場へ
駆け
下りた。
この時点では雷の恐さを理解していないので、
(自分も含めて)
不満
を口にする参加者が多かった。
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▼甲斐駒ヶ岳:2009年7月26日 『
風
雨
撤退』
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©ツー主催「甲斐駒ヶ岳・仙丈岳」ツアーに参加した。
北沢峠「長衛荘」に
前泊、4:00に出発。
降水確率は午前![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0130.gif)
%、午後![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0132.gif)
%気が
重い。
6:20 仙水峠、鳳凰三山地蔵岳、八ヶ岳が雲海に浮かんで見える。
甲斐駒摩利支天は雲に霞んで見えない。
駒津峰の分岐まで標高差500m、約90分の登りに、雨も降ってきたし、
風も強い。
合羽を着る。足場も悪く滑る、西風が強い、
下
山してくる人たちに出会う。
聞くと出てくる言葉は「風が強くて登山は
できない!!!」
駒津峰は稜線上にある、7:20 そこへ行きつくまでに「
下山します」
の声、来た道を
引き返した。
先日の「トムラウシ遭難事故」も記憶に新しい、納得の撤退だった。
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仙水峠の
夜明け
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/6a/0f456864e4f0d6f07c5a9bd600de596e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0001.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0001.gif)
甲斐駒ヶ岳
追伸:10月
で長衛荘前泊で快晴の甲斐駒ヶ岳を歩いてきた。
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▼鳥海山:2010年7月25日 『
風
雨撤退』
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©ツー主催「鳥海岳・月山」ツアーヘ参加
登山口大平山荘前泊、前日登ったⓂツアーは7合目で
撤退、
山頂小屋泊まりから大平山荘へ戻ってきていた。
5:10 大平登山口へ、予報は「
回復」とあったが朝から雨が落ちていた。
伝石坂の石畳み、雨が流れて
沢筋を登っているような登山道。
「合羽の
フィールドテストだな」と言っても誰も答えは
ない。
雷
も鳴り出した。
ガイドと
TDが何度も
鳩首協議、結論は「御浜
小屋へ行って判断しよう」
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/d0/edd06204b8f29c58fc225ca0c347c9cd.jpg)
8:20 お花畑を抜けて御浜小屋へ。多くの登山者が待機していた。
参加者の75%を占める御婦人方が、「
いかない!ここで待ってる!」
鉾立へ下山した。ツアーも
安全第一、納得するしかない。
下山した鉾立登山口は
晴れていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/2f/61645dd0716cde0839a4fde06357080e.jpg)
翌日の月山は登頂した。(導師と一緒に)
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▼黒金山:2017年6月10日 『道迷い撤退』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/49/f73818afad4cc8b528be1bbb854cfd9c.jpg)
山梨百名山、JR中央線塩山駅の北15kmにあり、
山頂直下の岩場で著名な乾徳山:2016m(二百名山)の北西にある。
天科
BSへ降り立つ、ここから登山口の林道出合いまでは「
破線ルート」
私製の看板が導いてくれるが・・・道を
間違えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/b9/90e9263e6a91f1b0082eb60886f716d6.jpg)
杉の植林帯の登山道を歩いていたが、10:05
分岐に案内がなく作業道を行った。
(実際にはここが分岐とは
思わなかった)
稜線の尾根道にでたが、「方角的におかしいな?」と感じていた。
そのまま尾根道を回り込んで破線ルートに合流 11:45 1504mピークで昼を食べた。
(この時点で1時間のロス)12:10 林道出会い(駐車場)に着いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/cc/5a33a449024d0b6bbe5f6c9f0a62218f.jpg)
中央)黒金山 左)牛首 駐車場より
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/20/5cca7280ec5fd1e287cbb9b8c433b09a.jpg)
ここから急いでピストンしても3時間はかかる、
タイム
アップ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/59/5877c76dd145ff45f958b435617d061e.jpg)
途中の水場まで
、クリンソウに再会を約し、下山した。
破線ルートの下山、何処で間違えたかを
検証しながら歩いた。
踏み跡もしっかりしており、間違えた場所もわからず登山道に合流した。
「
狐にやられた?」と意味不明なことを考えながら・・・・・。
帰宅し、写真を分析、
間違った場所を特定した(2枚目の写真)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/3a/f19c0f43c4cce72357cde29ee7c203e0.jpg)
(翌週、記憶の
新しいうちに)ピストンしてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_stretch.gif)
▼霞沢岳:2018年8月28日 『雨で眺望もないので撤退』
霞沢岳:2634m 常念山脈の最南端にそびえる。
上高地ウエストン広場から梓川を隔てて見上げると、小柄だが筋肉質のいい顔をしている山。
山の名は東面を流れる霞沢からきている。
上高地BSから徳本(とくごう)峠小屋へ、前泊し霞沢岳ピストンの予定。
予報は雨、期待の穂高連峰の眺望はむずかしいか![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/c6/96fc90f4a619f384a597e8e468218544.jpg)
6:00 小屋を経つ、ジャンクションピーク、K-1,2と越えていくので
標高差は![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0129.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0134.gif)
m、
.
時間の歩程、帰りのバスもあるのでゆっくりもできない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/20/e49f8d9d2fd4680ded7a8b8b41600c71.jpg)
不穏な雲、小雨が降ったりやんだり・・・・
7:40 ジャンクションピーク眺望もなく、雨も
強くなってきた。
合羽を着て写真を撮り、霧の立ち込めた登山道へ踏み入るが・・・・
しばし「
沈思黙考=思いに沈み、黙って考えこむ」
雨の中合羽を着て歩くのはえらいな
。
行っても穂高の眺望は期待できないし
。
・・・・。
降りよう、相棒のT崎さんに
意思を伝えた。
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▼同角の頭:2018年9月12日 『
怪我で出血!!撤退』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/3d/f6fc03d8ab981287ecbf16e640ca461b.jpg)
同角ノ頭は西丹沢、檜洞丸の南2kmにある。
メインの同角山稜コースは
玄倉~ユーシンロッジ~大石山~同角ノ頭~石棚山稜コースに合流し檜洞丸に至る。
ユーシンロッジからの登山道は落石で
閉鎖されているので
檜洞丸側から行ってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/1d/eba742a0d5f2cdd289c44e8c7e396e93.jpg)
西丹沢自然教室~つつじ新道を行く。
何度も歩いている登山道、石棚山稜に合流する手前の登りで
”
アクシデント”木の根に頭をぶつけ
出血 &%$#
歩程はまだ半分、血は流れてくるし、タオルで止血し下山した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/4d/cce844412b302eee97c12e4b389ddd95.jpg)
苔の世界
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/ec/cd7720201a3bfb0050bbb6c9785a4e55.jpg)
同角ノ頭
12月5日登頂してきた。
*
鼠径ヘルニアのリハビリは
終わった。
今週にも登山復帰を予定していたが、「
猛暑日」では二の足を踏んだ。