2013年の大晦日です。
今年を振り返ってみました。
喜:喜んだこと・・・
一般的には2020年東京オリンピック誘致だが、都知事の辞任で水を差した感がある。
もう一回地元でオリンピックが開かれるので、素直に喜んでいいのかもしれないが。
怒:怒ったこと・・・
食品の偽装問題、来年の消費税のアップ等、怒りを向ける対象は数多くあったが、
個人的には(元)猪瀬東京都知事の選挙資金問題だ。
:作家時代
猪瀬さんとの出会いは、大宅壮一ノンフィクション大賞をもらった「ミカドの肖像」だ。
天皇家の周辺を綿密な調査でまとめた、あの本を書いた人が、「この問題を乗り切れる」と
判断したことが残念でならない。
知恵も使いようだと思うが、冷静に判断すればこのジャッシは、出てこないと思った。
:借用書
第一なぜ、都知事選に立候補したから徳田氏に挨拶にいかなければならないのか?
このこと一つとっても、素人の我々には理解できない。
立場は人を変える、「君子は豹変する」の名句もあるが、有能な人と思っていただけに残念だし、
怒りを覚える。
哀:哀悼の意・・・
今年も多くの人が鬼籍に入った。
島倉千代子、堤清二、天野祐吉、山崎豊子等々、ご意見番的存在の死は国にとってもマイナス要因。
昭和がまた遠のいていく、合掌。
:天野祐吉
楽:楽しかったこと・・・
twinsの成長、赤ん坊の成長を「客観的」に見ている。
教えないのに物をどうやってつかむのか、そして口に入れるのか、これだけ見ていても楽しい。
”パブロフの犬”という言葉があるがまさにその通り。
食事の用意ができ、椅子を準備すると落ち着かなくなる。
これから食事がはじまるということを察するのだ。
それまでお腹がすいたという、素振りも見せないのに・・・。
面白い。そういえば子供は自動販売機の前へ行くと、急に喉が渇くのもこれにあたる。
:テーブル
このテーブルが”パブロフの犬”です。
快:快挙は・・・
イチローの日米通算本安打(4020本でシーズンを終えた)
最初で最後の出来事だろう。
イチローが好きだ、あれだけ”楽しそうに”野球をやっている選手は見たことがない。
昔「野球小僧」という言葉があったが、まさにそれだ。
バッティングに最終形はないという、まだ努力が足りないとも。
来年も、どのユニホームでもいいからプレーしてもらいたい。
個人的には、ヤンキーズのピンストライプが似合うイチローを、来年も期待したい。
:イチロー・スズキ
読:読んだ本・・・
ブックスポンサーのT崎さんから、いただいた本を中心に読んだ。
◎霧の子孫たち、アルプスの谷・アルプスの村(新田 次郎)
◎閉鎖病棟、白い夏の墓標、カシスの舞、風花病棟、安楽病棟
インターセックス、三度の海峡、千日紅の恋人、薔薇窓、エンブリオ
聖灰の暗号、受命、アフリカの瞳 以上 (箒木 蓬生)
◎クライマーズ・ハイ(横山 秀夫)
◎ミニヤコンカ奇跡の生還(松田 宏也)
◎私の南アルプス(不破 哲三)
◎生物と無生物の間(福岡 伸一)難解な内容だが頑張って読んだ
◎植物の不思議な生き方(稲垣 栄洋)
●ドカベン トーナメント編:4~8(水島 信司)
:象さん
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帚木(ははきぎ)蓬生(ほうせい)さんは、精神科医で作家活動をしている。
医療関係(朱記)をテーマにした作品が多いが、外国を舞台にしたサスペンスも書いている。
三度の海峡、受命では韓国を舞台に、フランス(茶色)も医療からキリスト教までそのフィールドは広い。
受命ではアフリカのエイズが何故多くの感染者を出したのかを描いている。
読むたびに新しい世界を提供してくれる作家の一人だ。
読まない本もこれだけあるので、半年はかかる。
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2013年が終わります。
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