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・・・⛄ 冬がやってきました ⛄・・・

浅間山(大山南尾根)

2024年10月30日 | 神奈川県の山

10月27日"大山南尾根"を浅間山〜まで登り、蓑毛へ降りた。

小田急線秦野駅からの大山

まほろばの泉

名水の里秦野、丹沢山地に降った雨が湧水となって湧き出てきます

秦野といえば「タバコ」の産地として習った記憶がある。

水府(茨城)、国分(鹿児島)と並んで日本三大タバコの産地だった。

近年の都市化などにより1984年を最後に姿を消したそうです。

9:25 曽屋:弘法山登山口

南尾根はいつも鶴巻温泉から吾妻山を経て登りますが、

 今回は秦野駅から権現山〜弘法山経由で行ってきます  

  

アキノタムラソウ

セイタカアワダチソウ:キク科アキノキリンソウ属

10:15 弘法山:235m

弘法大師が修行した山と伝えられ、釈迦堂、鐘楼、乳の井戸がある

ミルフィーユ🍄?

見っけ

コウヤボウキ:キク科

高野山ではこの枝で箒をっ作っていたことからこの名がある

10:40 矢倉沢往還(大山街道)善波峠から南尾根へ

ストライプ 🍄

ジョロウグモ、大きい

  

木の根道✖続きました      11:00 念仏山:357m

西側にお地蔵様がありました(念仏山の意味をはじめて理解しました)

足元も含め人の手が入ってます

木風山(こかぜやま=小さなコブ)発見

  

木の根道           11:45 高取山:556m

鶴巻温泉の北西3km、南はゴルフ場、背に大山が見える

トリカブト(咲く時期が長〜〜〜いです)

シラヤマギク?

シキミ

12:05 不動越え、この先の林道で昼食

浅間山まで約1時間

ヤブツバキ 早・・・

ススキ:イネ科

スクスク立つ木(草)という説がある

マルバフジバカマ:キク科

帰化植物、この時期大山近辺には一番多かった

陽もさします(林道を兼ねた登山道)

NTT☎電波塔(林道はこの管理道だった)

中」と表示あり

12:50 浅間山:680m

富士山を信仰する浅間信仰、浅間神社が祀られている山や

 富士山を望むるところに付けられる。

12:55 蓑毛越え蓑毛BS 大山裏参道 阿夫利神社下社

未踏の道、歩きづらい

茶湯寺着、蓑毛からヤビツ峠登山道の分岐に出た

春岳沢の流れ、金目川に合流し相模湾へ

麓から見る🗻浅間山(鉄塔の東側にある)

ススキとヤクシソウ

@蓑毛山宝蓮寺

13:58 神奈中バスで秦野駅へ戻り帰宅しました

   行程:累積標高差1004m/11.4km/4.5時間

   9:00 小田急線秦野駅 ⇒9:25 弘法山登山口 ⇒10:15 弘法山

    ⇒10:40 善波峠(南尾根)⇒11:00 念仏山 ⇒11:45 高取山

    ⇒12:05 不動越・昼食 ⇒12:50 浅間山 ⇒12:55 蓑毛越え

    ⇒13:30 蓑毛BS =(神奈中バス)秦野駅


小川山(山梨百90)

2024年10月25日 | 山梨県の山

10月21日小川山をピストンします

5:45 かもしか登山道(ヘッドランプ装着)でスタート

しばらく山腹を登る、表示に導かれて

尾根道に、岩場も出てきた

🍄さん、お邪魔します

巨岩の間を縫うように行く(岩場はトラバース)

ハシゴも

ツツジ類の紅葉

6:50 分岐(唐沢の滝を経てパノラマコース=岩場)

「展望台:岩」に登って眺望を 中央)小川山、紅葉してます

岩場のトラバース(最も危険な場所)

木の根を利用した桟橋、よくできた登山道です

ドウダンツツジ

上手く組み立てましたね? 

葉脈が綺麗に出てます(シャクナゲの葉)

金峰山ですね

分岐から最低鞍部へ、シラビソと苔の道に

黒🍄

シャクナゲの倒木が多い、世代交代

 苔が主役です

松の新芽

8:25 (県境尾根)八丁平分岐 金峰山 瑞牆山へ

矮小なシラビソの道・・・あっけなく

8:40 小川山:2418m 山梨百名山 

奥秩父主脈西端の山で、花崗岩の岩盤で構成されている。

奥秩父特有の針葉樹と苔に覆われた訪れる人の少ない静かな山。

長野県側の廻り目平の岩場は、フリークライミングのメッカ【山梨百名山手帳より】

眺望は限られてます、南八ヶ岳

瑞牆山から見た小川山(月)

小川山滞在5分    戻ります  

本体より太いコブ

シラビソの樹間に紅葉も

9:50 最低鞍部通過  

オーバーハングの岩

マメツツジ

    

展望岩からみる岩峰群

小川山から北西に伸びる稜線

この岩峰のトラバースは記憶に残る

に映える”ドウダンツツジ

10:25 カモシカ登山道分岐通過   

おばちゃんパーマ

慎重にゆっくりと降ります

山腹の道へ、モミジの紅葉

「きたない大岩」とMapに紹介されてます

11:10 金峰山荘着、11:30 川端下(かわばけ)へ降ります

the 

リュウノウギク

道路脇は高原キャベツ畑、ここ川上村は高原レタスの産地で有名です

12:52発の川上村村営バスで信濃川上駅へ

13:30 無事駅着 

13:37発小海線ハイブリッドトレインで小淵沢へ、特急あずさで帰途に着いた。

   行程:累積標高差941m/10.2km/5時間

   5:45 登山口 ⇒6:50 かもしか登山道分岐 ⇒7:20 鞍部

    ⇒8:40 小川山(往路下山)⇒11:15 金峰山荘 ⇒12:52 川端下BS

    =13:27 小海線:信濃川上駅 =中央線:小淵沢駅 


金峰Ⅲ

2024年10月23日 | 日本百名山

10月20日三度目の金峰山へ、二回とも大弛峠からのピストンだった。

今回は小川山(山梨百名山)への登山口”廻り目平=長野県川上村”

への移動が大きな目的だった。

スタートは中央線塩山駅、乗合TAXで大弛峠へ直行する。

(栄和交通:事前予約制円也)

10:15 (駐車場は杯、路駐車両も出ていた)スタート 

シラビソの登山道へ

ダチョウゴケとアズマシャクナゲ

眺望が開けた長野側

海(山梨側)

11:15 朝日岳:2579m

左)鉄山:2531m(巻きます) 右)金峰山

ドーんと降ります

苔の帽(胞子体:雄)

鉄山を巻いてシャクナゲを行くと

展望地へ 八ヶ岳 右)瑞牆山

金峰山小屋

ハイマツ帯を行きます

シャクナゲとガンコウラン

12:20 金峰山:2595m

山頂からは、富士山や八ヶ岳、奥秩父など四方の山の景色を望む。

山頂直下にそびえる五丈岩(高さ約15m)は、この山のシンボル。

修験道の道場でもあった。【山梨百名山手帳より】

小川山の奥に浅間山 

記念撮影用プレート

五丈岩

千代ノ吹上(岩峰)大日岩、瑞牆山、小川山と続く稜線

12:40 金峰山小屋⇒尾根コースを廻り目平へ降ります

 川端下(かわはけ)と読みます、明日はここまで徒歩で移動。

川上村営バスで小海線「信濃川上駅」へ出て帰ります

急登です、小屋までは下り15分、上り20分

13:00 金峰山荘小屋のケルン

シャクナゲトンネルへ 

松林

グレー🍄

オオシラビソ

ウルシの紅葉

  

彩づいたカラマツ

左)西股沢 「金峰山標示板」

14:15 八丁平分岐 八丁平⇒金峰山・小川山・瑞牆山 廻り目平

林道脇でロッククライミング(フェニックスの大岩)

ツツジ紅葉

ベビー🍄

岩峰が目立ちます

西股沢の紅葉

15:10 今日の宿「村営金峰山荘」着

 

温泉に入って 18:00  

テレビもない部屋で早々に就寝   明日は時出発予定

二回ほどの鳴き声を聞きました

    行程:累積標高差415m/9.9km/5.5時間

   9:00 塩山駅 =(TAX)10:15 大弛峠 ⇒11:15 朝日岳

    ⇒12:20~40 金峰山・五丈岩・昼食 ⇒13:00 金峰山小屋

    ⇒13:45 中間点 ⇒14:15 八丁平分岐(林道)15:10 金峰山荘


那須岳(朝日岳〜三本槍岳)

2024年10月15日 | 日本百名山

秋晴れの三連休、東へ、朝日岳〜三本槍岳を歩いてきました。

東北本線の西那須野から黒磯あたりまで、その広漠たる原が続く。

山の好きな者にとっては、その果てに並び立った山の姿から目が離せない。

まず正面に大きく現れるのが茶臼岳である。

これは那須連山の最高峰であるのみでなく、盛んな噴煙を上げているので、

一偉観である。現在唯一の活火山である。

〜中略〜茶臼岳、朝日岳、三本槍を、いわゆる那須岳とみなしていいだろう。            

茶臼は名の通り臼型のコニーデであり、朝日が峩々とした岩の盛り上がりで

あるのは、かっての噴火の火口壁の名残りだという。三本槍はその名から

察して鋭い岩峰を思わせるが、実はそうではなくなだらかな頂を持っている。

                     【日本百名山:那須岳より】

8:00 新幹線那須塩原から那須RW行のバスに乗る、

9:15 一つ手前の大丸(おおまる)温泉で渋滞、ここから歩くことに 

お馴染みの栃木県の標示板

ゴマナ

アザミ

イヌトウバナ:シソ科

9:30 那須岳RW山麓駅、茶臼岳が見えます

那須RW山麓駅〜峰の茶屋跡〜朝日岳〜三本槍岳をピストンします

笹が多い

ドウダンツツジの紅葉

9:45 那須岳登山口  

樹林帯を抜けて、茶臼岳の斜面に草紅葉

10:00 峰の茶屋跡 中間点から)

10:20 峰の茶屋跡(茶臼岳と朝日岳の鞍部)

手前)剣ケ峰 奥)朝日岳

三斗小屋方面

オンタデ

(紅葉を背に)ミヤマホツツジ 

10:35 「恵比寿大黒」と命名された岩達

鎖の岩場を人をかき分け歩きます 朝日岳(右)

コニーデ型の茶臼岳

10:50 「朝日の肩」朝日岳分岐

11:00 朝日岳:1896m せまい山頂この登山者の数です

下界を俯瞰   

熊見曾尾根分岐〜1900m峰下って清水平〜登返すと三本槍岳

11:05 下山 

11:10 三本槍岳をピストン

11:20 1900m峰 中央)三本槍岳

ドウダンツツジ

清水平(湿原)

12:05 三本槍岳:1917m 昼食

福島県西郷村と黒磯の境、那須岳の最高峰。

山名は旧会津、那須、黒羽の三藩がこの山に境界の「槍」をそれぞれ

立てた故事に因む。        【日本山名辞典より】

北西側の稜線

11:20 戻ります 左突起)朝日岳 中央)茶臼岳

セピア色の世界

イワカガミの紅葉

12:55 もうすぐ「朝日の肩」

ウラシマツツジはこれから

13:35 峰の茶屋跡通過

           

14:15 那須RWBS着 14:48発バスで那須塩原駅へ

 途中渋滞で約50分遅れ、17:03発やまびこ自由席で帰途に着いた。

                           :μ-tough

   行程:累積標高差938m/10.6km/5時間 

  8:00 那須塩原BS =9:20 大丸温泉BS (渋滞・徒歩)⇒9:30 那須RW駅

   ⇒10:20 峰ノ茶屋跡(登山道渋滞)⇒11:00 朝日の肩 ⇔11:10 朝日岳❶  

   ⇒11:20 1900m峰 ⇒11:30 清水平 ⇒12:05:20 三本槍岳・昼食❷

   ⇒13:35 峰ノ茶屋跡 ⇒14:15 那須RW駅BS(渋滞遅れ)=16:55 那須塩原駅   


今週山はお休み

2024年10月10日 | 日記

今週山はお休みです。

横浜ウォーキング、今年も表彰状を頂きました。

毎日しっかり歩いた結果です、続けていないともらえないものです。

地球一周ウォーキングも残り5000kmを割りました。

約250km/月歩いているから残り2年足らずで達成です。

   

今年の芥川賞は二作が受賞しました。

松永K三蔵作の「バリ山行」について感想を・・・。

まずペンネームですが、家族の名前をいろいろ借りての命名です。

「三蔵」母方の祖父の名前、名字も親族に由来する名前で、

「K」家族や親族に多いファーストネームのイニシャルから取った。

受賞作の『バリ山行』のテーマは登山です。

「バリ」とはバリエーションルートの事です。

            【受賞者インタビューから】

六甲山が舞台です

建物を修繕する兵庫県内の会社に勤務している「私」は

会社の登山部に入り、六甲山などの低山を正規ルートで登っている。

その一方で先輩の妻鹿(めが)は一人でバリ山行に挑んでいる。

協調性がなく、リストラ候補になっている妻鹿の破天荒な「バリ山行」に

「私」が惹かれていくさまがが描かれています。

  

まずはその出で立ちから

 砂地にポツポツと足跡をつけながら近づいてくる妻鹿(めが)さんは

少し変わった格好をしていた。 迷彩柄のブッシュハット、

 上はサウナスーツのようなプルオーバーのウインドブレーカー

下はライトグレーのカーゴパンツ。

足首に脚絆を巻き、上履きのような薄い靴を履いている。

 背中のザックの他に、胸にも小さなバッグを付けて。

肩のストラップからグローブを提げ、手にはピッケルを持っている。

その格好は六甲山に集まるハイカーとは明らかに異なっている。

 バリルート、通常の登山道ではない道を行く。

破線ルートと呼ばれる熟練者向きの難易度の高いルートや廃道。

 そういう道やそこを行くことを指すという。

「バリはさ、ルートが合ってるかじゃないんだよ。

 行けるかどうかだよ。行けるところがルートだよ」

ボトルに詰めた滝の水コッヘルの中に入れ、バーナーを点け湯を沸かす

ザックの中からアルミの筒を取り出しコーヒー豆を取り出し、ザッグから小型の

ミルマシーンを出し、その中に豆を入れてコリコリと豆を挽いた。

「これがね最高なんだよ。誰も来ない、こんなところでコーヒーを

淹れてさ、この自然をひとり占めだよ。こんな贅沢なことある?」

私: 「なんで妻鹿さんはバリやってるんですか?」

妻鹿:「おもしろいからだよ」

「うまいです!妻鹿さん」

妻鹿さんもカップから口を離し、笑みを見せた。

「メジャーなルートの、ああいう峪もいいけど、こういう場所が

 バリの醍醐味じゃないかな。何もないんだけど、だから誰もこないし。

あるとすればコレ、この空間だね。ここでこうしてコーヒー飲んでさ、最高でしょ」

逆なのだ、妻鹿さんは何か特別な風景を求めて登山道を外れ、

 誰も立ち入らないような難所に足を踏み入れているのかと思っていたが、

そうではなく、誰もいない場所に足を行こうとして登山道を外れているのだ。

そうやって毎週末、山に入り、藪に分け入って、会社も、仕事のことも忘れ、

もしかしたら家族の問題も忘れ、ひとりコーヒーを飲んでいるのだ。

これが妻鹿さんの愉しみ。  END

 

山の楽しみ方はいろいろあるし、人によって違う。

こんな登山者にもあったこともあるが、私には出来ない。

せいぜい歩いても「破線ルート」を踏み跡を辿って歩くぐらいだ。

くれぐれも良い子は妻鹿さんのマネはしないように。

明日は葉加瀬太郎を聞いてきます。