池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

私的「メモ」の使い方

2019-01-22 20:00:00 | Apple

Appleアプリに関する第二回は、「メモ」の私的使い道についての考察です。

仕事で使うPCはWindowsで、私は「テキスト」をよく使います。

考えを整理するために、考えたことや、事実をあれこれタイプして、それらをもとに、コンテキストをまとめた上で、「Word」や「Power Point」の様式に落としていきます。

それと、タスク(To Do)も、Outlookの機能を使うのもいいのですが、テキストのファイル名を、期限+タスク名にして、デスクトップに並べています(詳細は、テキストの本文に、あれこれメモります)。

付箋紙を貼っている感じです。で、そのテキストファイル(付箋紙)がデスクトップからなくなれば、ハッピー!であると(昔、そんなアプリもありましたね)

他方、プライベートで「メモ」(またはWindowsの「テキスト」)は、何に使っていたかというと、

  • 買い物リスト
  • 家の仕事(片付けとかごみ捨てとか)
  • パスワード

など。

どうやら、私にとっての「メモ」は、タスク管理が主たる用途でした。

「メモ(テキスト)」は、あまり機能がないゆえに、機能別に最適化された使い方に縛られず、柔軟性がありますよね。

では「メモ」の機能をキーワードに、どんな風に使っていたかを振り返ってみます。

1. 「メモ」機能のおさらい

・箇条書き、チェックボックスなどのスタイル

買い物リスト、タスクリストの見た目を箇条書きにできます。



ただし、メモ一枚(ファイル)が、ひとつの束(一回の買い物、一連のタスク)となるので、メモ一枚全体での完了、未了を管理することになる。

または、完了したものは削除して、未了のタスクのみ残して更新する使い方なら、箇条書きは見た目がいいですね。

チェックボックスでは、メモ一枚を、タスクの一覧とした場合、個別タスクの未了、完了の管理ができ、買い物リストとしても、買った、買っていないの管理ができます。



ただし、どんどん増えてしまうこと。未了と完了を分ける(ソートする)ことは、自動ではできないので、ちまちまとコピペで、未了を上に、完了を下に移すことになるのが面倒(なら、箇条書きのところで書いたように、完了は消してしまった方が楽)

なので、あくまで、買い物リストの「メモ書き」のイメージで使っているときは、チェックボックスで管理する必要もなく、一回の買い物で、必要なものをリスト化し、買ったものはリストから削除し、毎回、同じメモを使いまわしていました。

しかし、これなら、「メモ」アプリではなく、「リマインダー」アプリの「タスク」を使っても一緒だし、買い物の履歴(実行済みとして)も残せるのでいいかと思い、

「タスク」のタイトルに、“買物@店名”とつけて、「タスク」内のメモ欄に、買うべきものを並べて、期限かアラームを買い物をする日にします。



そうすれば、メモ一枚が、一回の買い物リストと同じ運用になるので、買い物リストは、「リマインダー」アプリに移すことにしました。

ただ、期限のあるタスクは、「メモ」や「リマインダー」だけではなく、「カレンダー」の“終日イベント”にも登録していました。

カレンダー全体の中で、期限を意識ことができるので。

ただ、繰り延べは自動でしてくれないので、期日が過ぎたら、一日ずつ、ずるずる、ずらすと。。。ちなみに、表も扱えます。

「メモ」では表も作れます。仕事で「テキスト」を使っていると、表でメモりたいと思うことはたまにありますが、私用で「メモ」を使う時、表で残したいと思うシーンはまだありませんね。

Evernoteも表が作れますが、パソコンからのみ。アプリからは作れない。

・パスワード

メモに、いろいろなシステムのパスワードを記録しておくと、iPhone片手に、パソコンにパスワードを入力できて便利なので、メモに記録していたことがあります。

メモにパスワードがかけられて、暗号化もされるようなので、使い方としては有効。

参考:Appleサポートの「iPhone、iPad、iPod touch、Mac でメモをロックする

しかし、パスワードが「メモ」共通で一つというのと、後で述べるiCloud同期による失敗から、現在は「Pages」で管理し、パスワードをかけて、iCloudで共有しています。

「メモ」の良さは、起動の軽さ、開くのに時間がかからないところですが、パスワードを確認するシチュエーションでは、多少「Pages」の軌道に時間がかかっても問題ないですし、そもそもPagesの軌道は早いです。また、ファイルにパスワードをかけていてもTouch IDで開くので、手間いらずです。

その点では、Evernoteもいいと思いますが、One Noteはメモとしての使い勝手はよくないでしょうね。

余談ですが、Windows、MS Office、なんであんなに起動が遅いんでしょうね。と言うより、Appleが早い。そして、そこはアドバンテージのひとつと言えますね。

・iCloud同期

「メモ」はローカルにも保存できるのですが、iCloudに保存しておくと、Mac、iPhone、iPadで共有できます。

即時に同期されるので、Evernoteのようにバッティングが起きず、すぐ同期されます。

ゆえに、誤って修正してしまった時、戻せないものと、以前は信じていました。

実際、パスワードを「メモ」で管理していた頃、iPhoneで、誤って、消してしましたものをUndoできす、Mac、iPadにも同期されて、消してしまったパスワードが思い出せない、、、と落ち込んだことがありました。

この頃、iCloudで同期されたものは“Undoできない”と思っていたんです(苦)。

よく考えれば、MacであればメニューからすぐにUndoできるのでそんなことはないのですが、iPhoneでのやり方を知らず、“シェイク(2回iPhoneを振る)”でUndoできることを覚えたのは、もっと後になってからのことでした。

さらに、ホームボタンをトリプルタップすることを、Undoに割り当てることを知り、iPhoneでのUndoは完璧になりました(笑)。

参考記事:iPhoneでテキストやメールなどの削除を取り消して元に戻す

その点においても、メモはメモであるので、丁寧に操作すべきものは、「メモ」ではなく、「Pages」とすべきかと。

ちなみに、Evernoteは、ローカルにも保存するので(画像とかHPとか保存すると、ローカルのデスクスペースを多く使ってしまうという難点あり)、複数端末からの利用(無料なら2台までとはいうものの)で、更新のバッティングが起きます。「One Note」はOne Drive上のファイルなので、iCloudで同期する「メモ」と同じです。

・フォルダ分け

は、できますが一階層のみ。
Evernoteはノートブックにノートを綴じるイメージ。

One NoteはMSらしくフォルダ管理ができます。

まあ、メモですから。実体のメモ、ノート、ノートブック、フォルダをそれぞれイメージすると、まあ、そんな感じになるよな、と納得。

・写真やホームページを貼る

Evernoteの優れた機能として取り上げられることがあります。このまるまる貼り付けられることがローカルのストレージを圧迫するんでしょうけど。

「メモ」も共有機能で、写真やホームページを新規または既存のメモに貼りつけられますが、写真は「写真」、ホームページはブックマークでいいんじゃないの?という気がします。

ホームページも部分的にテキストを保存するなら、コピペでいいし、写真とか、表とか、様式がついたものなら、わざわざ「メモ」つかわず「Pages」「Word」または「PPT」がいいんじゃないのかな、と思います。

メモに写真を貼るシチュエーションっていまいち思いつかないのですが、

「設定」>「メモ」で、「ロック画面からメモにアクセス」にしておき、

・ロック画面からスワイプして、すぐ写真が撮られるが如く、すぐメモりたい欲求に加えて、
・そのメモの対象を写真をとって、メモを入れる(「“写真”に保存」をオンにしておけば、「写真」にも保管される。)

のかな?と一瞬思いましたが

ロック画面から、コントロールセンタにスワイプして、メモの新規を選んで、Touch IDで開いて、、、ロック画面からTouch IDでロック解除して、メモ開いて、新規を選んで、、、って、全然ショートカットしていないような。

写真に至っては、ロック画面から、コントロールセンタにスワイプして、メモの写真を選んで、Touch IDで開いて、、、より、ロック画面でスワイプして写真を撮るので、いいのでは。。。

でも、どうしても、メモに写真を「その場」で載せる必要性があるんでしょうね。

写真を撮って、プレビューで表示して、手書きで、何か書き込んで保存する。
それよりは、メモで写真撮って、写真だけでなく、余白の上にも、手書きでメモる。

それは、、、謎は深まります。

が、調べてみて、一応、そういうことができるという知識はつきましたので、本カテゴリーの目的は達成したのかと。

2. 結局、私は「メモ」をどう使うのか

あらためて、あれこれ考えてみると、「メモ」に高機能を望むと、高機能な別のアプリがあり、そこの線をどこで引くかは、個人個人の使い方や好みでしょう。

では、私はどうなのか、と言うと、

タスク管理(買い物リスト含む)を、「リマインダー」に移し、パスワード管理は「Pages」にしたら、私の「メモ」はそれこそ、シンプルなメモのみとなりました。

生活情報、備忘録、思いついたレシピなど、フォルダも数個で、まさにRollbahnのメモ帳の如くです。不要になったら消していきますし。

最後となりますが、「メモ」にない機能として、タグがあります。Evernoteの”売り”のようです。

仕事で、プロジェクト名、顧客名をタグにするとか、レシピ集として、材料、調味料をタグとして、大量のメモから、該当する情報を検索するのであれば、タグの利点があるのかもしれませんが、

私のプライベート利用では、そこまでは、、、という感じです。

一応、「メモ」も検索はできるので、ハッシュタグのようにキーワードをつけておけば、似たような検索はできますしね。

ではでは

なお、「マップ」に続いて「メモ」についてあれこれ語ってみましたが、

これはあくまで、私が調べた範囲で、私なりの理解と、私的な使い方を、あれこれ考えてみての話です。

きっと、間違い、勘違いはたくさんあるはずですので、マニュアルのようにはとらえないでくださいませ。

よろしくお願いします。


現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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