こんばんは。
今夜は、他の電子マネー/ポイントサービスとは一線を画すnanacoの活用です。
一昨年、ベトナムから帰任した時、猫も杓子もポイントを使っていたので、もっぱらJALカードでマイルを貯めていた私も、今後、マイルを使う機会がなくなりそう(貯める必要がなくなりそう)なこともあり、
中身はよくわからないものの、とりあえずTポイント、dポイント、Ponta、そしてnanacoを申し込んでみました。
楽天、イオン(WAON)はクレジットカードで持っていたので、さあ、これでどこで買い物しようと、何かしらのポイントは付くぞ!と
さて、それら様々な電子マネー、ポイントサービスの中で、nanacoの特徴は
- カード発行手数料を300円払う(しかも、先にWEB申請して、セブンイレブンで受け取る)
- iPhoneのモバイル版がない(ので、カードを買ってみた)
- カードを入手後、パソコンでいろいろ登録するし、照会の仕方も、なんか手間がかかる。
- 店頭で現金でチャージする他、クレジットカードでもできるが、チャージできるクレジットカードが限られ、そのカードを登録しなければならない(カードをチャージの都度変えられない。いちいち登録しなおす)
- ギフトカードとかキャンペーンでもらったポイントは、一旦、センタ預かりとなり、レジかATMで移行しないと電子マネーとして使えない。
- 買い物でポイントが付くが、これは電子マネーではなく、レジまたはチャージ機で、ポイントから電子マネーのnanacoに変えねばならない。ATMではできない。セブンイレブンのレジか、ヨーカドーに行かないと。
- 電子マネーにはないが、ポイントには有効期限がある。
と、決してアドバンテージにはならない特徴が多々あります。
Tポイント、dポイント、Ponta、楽天がポイントのまま使えることに比較して、
ポイントを貯めて、電子マネーに変換する、センタ預かりは店頭の機械でカードにチャージするなど、手間がかかり、むしろ、WAONと似たサービスですね。
ポイントサービスって、ポイントのまま使えるものと、電子マネーに変換して使うものに大別されるのかもしれませんね(システムのプラットフォームが二種類なのかしら?)。
あと、電子マネーにおいては、プリペイド(チャージ)、ポストペイド(カード決済)という分け方もありますね。
さてさて、たまたまヨーカドー(近所にはない)で買い物する機会があり、一回使って以来、全然、使う機会がない状態で一年(ポイントもそろそろ切れそう)。
そこらじゅうにあるセブンイレブンで使えばいいのでは?と思われるかもしれませんが、
クレジットカードやアプリで貯まったTポイント、dポイント、Ponta、楽天、を優先的にコンビニやドラックストアで使うことにしているので、あえて、セブンイレブンに行くことがないし、他のポイントがたまる店で、わざわざnanacoを使う必要もないのです。
という状況なのですが、nanacoが活きる、使い方を知る機会がありました。
固定資産税(というか税金)の支払いです。
自治体にもよりますが、東京都は固定資産税をクレジットカードで支払えます。
代行収納しているコンビニの店頭では使えませんが、東京都の支払いサイトがあり、ここでクレジットカード払いできます。
しかし、決済手数料が73円/10,000円(消費税別)がかかるので、仮に固定資産税が100,000円であった場合、100,000円+730円+58円=100,788円かかることになります。
カードのポイント率が1%であれば、1007ポイント付きますが、788円多く払うので、差し引き、219(0.2%)しかポイントが付かなかった気分です。
なので、クレジットカードで直接払わず、
nanacoであれば、ショッピングポイントは付かないものの、セブンイレブンの店頭での代行収納で使えるので、
まず、クレジットカードでnanacoにチャージして、店頭で、nanacoで支払えば
100,000円のクレジットカード利用で、0.5%でも500ポイント。決済手数料+税金が不要になります。
nanacoへのチャージができるカードは限られていて、どのカードがいいのかはエキスパートのアドバイス(ノマド的節約術)を聞いて欲しいのですが、
これまで、現金で払わねばならないと思っていた方、クレジットカードで払うことができない自治体の方は、nanancoで少し得してみましょう。
なお、これは、クレジットカード、電子マネーでは払えないものの、nanacoで払えるものには共通の利点です。
税金(固定資産税に限らず、国民年金、国民健康保険、自動車税、都(県)に払う税金全般)、切手、ハガキ、金券、ゴミ処理券などはクレジットカード、電子マネーは不可ですが、
なぜかセブンイレブンでnanacoでは払えますので、現金ではなく、nanacoで払えば、ちょっとお得なキャッシュレスです。(セブンイレブンでご利用可能な支払い方法)
ただし、nanacoに現金でチャージしていたら、元も子もありませんので、クレジットカードでチャージすることを忘れずに。
あと、クレジットカードチャージはWEBで行いますが、即日反映されませんので、時間には余裕をもつように。
固定資産税に話を戻しますが、nanacoの一回当たりのチャージ限度額が50,000円ですので、一括払いでは払えない場合が多いかと思います。
しかし、固定資産税の支払いは、一括か四分割か選べますし、分割だから金利を取られるということもないので、一括が50,000円以上の場合、四分割で払うといいかと。
ただ、三か月毎の支払期日をわすれぬように。
なお、WAONも、同じような使い方ができます(仕組みというか、使いにくさ、ピンポイントでのアドバンテージが似ていますよね)
最後に。これらは、お買い物に使えるポイントを得るための、比較であるので、マイルを貯めたい方は、決済手数料を払ってでも、マイルがつくクレジットカードを選ばれるのではないでしょうか。
1マイル=1ポイント=1円のような交換比率もありますが、マイルの価値は、航空券、アップグレードの価値に換算すると、はるかに大きいので、自分がマイラーなら、マイルを選びますね。
あくまで、個人の価値の置きどころで判断してくださいね。
ではでは