こんにちは。
先に、「メモ」ではパスワード管理を行わず、「Pages」で行うことにしています。と書きました。
Apple純正アプリの機能を使いこなすというのであれば、パスワード管理は、キーチェーンに登録し、Touch ID(指紋の薄い私はパスコード)で行えばいいはずなのですが(で、キーチェーンの使い方をレポートすると)
でも、なんか心配なんですよね。
セキュリティーは大丈夫だと思っています。
でも、何かの理由で、消えてしまったら、そして、思い出せなかったら。
キーチェーンを信用しない訳ではないのですが、登録や入力が自動というところ、マニュアルと自動の境目のあたりが、何か心配なところ、というか自信のないところで、
「あれ?パスワードエラーでるけど、いつ違ったの?」って時に、参照できるものが欲しいとでも言いますか。
機能、使い方は理解した上で、後は、好みというか、拘りというか、の問題ですね。
まあ、プライベートのiPhone、iPad、Macは、キーチェーンの自動入力でいいのですが、キーチェーンから自動入力できず、ID、パスワードを確認する(入力する)状況もありうれば
そもそもキーチェーンに登録しない、仕事で使うシステムやサービスのパスワードもありますし、
(一応、BYODとして認証されているので、自分のiPhoneをオフィスに持ち込みます)
秘密の質問とかも、記録しておく必要がありますので、
管理ファイルを作っており、
(それこそ、それがなくなったら、と考えればキリがないんですけどね)
「メモ」の回で、「Pages」に記録し、パスワードをかけてiCloudに載せていることを書きました。(iCloud上は暗号化されている)
まあ、必要の都度、ファイルを開いて必要なパスワードを確認しており、そこには、何か問題があるわけではないのですが、
ちょっと改善できないものか、と思う事のひとつが、
“ファイルの横幅”
「Pages」は“用紙サイズ”を決めねばならず、まあ、A4であったり、レターだったりする訳です。(通常の用途、このアプリが何のためにあるのかを考えれば当たり前ですね)
ワープロって、最終的には印刷するものだったし、
まず、紙が世の中にあった訳だから、規定された用紙サイズに、ワープロで文書を作っていたんですよね。
だから、ページ設定で、”用紙サイズ”を選ばねばならないのはわかりますが
ペーパーレスの時代、ページ設定に”画面サイズ”があってもいいのではないか。
それは、「Keynote」「パワーポイント」で画面に写せば?と
いやいや、画面であればいいというのではなく、レイアウトの決まったビジュアルなものを表示することでもなく、
文章を、画面(スマホ、タブレット、ディスプレイ)で読むための最適化をしたいのです。
(なんか、「マップ」もそうでしたが、私が求める機能は、求める相手を間違えているのか、そもそも私の使い方が普通じゃないんでしょうね)
例えば、文書ファイルをMacで開く場合、
Macの画面は横幅がありますので、余裕をもって開きます。
しかし、iPhoneで開くと、横幅は収まりきらないので
スワイプしながら(右に隠れたところを)見ることになります。
あるいは、縮小して、画面とファイルの横幅を合わせることもできますが、全体の縮小なので、読めないほど文字が小さかったりします(まして、微妙なトラップを入れたパスワード文字列ですし)
WEBサイトのように(htmlのように)、見る画面に応じて、自動的に、折り返してくれないものか
そのようなことはできないだろうか。
また、“ページ区切り”もあるので
(そうならないようには作りますが)IDなりパスワードが、ページをまたぐと、これも読みずらいものです。
こう考えると、「メモ」はよかったのですが、
パスワードがひとつというのと、編集した時の保存のタイミングの課題(本来、自動なのは使い易さのはずが、かえって仇となり)があり、
それら”私的”に本質的な課題に対しては、読みにくいから、と「メモ」に戻す考えにはなりません。(あくまで”私的”)
html形式で保存する手もありますが、これはパスワードをかけることも暗号化もできず、「メモ」よりNGです。
「Pages」の用紙サイズで、A4とか紙のサイズではなく、iPhone7とか画面サイズが指定できないかとも思いましたが、当然、そんな選択肢はありません。(「Pages」はワープロだっちゅうの)
でも、何とかならないものか、何か手段はないものかなぁ、、、とあれこ調べていたら
画面サイズにあわせて、レイアウトを変更できるって、“電子書籍”に近いのでは?と気づきました。
そうです、上に書いた”文章を、画面(スマホ、タブレット、ディスプレイ)で読むための最適化”をしたのは、電子書籍ですよ!
さらに調べると、EPUBという電子書籍のフォーマットがあり、なんと「Pages」で出力できると!
パスワードもかけられると!!
ページは存在するので、「メモ」や“html”のように切れ目なく、縦スクロールはできませんが、
そこは編集の仕方で何とでもなるマイナーな課題で、メジャーな課題である端末毎に横幅は最適化させることは解決しそうです。
おっ、これは(感)、と思ったのですが、
世の中、そんなに甘くはない。
電子書籍のフォーマットなので、「iBook」で開くことになります。
(そこが「Pages」で”出力できる”と表現されいる所以)
開くことはできますが、“編集”はできません。(よくよく考えれば、これも当然ですね。)
となると、「Pages」で編集する“原本”が必要になります。
結局、この原本を管理し、変更の都度、EPUBに出力(変換)し、クラウド上に置くという運用になります。
う~ん、、、
「Pages」で開いて、小さい画面で隠れた部分をスワイプする(あるいは、サイズを合わせるか)のが手間か
原本として「Pages」で管理し、更新の都度、EPUBで出力し「iBook」で開くのが手間か
どっちもどっちですね。
とりあえずは、現行の「Pages」運用を続けながら、別なソリューションはないか探そうと思います。
このジレンマは続きそうです。
ではでは
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追記(2019/1/31)
「Pages」のファイルを、EPUBに出力してみましたが
EPUBの規格としては、パスワードをつけられるのですが
「Pages」からの出力では、パスワードはつけられませんでした。
「ブック」できれいに表示されますし、
iCloud自体が暗号化されているので、気にしなくてもいいのかもしれないのですが、
う〜ん、、、「Pages」でパスワード付けての運用かな。。。
現在までの変遷
「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。