池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

「Pages」はワープロだから・・・

2019-01-23 20:00:00 | Apple

こんにちは。

先に、「メモ」ではパスワード管理を行わず、「Pages」で行うことにしています。と書きました。

Apple純正アプリの機能を使いこなすというのであれば、パスワード管理は、キーチェーンに登録し、Touch ID(指紋の薄い私はパスコード)で行えばいいはずなのですが(で、キーチェーンの使い方をレポートすると)

でも、なんか心配なんですよね。

セキュリティーは大丈夫だと思っています。

でも、何かの理由で、消えてしまったら、そして、思い出せなかったら。

キーチェーンを信用しない訳ではないのですが、登録や入力が自動というところ、マニュアルと自動の境目のあたりが、何か心配なところ、というか自信のないところで、

「あれ?パスワードエラーでるけど、いつ違ったの?」って時に、参照できるものが欲しいとでも言いますか。

機能、使い方は理解した上で、後は、好みというか、拘りというか、の問題ですね。

まあ、プライベートのiPhone、iPad、Macは、キーチェーンの自動入力でいいのですが、キーチェーンから自動入力できず、ID、パスワードを確認する(入力する)状況もありうれば

そもそもキーチェーンに登録しない、仕事で使うシステムやサービスのパスワードもありますし、
(一応、BYODとして認証されているので、自分のiPhoneをオフィスに持ち込みます)

秘密の質問とかも、記録しておく必要がありますので、

管理ファイルを作っており、
(それこそ、それがなくなったら、と考えればキリがないんですけどね)

「メモ」の回で、「Pages」に記録し、パスワードをかけてiCloudに載せていることを書きました。(iCloud上は暗号化されている)

まあ、必要の都度、ファイルを開いて必要なパスワードを確認しており、そこには、何か問題があるわけではないのですが、

ちょっと改善できないものか、と思う事のひとつが、

“ファイルの横幅”

「Pages」は“用紙サイズ”を決めねばならず、まあ、A4であったり、レターだったりする訳です。(通常の用途、このアプリが何のためにあるのかを考えれば当たり前ですね)

ワープロって、最終的には印刷するものだったし、

まず、紙が世の中にあった訳だから、規定された用紙サイズに、ワープロで文書を作っていたんですよね。

だから、ページ設定で、”用紙サイズ”を選ばねばならないのはわかりますが

ペーパーレスの時代、ページ設定に”画面サイズ”があってもいいのではないか。

それは、「Keynote」「パワーポイント」で画面に写せば?と

いやいや、画面であればいいというのではなく、レイアウトの決まったビジュアルなものを表示することでもなく、

文章を、画面(スマホ、タブレット、ディスプレイ)で読むための最適化をしたいのです。

(なんか、「マップ」もそうでしたが、私が求める機能は、求める相手を間違えているのか、そもそも私の使い方が普通じゃないんでしょうね)

例えば、文書ファイルをMacで開く場合、

Macの画面は横幅がありますので、余裕をもって開きます。

しかし、iPhoneで開くと、横幅は収まりきらないので

スワイプしながら(右に隠れたところを)見ることになります。

あるいは、縮小して、画面とファイルの横幅を合わせることもできますが、全体の縮小なので、読めないほど文字が小さかったりします(まして、微妙なトラップを入れたパスワード文字列ですし)

WEBサイトのように(htmlのように)、見る画面に応じて、自動的に、折り返してくれないものか

そのようなことはできないだろうか。

また、“ページ区切り”もあるので

(そうならないようには作りますが)IDなりパスワードが、ページをまたぐと、これも読みずらいものです。

こう考えると、「メモ」はよかったのですが、

パスワードがひとつというのと、編集した時の保存のタイミングの課題(本来、自動なのは使い易さのはずが、かえって仇となり)があり、

それら”私的”に本質的な課題に対しては、読みにくいから、と「メモ」に戻す考えにはなりません。(あくまで”私的”)

html形式で保存する手もありますが、これはパスワードをかけることも暗号化もできず、「メモ」よりNGです。

「Pages」の用紙サイズで、A4とか紙のサイズではなく、iPhone7とか画面サイズが指定できないかとも思いましたが、当然、そんな選択肢はありません。(「Pages」はワープロだっちゅうの)

でも、何とかならないものか、何か手段はないものかなぁ、、、とあれこ調べていたら

画面サイズにあわせて、レイアウトを変更できるって、“電子書籍”に近いのでは?と気づきました。

そうです、上に書いた”文章を、画面(スマホ、タブレット、ディスプレイ)で読むための最適化”をしたのは、電子書籍ですよ!

さらに調べると、EPUBという電子書籍のフォーマットがあり、なんと「Pages」で出力できると!

パスワードもかけられると!!

ページは存在するので、「メモ」や“html”のように切れ目なく、縦スクロールはできませんが、

そこは編集の仕方で何とでもなるマイナーな課題で、メジャーな課題である端末毎に横幅は最適化させることは解決しそうです。

おっ、これは(感)、と思ったのですが、

世の中、そんなに甘くはない。

電子書籍のフォーマットなので、「iBook」で開くことになります。
(そこが「Pages」で”出力できる”と表現されいる所以)

開くことはできますが、“編集”はできません。(よくよく考えれば、これも当然ですね。)

となると、「Pages」で編集する“原本”が必要になります。

結局、この原本を管理し、変更の都度、EPUBに出力(変換)し、クラウド上に置くという運用になります。

う~ん、、、

「Pages」で開いて、小さい画面で隠れた部分をスワイプする(あるいは、サイズを合わせるか)のが手間か

原本として「Pages」で管理し、更新の都度、EPUBで出力し「iBook」で開くのが手間か

どっちもどっちですね。

とりあえずは、現行の「Pages」運用を続けながら、別なソリューションはないか探そうと思います。

このジレンマは続きそうです。

ではでは

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追記(2019/1/31)

「Pages」のファイルを、EPUBに出力してみましたが

EPUBの規格としては、パスワードをつけられるのですが

「Pages」からの出力では、パスワードはつけられませんでした。

「ブック」できれいに表示されますし、

iCloud自体が暗号化されているので、気にしなくてもいいのかもしれないのですが、

う〜ん、、、「Pages」でパスワード付けての運用かな。。。


現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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