4月頭に引っ越しをしまして、ついに防音室のある物件に入居しました( ・∀・)
ひとくちに防音室と言っても、どれくらいまでの楽器を想定し、どの程度の遮音性を設けているかは施工によって大分違ってきます。
音大生が借りるアパートは俗に「お互い様物件」と呼ばれており、「音出しOK!(でも上下左右筒抜けだよ☆)」っていう感じの演奏可能物件が多いです。
でもそこは「お互い様」なのでルールを守って(音出し可能時間が設定されている)練習する分には、文句を言われることは無いでしょう。
マンションタイプ(鉄筋造)の防音物件なら24時間演奏可の場合もありますが、そういう物件はかなり高額な家賃設定です(笑)
さて、僕が引っ越してきた物件は防音室(5畳くらい)が付いていますが、なんと防音室付きの物件は僕が契約した部屋のみで、他の部屋(3階建てのそこそこの規模のマンション)は一般的なマンションとなっております。。。
そうなると気になるのが騒音問題
音は聴く人によって「心地よい」か「うるさい」か「耳障り」か「不快」かが分かれます(;´Д`)
契約条件に演奏時間の制限はないのですが、「本格的なスタジオとは違い、周囲に音が全く漏れないわけではないので、深夜にフルMAXでの音出しはやめてください。」と言われています。
ま、そもそもそんな遅くまで練習することはないんだけどね(笑)
しかしながら、「もし歌声が近所迷惑になってしまったら申し訳ない」と思いながら練習するのは非常に心がすり減るので、なるべくご近所様の迷惑にならないために防音室に更に自身の手で防音(吸音)施工をしてみました(`・ω・´)ゞ
使用したのはこちら↓
面積の広い壁には
入り口の扉(内側)には
そして、これらの吸音材を「将来壁紙を傷つけることなく撤去出来るように」する夢のアイテム↓
これらを駆使して、防音室の防音性を高めるべく作業を開始しました•̀.̫•́✧
まずは一番面積が広く、隣のお宅に面している壁から作業スタート!
こんな感じで貼って行くのですが、壁紙に直接「魔法の両面テープ」を貼ってしまうと流石に剥がす時に危険らしいので、壁紙にマスキングテープを先に貼って、その上に魔法の両面テープを乗せていきます!
ちなみにマスキングテープは付属しています。今回はそれだけでは足りなかったので別途マスキングテープを買い足しました( ・∀・)
両面テープと吸音材を端から壁に貼り付けていくのですが・・・
素人仕事では微妙にガタツキが(笑)
とりあえずこれだけ貼ればお隣さんへの配慮は十分かな?(;´Д`)
そして次はピアノの上の壁にも貼っていきます!
ドア枠にかかってしまうところはカットして貼り付けていくスタイル
ふう・・・・
そしてこの防音室最大の音の抜け道、入り口の扉にも貼っていく!
ぴったりサイズの吸音材ではないので、蝶番側に貼る場合はカットして貼ります( ・∀・)
裁縫用の裁ちばさみで簡単に綺麗にカット可能です!
ドアノブの開閉を妨げない親切施工!
ちなみにピアノと壁の間には東京防音株式会社が販売している「ホワイトキューオン」を挟んでいます。
ホワイトキューオンはサイズ、厚みにもよりますが、自分で綺麗にカットするのは難しそうだったので、カット依頼をこんな感じでお願いしました↓
左下は壁のコンセントを塞がない為のカットです(笑)
ホワイトキューオンを挟むことで、ピアノ背面から壁に反響する音を抑えてくれるので、音色そのままに演奏が可能です。
防音対策に迷われている方の参考になれば幸いです( ・∀・)
ちなみに、吸音材は圧縮された状態で届き、開封して少し放置しておけば復元します。
放置しても復元しない場合は、スポンジなので水につけてほぐしてあげれば大丈夫です( ・∀・)
お隣の 大きな音が、不愉快に感じるか? さして気にならないか? は、お隣の住人との関係性に依るところが大きい らしいですね。。普段から マイナスのイメージを持っている 相手の騒音は、迷惑な感覚を覚えるモノ なのだそうですが、親しくしていて 好感度の高い相手の音は、ほぼ 気にしない ことが多い と 聞きました。。
どうぞ 和やかな お付き合いを(^-^)/
お疲れさまです。さすがです!
よく休んでくださいね。お身体のために…
これだけしっかり防音されてしまうと、
芹澤さんの歌声が聞けないなあ…
と、私が隣人だったら思うかも(*´艸`)