LA CAFFETTERIA DI RETROSCENA舞台裏カフェ

テノール芹澤佳通の日常系ブログ (・∀・)

令和元年6月15日(土)ジャパン・アプリア・フェスティバル2019 《ロッシーニ:小荘厳ミサ》

2019年05月05日 | クラシック音楽

今から3年前の2016年10月19日、一部カットでの《ロッシーニ:小荘厳ミサ》をマエストロ・ヴィート・クレメンテの指揮/ピアノで、イタリア文化会館アニェッリホールにて演奏しました(・∀・)

 

それがついに全曲演奏という形で、マエストロ・ヴィート・クレメンテと共演出来ることになりました!

 

前回の演奏会を聴きにいらした方の多くが「あのピアノが凄かった!」と、ソリストそっちのけで評価をかっさらってしまったマエストロ(笑)

 

 

さて、そもそも「ミサ曲」とは何なのでしょうか?

まずいつも通りウィキペディアで調べてみましょう(・∀・)

 

【ウィキペディアくんの答え】

ミサ曲は、カトリック教会のミサ(感謝の祭儀)に伴う声楽曲。

音楽用語としては『荘厳ミサ曲』と訳されることも多いが、日本カトリック教会では、現在は荘厳ミサを廃して「盛儀ミサ」を正式名としている。

 

以上

 

要点を端的に述べたわかりやすい回答ですね(・∀・)

 

 

 

ん?そうじゃないって?(・∀・)

 

 

 

(*ノω・*)テヘ

 

 

ではもう少し詳しい解説を(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

まず「荘厳(盛儀)ミサ曲」と「小荘厳ミサ曲」の違いは何か?

 

ミサ曲の基本的な構成要素は一般的に

『キリエ』(求憐誦)

『グローリア』(栄光頌、天には神に栄光)

『クレド』(信経、信仰宣言)

『サンクトゥス』(三聖頌、感謝の賛歌)

『アニュス・デイ』(神羔頌、神の小羊)

の5曲である。

これらはみな通常文といい、どのような場合にも必ず同じ典礼文を用いる。これら5曲をすべて備えたものを通作ミサ曲と呼ぶ。

これに対し、『クレド』(信経、信仰宣言)を含まないものをミサ・ブレヴィス(小ミサ)と呼ぶ。

ミサで歌われるものには、この基本要素に、入祭唱(イントロイトゥス)、昇階唱(グラドゥアーレ)、アレルヤ唱、続唱(セクエンツィア)、奉献唱(オッフェルトリウム)、聖体拝領誦(コンムニオ)などの固有文が加わる。固有文は、例えば祭日や死者ミサなど、時と場合によってその構成が異なる。

 

以上、ウィキペディアより

 

 

つまり「クレド」があるかないかが判断の決めて!

 

 

では改めてロッシーニの小荘厳ミサの構成を確認してみましょう(・∀・)

キリエ
グローリア
クレド|д゚)チラッ
サンクトゥス
オ・サルタリス・オスティア(←new
アニュス・デイ

以上

 

 

 

いや、クレドあるやん。。。(;・∀・)

 

 

 

 

どうやらロッシーニの場合、「小」はミサの構成ではなく、楽器編成の規模をさしているとも・・・

実際、ロッシーニの小荘厳ミサ曲の演奏時間は全然短くないどころか、むしろかなり長い部類(笑)

 

演奏する方も大変なら聴く方も覚悟がいるな((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

より詳しいことが知りたい方はこちらのサイトを参考にして下さい→ロッシーニについて

 

 

 

演奏会の詳細は以下のとおりです(「・ω・)「


 

2019年6月15日(土)
ジャパン・アプリア・フェスティバル2019
オープニングコンサート
ロッシーニ:小荘厳ミサ曲

【指揮/ピアノ】
ヴィート・クレメンテ

【合唱】
コール・トリオーレ

【ソリスト】
真野路津紀(ソプラノ)
新宮由理(メゾ・ソプラノ)
芹澤佳通(テノール)
佐藤泰弘(バス)

【会場】
イタリア文化会館
アニェッリホール

開場13時30分
開演14時00分


チケット(全席自由・通し券)
5000円(一般/前売り)
5500円(一般/当日)
1000円(大学生)
高校生無料(要事前申込み)


【お問い合わせ・お申込み】
メール teatrogoloso@zoho.com
ファックス 03-6745-9117
(芹澤宛)


 

イベントは、《ロッシーニ:小荘厳ミサ》からスタートし、企画①~⑤まで終日に渡って開かれており、お求め頂いたチケットは「通し券」ということで、全てのイベントに参加可能となっております(・∀・)

 

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