2日間に渡ってイタリア文化会館にて開催されました、ジャパン・アプリア・フェスティバル2019が無事その日程を終えることが出来ました(・∀・)!
といっても僕は初日のオープニング、小荘厳ミサ曲のみの関わりだったので、同フェスティバルの成功をあたかも僕自身の成し得たことの様に書くのはおこがましいにも程があります(;´Д`)
まず、僕自身が関与した6月15日に関して(・∀・)
当日配布されたパンフレットがこちら↓
久しぶりに宗教曲のソロを歌いましたが、今回の参加で驚いた(と言っては失礼かもしれませんが)のは、合唱、コールトリオーレ(三菱マテリアルコーラス班)のレベルの高さです。
まず、この小荘厳ミサの楽譜、その「N.1キリエ」の冒頭にはこの様に書かれております・・・
赤文字からおわかりの通り、合唱と言っているものの、指定では各声部2名ずつ。(本公演では合計30名ほどの合唱団でした。)
そして「4人ソリストも合唱と一緒に」ということがどういうことかと言うと、ソリストには休む暇がない(笑)
現在では合唱とソリストは分けて演奏しますし今回の公演もそうでしたが、一応、作曲家の指示としてはこの様になってます(笑)
各声部2名×4声部+ソリスト4名で、キリストの12使徒を表しているのでしょう(・∀・)
では、なぜ僕が合唱団のレベルの高さに驚いたか・・・
それは、僕が初めてこの曲をイタリアで演奏したとき、ここに書かれている通りソロも合唱も全部歌ったので、いかにこの合唱が難しいか!それを知っているからです・・・
歌っている各々のパート自体がそもそも複雑なのに、マエストロの出すテンポの指示、ニュアンス、間の取り方、その全てをたった数回のマエストロによる音楽稽古で汲み取り、食らいつき、実現する・・・
その集中力と、応えられるだけの経験値。
本当に驚きました!
アカペラで演奏される「Sanctus」は、毎回見事に音程が決まっており、いつも助けられました!
演奏の感想につきましては、お越しいただいた方はご自身の感想を大事になさって下さい(・∀・)
僕自身の演奏者としての感想は、アンサンブルとは、思いやり。です。
個々の鮮やかな色彩が必要な箇所もあれば、折り重なりながら綾なす風合いが必要な箇所もあります。
指揮者は、楽譜という紙とインクで成り立っている物体から、音と色を紡ぎ合わせて極上の音楽を生み出します。
ちなみに、当日の舞台配置はこうなっておりました(・∀・)
※iPadとApple Pencilを駆使して作成された図
マエストロがピアノ伴奏を弾きながら指揮をするというスタイルのため、特に僕のポジションは神経を使います(笑)
それは・・・歌っていない時にちょこちょこ動いたりするとマエストロにとってものすごく目障りになる(;´Д`)
なので僕が取った対応策は「動かざること山のごとし」(笑)
歌っていな時は終始眼を閉じ、1mmたりとも微動だにせず、心の中で音楽に浸って過ごしました(・∀・)
マエストロからは終演後に
Sei strano...sei proprio un tenore particolare...non sei stato mosso mai e non mi hai distrubato niente! sei perfettoooo!!!
(訳:お前はおかしい・・・本当に変わったテノールだ・・・全く身動きせず、私の邪魔になることはなかった!完璧だ!!!)
とても褒めていただきました(笑)
舞台上では、その一挙手一投足が常に見られており、その空間にふさわしい佇まい、雰囲気を醸し出すのも演奏の一部です(・∀・)
さて、洗練された宗教曲の次に待っている本番は、昼ドラよろしくのこちらとなっております(・∀・)
詳細はこちらの記事にて紹介しております→【間男・・・再び!】
まだまだお席のご用意は可能です(・∀・)
美味しいディナーを召し上がった後、演奏がスタートいたします!
まずはプッチーニのオペラ「外套」をお届けし、休憩を挟んだ後にオペラ・ガラ・コンサートをお届け致します(`・ω・´)ゞ
全て込みで7800円となっておりますので、とてもリーズナブルであり、万が一演奏に満足がいかなかったとしても「料理は美味しかった!」と美しい思い出として記憶に留めることが可能です(笑)
お申込みはチラシに記載のある「ブラームスの小径オペラ」代表の中村音田子(なかむら おんでんし)さんに直接お電話にてご連絡していただくか、僕宛にメールまたはファックスでも可能です(・∀・)
芹澤の公開している数少ない個人情報はこちら↓
メール teatrogoloso@zoho.com
FAX 03-6745-9117
どちらも24時間、いつでも受付けております(`・ω・´)ゞ
次は是非、会場で動く芹澤を御覧ください!(笑)
芹澤さんが1ミリも動かなかったら、まさに「山のごとし」でしたね!
マエストロから、完璧だ!と褒めていただいてグッジョブ(^^)v
某ブログで、演奏会の写真を拝見しました。
( 相変わらずの検索好きw )
その方はこんな事も書いていらっしゃいました。
「 テノールの芹澤さんは最高に面白い方でした...歌もうまいし超いい声♫ 色んなこと知ってて話題尽きない方でした 」原文のまま
やっぱりそうなんですね⁈ (≧∀≦)
文中の
「 個々の鮮やかな色彩〜極上の音楽を生み出します 」まで、この人、詩人か?と思いました。(笑)
詩人の役を演じてると、こんな言葉が紡ぎだされるんですね〜♪
あ、元々の文才か?
尊敬の眼差し〜(°▽°)
某メゾソプラノさんのブログ、
私も拝見しました。
ぱちぱちぱちぱちぱち\(^_^)/
某ブログ、検索してみました(・∀・)
自分の事が書かれているとは全然知らなかったのでついつい過去の記事まで読んでしまいました・・・(笑)
詩人の様と称賛された1文ですが、書いている時に頭にあったイメージはロッテの紗々でした(笑)
同じく僕もtomokoさんのヒントで其の方のブログを検索しました(笑)
(・∀・)