GReeeeNの代表曲「キセキ」の誕生秘話を描いた作品。
松坂桃李さんと菅田将暉さんのダブル主演だし、曲も好きだし・・どんな映画なのかな~観たいな~と思っていたら、あるときNHKで、メンバーに似せた被りものの中に本人達が入ってのインタビューをやっていて。
がぜん興味が!
しかし、劇場はほとんどが若い人たち。
それもほぼ満席です。ん~場違いだったか・・?
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【以下ネタバレあります】
昭和な感じのお父さんが怖い怖い。
「弟は顔を出さずにデビューさせたい。親父にバレたら日本刀でぶった切られる(殺される?だったかな)」と言ったら、レコード会社の人が「お前のお父さんはヤクザか?」「ヤクザより怖いんです」と。
でも兄弟揃ってお父さんの前できちんと正座しているところとか、お父さんを尊敬している気持が素晴らしいと思いましたね。
こういう一本芯の通った育てられ方をしたからこそ、二人が成功したのでしょう。(お兄さんは自分以上に弟が音楽の才能を持っていることに気づき、縁の下の力持ちという立場を選びますが、普通はなかなかふん切れ無いだろうし、嫉妬したり妬んだりすることもあると思います)
家の中心は、でもやはりお母さんでしょうね。
あんなに威張っているお父さんだって、夜眠れないときに「お父さんは最強のお医者様ですよ」とかなんとか背中越しに言われて、ちょっと息遣いが落ち着いたり。
受験で失敗した弟のことも「(すき焼きを食べながら)落ちてもおいしいお肉はやっぱりおいしいわね~」と言いながら、翌年合格したら「去年はお肉の味が全然しなかったものね」とか。
「子どもが二人とも歌手だなんて、お母さん黙っていられないわ~」とか。
きっと子どもたちは両親のことが大好きなまま育ったと思います。
歯科医を目指しながらの音楽活動も、それなりに描かれていましたが、でもまあ本当は国家試験の大変さとか医学部と変わらないのに、そういうのまでは描かれていなかったというか。(あれだと歯科衛生士と変わらない感じしかなかったし)
そして最後に、あんなに音楽を無駄扱いしていたお父さんが「GReeeeNって知ってるか?GReeeeNみたいないい音楽をしろよ」と声をかけるところ。
これって、お父さんがGreeeeNの正体に気づいているのかいないのか?観客に判断を委ねているのですが、これもまたいい。お母さんも何も言わずに微笑んでいるだけのところも。
>GReeeeNの代表曲「キセキ」の誕生秘話を描いた作品・・とありましたが、家族や仲間の話だったんですね。
監督の兼重淳さんにはNHKドラマ『一番電車が走った』のときに、「監督作品を楽しみにしています」とお伝えして、それが今回こういう形で叶って。よい作品でよかったです。
松坂桃李さんと菅田将暉さんのダブル主演だし、曲も好きだし・・どんな映画なのかな~観たいな~と思っていたら、あるときNHKで、メンバーに似せた被りものの中に本人達が入ってのインタビューをやっていて。
がぜん興味が!
しかし、劇場はほとんどが若い人たち。
それもほぼ満席です。ん~場違いだったか・・?
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【以下ネタバレあります】
昭和な感じのお父さんが怖い怖い。
「弟は顔を出さずにデビューさせたい。親父にバレたら日本刀でぶった切られる(殺される?だったかな)」と言ったら、レコード会社の人が「お前のお父さんはヤクザか?」「ヤクザより怖いんです」と。
でも兄弟揃ってお父さんの前できちんと正座しているところとか、お父さんを尊敬している気持が素晴らしいと思いましたね。
こういう一本芯の通った育てられ方をしたからこそ、二人が成功したのでしょう。(お兄さんは自分以上に弟が音楽の才能を持っていることに気づき、縁の下の力持ちという立場を選びますが、普通はなかなかふん切れ無いだろうし、嫉妬したり妬んだりすることもあると思います)
家の中心は、でもやはりお母さんでしょうね。
あんなに威張っているお父さんだって、夜眠れないときに「お父さんは最強のお医者様ですよ」とかなんとか背中越しに言われて、ちょっと息遣いが落ち着いたり。
受験で失敗した弟のことも「(すき焼きを食べながら)落ちてもおいしいお肉はやっぱりおいしいわね~」と言いながら、翌年合格したら「去年はお肉の味が全然しなかったものね」とか。
「子どもが二人とも歌手だなんて、お母さん黙っていられないわ~」とか。
きっと子どもたちは両親のことが大好きなまま育ったと思います。
歯科医を目指しながらの音楽活動も、それなりに描かれていましたが、でもまあ本当は国家試験の大変さとか医学部と変わらないのに、そういうのまでは描かれていなかったというか。(あれだと歯科衛生士と変わらない感じしかなかったし)
そして最後に、あんなに音楽を無駄扱いしていたお父さんが「GReeeeNって知ってるか?GReeeeNみたいないい音楽をしろよ」と声をかけるところ。
これって、お父さんがGreeeeNの正体に気づいているのかいないのか?観客に判断を委ねているのですが、これもまたいい。お母さんも何も言わずに微笑んでいるだけのところも。
>GReeeeNの代表曲「キセキ」の誕生秘話を描いた作品・・とありましたが、家族や仲間の話だったんですね。
監督の兼重淳さんにはNHKドラマ『一番電車が走った』のときに、「監督作品を楽しみにしています」とお伝えして、それが今回こういう形で叶って。よい作品でよかったです。
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