孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

青島国際ビール祭り Part 2 (海軍博物館)

2013年08月20日 21時37分55秒 | 旅行(中国)
今回の青島の旅で寄りたかった場所が海軍博物館。
現在博物館は工事中で、巨大な博物館の展示館が建設中。
青島といえば海軍の街で、中国で最初の空母の遼寧の母港でもある。



完成の暁には、このような巨大な博物館が完成する。
でも、この図を良く見ると、停泊している艦船はイージス艦のような最新鋭のスタイルの船が2隻。
ホントかなぁ? 博物館に、現役に近い艦船を展示するなど、軍事機密などから、ありえないけど。
そういえば、潜水艦の展示がされていなかった。 乗ってみたかったのだが・・・ 
ドン亀で沈没したかな?


で、現在停泊している艦船は、かなり旧式の駆逐艦と巡洋艦。
時間が無いので、今日は手前の駆逐艦 鞍山(101)に乗船する。

駆逐艦 鞍山


この艦船の歴史として、下記のプレートがあった。
フンフン、1936年にソビエトで建造された駆逐艦だったのネ。(下記の記載は百度百科より)
 排水量:标准1660吨,满载2040吨
 主尺度:长112.8米,宽10.2米,吃水3.19米
 动 力:三座鼓式锅炉,主机为Tosi Gear Turbine汽旋机,轴马力48000匹
 航 速:最大航速32节 ,经济航速16节
 航 程:7200公里
 编 制:190人
 1969年5月,改装成导弹驱逐舰。1992年4月24日退役,服役期长达56年。













現在の駆逐艦クラスと比較すると細身の船体なのがよく分かる。
立ち入り禁止の場所の先をのぞいてみたら、なにやら人の気配。
この展示されている駆逐艦をねぐらにしている人がいるようだった。(さすが中国)

海軍博物館とはいえ、戦車や航空機も置かれている。 あまり保存状態は良くないけど・・・
休日なので、家族連れで見学に来ている人たちが多かった。





在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由

2013年08月20日 08時00分00秒 | 良書紹介
『在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由』 
在中日本人108人プロジェクト【編】  阪急コミュニケーションズ【刊】 
2013年8月30日【発売】
A5判・並製/248頁(巻頭8Pカラー)/ISBN978-4-484-13230-3/C0030
定価:本体1800円+税

2012年の反日デモからもうすぐ1年。
北京では、911に向けて1周年記念として、何か起きてしまうのではと言う警戒もある。
反日デモの結果、日本人で中国に警戒感を持つ人が更に増加したのは事実だろう。
そして、中国への日本からの観光客は激減。

そんな中、上記の本が出版されるとの情報を得て、早速予約手配した。
同じ中国に住む者として共感する部分は多いはず。

私がなぜ、中国に住むのか?
不謹慎に聞こえるかもしれないが、自称エンジニアとしては、この地は最適な実験フィールドだから。
専攻分野の危機管理において、こんなに豊富に実験材料が提供されるフィールドは無い。
毎日何が起きるか、日本では予想もしない突拍子もないことが発生する。
前職時代のボスは、中国での勤務を「毎日が地雷を踏む思い」と語っていた。
 SARS、鳥インフル、新型インフル、下水油、農薬過多、大気汚染、水質汚染、PM2.5
 貧富の拡大、汚職、一党独裁、賃金上昇、一人っ子政策、高齢化、サイバーセキュリティ、
 著作権、特許侵害、
 最近では、外国人社会保険、直近ではビザ延長申請での長期間化等など

そして、日本には無いダイナミックさ。
昔、満州時代、日本は満州でアジア号や高圧送電等の当時の最新鋭の科学技術を導入した。
今の中国にも同じことが言える。
超高圧( UHV)送電や各種のインフラ整備等、日本の最新の技術導入のフィールドになる。

先日、TEDを見ていたら、ミシガン州知事・ジェニファー・グランホルムが彼女は科学者として州知事時代にミシガン州を実験室にみたて政策の実験を行なった。そして財政面など次から次へと課題の発生に対応したと語っていた。
環境問題のコンペ等、州知事が科学者という発言と目でフィールドを見る事に共感を持った。


本の題名にある“108”という数は偶然か意図的なのか?
ともかく、本を読むのが楽しみ…

青島国際ビール祭り Part 1

2013年08月20日 00時43分38秒 | 旅行(中国)
一度は青島のビール祭りに行ってみたいと思っていたので、週末を利用して青島で開催中のビール祭りを見てきた。
夏で学校は休み、週末でもあり、往復の新幹線は満員。
8月17日7:30に北京南駅を出発の新幹線に乗る。 今回の青島旅行の目的は3つ。
 その1: 青島国際ビール祭り
 その2: 海軍博物館見学 (3月と7月に出かけた際に見学できなかった)
 その3: 青島で美味しいイタリアン料理店でアサヒビール製の牛乳を使ったアイスを食べる

新幹線はしばらくすると時速300kmで快調に走行。2時間ほどで山東省の省都の済南に停車。


済南に停車中、青島まではまだ2時間強。


12時過ぎ青島駅に到着しました。すぐにタクシーに乗って、イタリアン料理店に直行です。




ビザを注文、デザートにアイスも・・・




このアイス、2度目ですが、美味しいです。


昼食を終えて、オリンピックでヨットの競技場場所へ向かう。
日の丸がありました。 1年前の尖閣問題のときは、この日の丸、長らく掲揚されていなかったと聞きました。


ヨットハーバーには各種のヨットやクルーザーがあります。


海監のクルーザーもありました。 ま、この船は尖閣までは出動しないでしょう。
青島という場所を考えると、お偉いさんの接待用の船のイメージがするなぁ・・・


移動しながら、冷たいものが飲めます。 ちょっと便利かも・・・


奮発してヨットに乗りました。潮風が気持ちよかったです。
海は久しぶりだなぁ
こんな感じで、船の一番前に座り、潮風を満喫。 時々、ズボンに波がサブーン。
青島の海って予想外にきれいでした。 どうも中国の海って、茶色のイメージしか・・・