孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

あれからもうすぐ2カ月…

2014年02月25日 23時12分27秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)
あれから、もうすぐ2カ月がたつ。
2か月前の安倍首相の靖国神社参拝のことではない。
2013年12月27日、東京ドームでタイガースのコンサートが行われた。
1曲目のDo you Love meが始まると4万5千人の観客が総立ちとなり、巨大なライブハウスとなった。
先日、知人からこのタイガースの東京ドーム公演を1月にNHKで放映したビデオを入手したので、食い入るようにヘッドフォーンをかけて見た。
目的は、テレビの中で孫文さんが映っているか?
いたぁ~~
4万5千人の中でステージを見つめている姿を探し出せた。 執念だなぁ!!
でも前からウン列目だったので、探しやすかったのだが。

そして、タイガースのビデオの見て感動したこと。
岸部一徳って、こんなにベースがうまかったんだ!!
タイガースの曲や歌は知っていても、音を分析して聞いたことがなかったので、じっくり聞くと岸部一徳の弾けるバイオリンベースがメチャすばらしい。
「いっとく」けど、嘘じゃないよ。
俳優業に転向して30年音楽から離れていたとは思えないすばらしいリズムを刻んでいた。

そして、タイガースのもう1つの魅力。
3人のボーカルの音域が違うこと。
高音の加橋、中音の沢田、低音の岸部。この3人がいたから当時の名曲ができた。
当時のGSのグループの中でこういった特色のある歌声を持つグループはなかった。
そして、演奏していたメンバー自身も当時は気づかなかったことだったと、メンバーから直接聞いたことがある。

バイオリンベースの柔らかな弾ける音。
ソリッドベースとはこんなに違うものなのか。。
Karl Hofner製のバイオリンベースとは言わないけど、バイオリンベース欲しいなぁ!!


タイガースのステージは、メンバーのみで、バックコーラスはなかった。
そして、キーボードを使えば音の広がりができるのに、あえて当時のままのステージで行った。そこに、手抜き演奏ができないステージ構成としたタイガースのすばらしき意地を感じた。
意外なほどシンプルなステージだった。

60歳以上のタイガースという、オジサンバンドが日本人に与えた音楽の素晴らしさに改めて感謝!!