
また100円でレコード買ってきた

これ2枚組のLPな。
カンでイイってわかったもんね。
いや、マジよかったから。
調べてみたら、これって全曲即興で弾いてんだって。
スゲー! キース才能あり杉りょーたろー!
![]() | ザ・ケルン・コンサート (2003/04/23) キース・ジャレット 商品詳細を見る |
最近クマル思ったんだけど、物の価値って、実際のところどうなの? ってこと。
だって、こんなすごい音楽がたったの100円だよ。
音楽って、もういまじゃ大量生産できちゃうからなのかなぁ。
でも、大切にされるのはいま現在のヒット商品だけ。
けれども、それが2,3年前のものだと、まったく価値なくなっちゃうのは、きっとたいして価値のあるものじゃないから。
全部が全部そうだとうはいわないけれど、でも、たいがいの物がそうじゃない。
どれだけすごい音楽をつくろうと、どんだけ神がかりな音を弾こうと、100円の価値でしかなくなるものもある。
小説だってそうだよね。
つい最近まで、お金で買ってた文章が、いまじゃ無料配信とかされてるし。
つくり手が命削ってつくったって、お酒飲で酩酊しながらつくったって、結局は同じ価値になっちゃうのよね。
むなしい。
だったら、手間隙かけずに、パソコンでカチャカチャつくっちゃったもん勝ち。って発想になっちゃう。
そしてゴミばかりが増えてゆく。
使い捨ての音楽。使い捨ての物語。使い捨ての命。
自分にすら価値を見出せなくなるときは、そう遠い未来じゃない。
クマルは最近そう思う。

つか、あんたたち! ちょびっとウザい。
