吉祥草寺----奈良県御所市茅原279 pk-あり 第34代舒明天皇の創建で、634年修験道開祖役行者がここで生まれ、彼の開基です。修験道の開祖役行者の誕生地で、寺も役行者によって開創されたと伝えられている。本堂は応永3年(1396)の再建によるもので、本尊は不動明王を中心とする五大力尊。境内にある鎮守社「熊野権現社」前の小詞に産湯の井戸と役行者腰掛石がのこります
「茅原というのは、文字どおり萱や葦の生えていた原で、古代には沼沢地であったのだろう。そこには吉祥草が一面に生えていた。役小角(えんのおづぬ)が生まれた年は、この辺一帯は花ざかりであったという」白洲正子