SpiMelo! -Mie Ogura-Ourkouzounov

L’artiste d’origine Japonaise qui mélange tout sans apriori

ドイツ!~Landsberg Guitar Festival

2010-04-29 20:35:20 | Concert Memories-コンサート旅行記
My favorite thing=Germanbeers It was in long coming

待ちにまっていたドイツ公演!なぜかって、私を知る人には分かるでしょう。
ドイツの友人宅の前にガツンと置かれたコレ!
フレッシュなビール

まずはICE(ドイツ新幹線)でパリからフランクフルト入り。パリ音時代の知り合いでフランクフルト響主席フルート奏者をしている、通勤途中のサラ・ルヴィオン(なつかし!)と遭遇したりしながらさらに一時間の電車の旅で、ヴュルツブルグ、という美しい街に入ります。この街の郊外の教会で、まずは第一回の演奏会。
First concert was near from Wurzburg in a cherch.Thank you to Robin. Beautiful city,Wurzburg!



   And of course! to try a nice beer from Wurzburg
   
   そしてもちろん!仕事の後は地元人お勧めのビールを。

そしてさらに南へ。ミュンヘンを経てさらに友人の車で一時間程。大好きな街、ランスベルグに入ります。
ここで友人のギター・デュオ「グルーバー&マクラー」のやっている大きなフェスティヴァルが行われるのです。
   
Very colorful city,I love Landsberg!where the guitar festival is be done.

Why german cities are so clean always...
  
  なんでドイツの街って、どこもかしこもこんなに清潔なんでしょう。。あっフランスから来たからか。

二日目はマスター・クラス。地元のフルート奏者達も何人か集まってくれました。ドイツの人たちにレッスンするのはまた、ぜんぜん性格が違っていて面白い。次は8月に、日本・静岡です!(また改めてご報告しますね)そして私達のコンサートは3日目!さすがに200人を超える聴衆を前に、いつもより緊張しましたよ。。。

The third day was our concert.Big audience,more than 200.Very good experience...

盛り上がってくると、とんでもない姿勢を繰り出す私達

What a strange position...!

夏に買った木製の頭部管も使用。

This is my new wooden headjoint! 変なコンビネーションだけど、気に入っています。

フェスティヴァル会場を俯瞰

            This is the place of Festival!


And,we could drink beers as we want.What Paradise!!Thank you Christien!
my small student Katy
会場では出演者はなんとビール飲み放題!夢心地。。。これは本場ミュンヘンのヘレス・ビール。

ということで、とっても楽しいドイツ旅行となりました。めでたしめでたし
今回から世界の友人らの為に出来る限り英語のコメントも添えたいとおもっております。
至らない英語ですが、もし間違いなどあったらお知らせくださいませ!



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"Flute Jazz Coffee Break" est republie en Francais et japonais!!

2010-04-19 22:34:08 | CDs&Scores,Links-CD&楽譜、外部リンク
                  

"Flute Jazz Coffee Break"

Ce recueil des arrangements des thèmes du jazz que j'ai écrit (avec le méthode d'initiation jazz)est republié en Français et Japonais (le niiveau des morçeaux à partir du cycle 2 à 3 ou plus.)

Il est avec un disque enregistré par moi et le pianiste de jazz, Benoit Daniel.

J'ai quelques exemplaires sur Paris.Si vous en voulez,envoyez-moi un message par ce Blogà droite


フルートでジャズを始めたい人たちのために編著した、「フルート・ジャズ・コーヒーブレイク」、このたび仏語訳を加えてリニューアルし、トリム出版より出ました!

バッハのト短調シシリアーノや、「さくらさくら」のジャズバージョン、ガーシュウィンのテーマ他、おなじみのメロディーが多いです。みなさんのレパートリーに加えて、コンサートでジャズも吹いていただければと思って編曲しました。

でも、それっぽく、というのはイヤなので、けっこう本格的にジャズに聞こえるように書いています。

CD付きで、演奏は、一時期トリオを一緒にやっていた、フランスのジャズピアニスト、ブノワ・ダニエルと一緒に録音したものです。

そして、やっぱりジャズをやるなら、アドリブに挑戦しなきゃ!ということで、簡単なアドリブ部分が3曲に入ってます。(各曲にアドリブ入門講座つき!)
難しいか、簡単か。。。う~んそれは編曲したものとしては、よく分かりません

トライした方、感想聞かせてくださるとうれしいです!

こちらで注文できるようです。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/gakufu-net/96267.html










ニコレのこと-CD pour mon maitre,Aurele Nicolet

2010-04-11 18:34:21 | CDs&Scores,Links-CD&楽譜、外部リンク
  

Ce CD est disponible chez Song-Ja Flute(Anciennement Allain Cadinot)
http://www.cadinotflutes.com/
Il y a une pièce dont je participe en improvisation!!

  これはついに手に入った、謎のCD

パユやレングリに続いて、私の名が実はこれ、2000年にスイス・ジュネーヴ音楽院を一日貸し切り、彼の生徒たちや友人らによって行われた「オーレル・ニコレの一日」という企画のコンサートの実況録音CDなのです。私は彼の生徒ですから、トリオ・エスパスというグループと、即興でコンサートに参加しました。確か。

「確か」というのは、こともあろうに、私、このときやった音楽の内容をちっとも覚えていないからです。
もちろん、コンサート自体は思いで深いものだけど。。。特にレングリのバロック・フルートと木管モダン・フルートでサンドイッチしたスゴいリサイタルは一生忘れられないものだったけれど。。。なぜか自分がやったことはまったく覚えてなく。。
ということで、このCDの存在は知っていたものの、買うのは躊躇していました。
だって、なんか自分で覚えてもない演奏が、しかもパユやらレングリやらと一緒のCDに入っているなんて、恐怖じゃないですかしかも誰もくれなかったし

と、先日、あのとき以来久々にレングリのマスター・クラスでレングリの素晴らしい音楽に触れ、その後でこの話をふと思い出してパリ音楽院フルート科伴奏者タナダサンに話していたら、なんと私の誕生日に買って来てくれました。

聴いてみるとこれが。面白いCDです。

先述のレングリによる超人的なコンサートや、パユによる武満や平の作品の演奏が中心で、普通のフルート関連のCD
にありがちな保守的なおとなしさとは無縁。なんだかニコレの生徒達は、ニコレ、という大木から四方八方、縦横無尽に元気に伸びて行く枝たちのようで、ものすごく勢いがある。無限の探究心、ひとりひとりの深い知性。

それこそがニコレの教えたこと。
イタリアのシエナでのニコレのクラスは、すごいもんだった。
一ヶ月の課程を終えて、最終コンサートの日に、すごく感じたのは、ひとりひとりが、全く違う、より本当の「ひとりひとり」に回帰して、自然に自分自身の根っこから演奏をしている、ということでした。

ニコレはだれにも教えられないことを教えられる。

例えば、モーツアルトのコンチェルトをみんなでやった日。しっかり練習してきてテクニックもある生徒が、いくらうまくフレーズを吹いても、ニコレは「non!」「 non!」の連発である。

なぜか?それはその生徒が「今、その場で、感じたことを、音にしていないから」。

フランス語で言う、"ici et maintenant"

ニコレの前では、音楽とは切ったら血がでるほど新鮮で、真摯でないと許されなかった。

なまぬるい演奏をする生徒には、部屋のうしろの壁まで行かせて、声の限り叫ばせた。

サッカーのワールドカップの決勝の翌日には、「練習していたので見ていません」と言った生徒はえらい怒られた

音楽で表現するには、先ず人生があり、自分の感情を開放させること。音楽以外の世界にも興味を持つこと。ニコレの存在は、私達が自分自身にしかできない人生を生き、自分の感覚に正直になることを、徹底的に学ばせます。

私が初めてニコレに演奏を聴いてもらった日のこと。ニコレは私に、「食事にお誘いしたい。なぜかというと、あなたはオリジナルだから。」すごい言葉だと思いませんか?それからというもの、15年間にわたりレッスンはもちろん、いっしょに食事しながら、また飲みながらおじいちゃんのような存在で、私にいろんなことを教えてくれた。

一緒に酔っぱらって徒党を組んで夜中のシエナの広場を練り歩いたり、日本のコンヴェンションでは抜け駆けして一緒にイタリア料理を食べに行ったり。
生粋のヨーロッパの文化人でありながら、ハメを外すのも大好きだったニコレおじいちゃん。

私の音楽人生は、16歳で岡山でニコレのコンサートを聴いて感動したときから始まったんだから、ほんとうにすごい絆だとおもう。

このCDの最後に収められている、ニコレの言葉。

「若いロシア人やルーマニア人に多く会って来た。かれらは音楽をやろう、と決めたりはしない。彼らにとって、音楽とは酸素のように必要なものだから。」

すべてを言い得た、素晴らしい言葉。この言葉をニコレのあの声で聴いていると、不覚にも涙が出そうになった。
今は体調が悪く、入退院を繰り返されていて、会うこともできないニコレ。

本当にタナダサンは良い誕生日プレゼントをくれたと思います!


Atanas OURKOUZOUNOV's profile

2010-04-09 11:17:36 | Atanas's profile~アタナスのプロフィール
Atanas OURKOUZOUNOV アタナス・ウルクズノフ
Contactourkouzounov a yahoo.com change a to @


Profile in English,French,Japanese

----日本語

アタナス・ウルクズノフ

1970年ブルガリア生まれ。ソフィアの名教師ディミター・ドイチノフのもとで16歳でギターを始めるも、ブルガリアの民俗音楽とストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」に挑発され、同時に作曲し始める。その才能をアルノー・デュモンに見出されてフランスに移住。ギターを始めてわずか5年でパリ国立高等音楽院に入学を果たす。1997年、審査員全員一致の一等賞にて卒業。この時自作曲を演奏し、ローラン・ディアンスより絶賛される。

アレクサンドリアコンクール作曲部門、パオロ・バルサッキ作曲コンクール、モンテヴィデオ作曲コンクールをはじめ、作品が世界のコンクールに多数入賞を果たし、カナダのドーベルマン、フランスのルモワーヌ、イタリアのズビニ・ゼルボニ、アメリカのメルベイなどより次々に出版される。

トレードマークであるキャッチーで親しみやすいメロディーや強烈なブルガリアン・リズムはそのままに、より現代的、多元的で豊かな作風を目指す。近年ギターを取り巻くより大きな室内楽編成に目を向け、2002年JTホール室内楽シリーズにて福田進一氏により室内協奏曲が初演、またフランスのアントニー・ギターフェスティバルにて2008年に自身により、2016年にゾーラン・ドキッチにより2曲のギター協奏曲が初演された。

演奏、作品の両面で福田進一、スコット・テナント、パブロ・マルケス、カルロ・ドメニコーニなど数多くの著名ギタリストから絶大な支持を得て、世界中のフェスティヴァルに招聘される。2003年イタリアのkleレーベルより自身の室内楽作品集を発表したのを皮切りに、2006年には福田進一氏プロデュースの「ヴァリエ」レーベルより日本デビューCD「レジェンズ」をリリース、その後はフルーティスト ミエ・ウルクズノフとのデュオで「ムーヴメント」「ファルス・クラシック」「サムシング・エルス」「ブル・バップ」を、また自身のギターソロの作品を集めた「オートポートレイト」をリリース。

現在パリ市立13区モーリス・ラヴェル音楽院ギター科、室内楽科教授として 後進の指導にあたるほか、世界各地でギターと作曲のマスタークラスを行っている。

------English

Atanas Ourkouzounov (b. 1970 in Burgas, Bulgaria), a leading figure in Bulgaria’s contemporary music, is winning international fame both as a guitarist and as a composer. His music features the asymmetric
rhythms and modal harmonies typical of his homeland but, like Béla Bartók, Ourkouzounov (pronounced
Oor-koo-ZOO-nov) uses regional traditions as a point of departure from which he ranges widely in an intu-
itive and personal way. Whereas Bartók’s muse was the piano, Ourkouzounov’s muse is―fortunately for gui-
tarists―the guitar. Ourkouzounov has written over 60 works for guitar―solos, duos, trios, quartets, instrumental ensembles, and two concerti―a number of which have won important prizes, and a majority of which have been published by leading publishers.

Atanas Ourkouzounov performs widely as soloist, with his wife the Japanese flautist Mie Ogura, and with the Ourkouzounov Ensemble (two guitars, flute and cello).
In addition to three CDs on which Ourkouzounov plays, more than 30 CDs of his music performed by others are currently available.

Ourkouzounov is also in demand as a teacher and juror at conferences and conservatories in Europe and
Japan and he holds a full-time position at the Conservatoire “Maurice Ravel” in Paris.

Atanas Ourkouzounov grew up in Sofia, Bulgaria, where he began guitar studies with Dimitar Doitchinov.
Starting in 1992, he continued his studies in France with Arnaud Dumond, Alexandre Lagoya and Olivier
Chassain. He studied guitar, chamber music, analysis, ethnomusicology and improvisation at the Paris Conservatory and graduated in 1997 winning by unanimous vote the First Prize in guitar.

Six years before he went to Paris, he started to compose. He was 16 years old and had been playing guitar only one year. For fun, he began changing details in pieces he was learning and then he wrote his first piece―3 Inventions―using the baroque idiom
and subject of a fugue he was studying. He became intoxicated with composing and soon started using melodies, rhythms, and modal harmonies of Bulgarian folk music. At the same time, he was avidly listening to recordings, especially Arthur Honegger’s Symphonie
N°5 and Igor Stravinsky’s Rite of Spring and Petrushka.To this day, Igor Stravinsky, György Ligeti, Ludwig van Beethoven, and Claude Debussy are among Ourkouzounov’s favorite composers.

While at least a trace of Bulgaria is always present in Ourkouzounov’s music, in the last eight years he has
also written pieces he calls “dedications” in which he composes his own music
from the point of view of other composers and/or idioms―for example, Caprice d'après Paganini(which imagines a "new” Paganini as
he might exist today); Fantaisie d'après Kapsberger (which draws on elements of 17th-century music for archlute); and Toryanse
Tales(which uses a Japanese folk theme).

Ourkouzounov is also fascinated by timbre and idiomatic colorisitic effects ―as explored for example in Light Echoes from Star -
light―5 Nocturnes, in the Reflet guitar duos, and above all in the Visions Chromatiques N°1for guitar solo and
the Visions Chromatiques N°2 for voice, violin, mandola, and guitar.
Ourkouzounov feels the “timbre” works are more contemporary and abstract―and perhaps more personal― than his pieces in which Bulgarian elements prevail.

Ourkouzounov enjoys performing flute-guitar duos with his wife. Typical programs are two Ourkouzounov works alongside arrangements and original music by diverse composers―for example, pieces by Chick Corea, Keith Jarrett, Béla Bartók, and Claude
Debussy―as well as arrangements Ourkouzounov calls “postcards” (folk music from countries such as
Mali, Japan, Bulgaria, Brazil, and India). As a listener, Ourkouzounov loves performers such as the conductor Carlos Kleiber, the pianists Grigory Sokolov and Keith Jarrett, and many jazz or folk-jazz musicians―for example, the Bulgarian clarinetist Ivo
Papazov, the Bulgarian flautist Theodosii Spassov and the group Shakti (especially the guitarist John McLaughlin and the tabla player Zakir Hussain).

------Français

Atanas Ourkouzounov est né à Bourgas (Bulgarie) et a vécu à Sofia où il a été initié à la guitare avec Dimitar Doychinov. Il poursuit ses études en France où il a comme professeurs Arnaud Dumond, Alexandre Lagoya et Olivier Chassain. Au sein du Conservatoire National Supérieur de Paris (d’où il sort en 1997 avec un Premier Prix à l’unanimité de guitare) il étudie la musique de chambre, l’analyse, l’ethnomusicologie et l’improvisation générative.

Son activité de compositeur a été récompensée par plusieurs prix (« Michele Pittaluga – Città di Alessandria » - Italie 1997 - ; « Paolo Barsacchi » - Italie 1997 - ; « Il fronimo – Suvini Zerboni » - Italie 1998 - ; « Ciudad de Montevideo » - Uruguay 1998 - ; « Carrefour mondial des guitares » - Martinique 1998-).
Ses œuvres sont publiées aux éditions Doberman-Yppan (Canada), Henry Lemoine (France), Suvini Zerboni (Italie), Daminus (Allemagne), Margaux (Allemagne), Mel Bay (U.S.A.), D’Oz (Canada), Tuscany (U.S.A.).
Plusieurs interprètes internationaux ont joué ses compositions. Parmi eux : Shin-Ichi Fukuda, Scott Tennant, Alberto Vingiano, Eduardo Isaac, Pablo Marquez, Antigoni Goni , Trio de Cologne, Gruber-Maklar , Thomas Muller-Pering ,Thibault Cauvin, Dimitri Illarionov , Fabio Zanon, Stanley Yates, Patrick Kearney, etc.

Autant qu’interprète il se produit en solo et la flûtiste Mie Ogura. Il a été invité dans plusieurs festivals (« Chitarre dal mondo » - Suisse - , « Nuits atypiques de Langon » - France -, « Guitar Festival of Aarhus » - Danemark - , « Festival Internazionale di Fermo » - Italie - , « Festival Luigi Legnani » - Italie – ,« Festival d’Antony » - France - , « Zevener Gitarrenwoche » - Allemagne –,« Gendai Guitar »-Japon-,« Shonai Guitar Festival »-Japon-, »Guitare Lachine »-Canada-…).

En 2003 il est sorti le premier CD d’Ourkouzounov Ensemble (« Contes des Balkans ») chez le label KLE (Italie) entièrement consacré à sa musique.
En 2006 il enregistre CD chez le label Gendai Guitar(Japon)avec la flûtiste Mie Ogura, musique de Debussy, Bartok, Keith Jarrett etc.

Il enseigne la guitare et le musique de chambre au Conservatoire « Maurice Ravel » à Paris.