最後に名作を三連発をドーン!
>ガンジー
マハトマ・ガンジーの伝記映画と言って良いんでしょうね。それほど時代考証や人物考証が素晴らしい作品です。だってガンジー役のベン・キングズレーやネール首相役のロシャン・セスのそっくりな事!歴史の教科書を出して見比べて欲しいです。勿論そのほかの役者さんも実在の方そっくりです。キャンディス・バーゲンやエドワード・フォックス、ジョン・ミルズなど、当時のそうそうたる名優が集まったという観点からしても、この作品を観て欲しいなァと思います。
パンフにも、ガンジーの生涯や時代背景などが載っていて、大変良い内容になっていると思います。
私がこの長編を、お尻の感覚がなくなるのもまったく気にならずに観たのは、今から20年近く前なのですが、それでも忘れられない場面があります。
映画の後半、ガンジーが断食して戦争に反対するのですが、もう寝たきりで起きられないガンジーの周りに、群集が心配して集まっています。そこへ刀とにわとりを持った男が来て、ガンジーに「無駄な事をするな喰え」とにわとりを投げ付けるのです。男は愛する息子を殺されて、この悲しみと憎しみが癒える事などない、だから敵を殺すまで戦争は止まらないと話すのですが、ガンジーは「ならば親を殺された敵の子どもを引き取って育てなさい」と静かに語るのです。それを聞いて身を臥して号泣する男を静かに見つめるガンジーの姿が、心に焼き付いています。
そして今でもインドは、ガンジーの願いが果たされる事無く、内乱や貧困に喘いでいるのです。
>アマデウス
これまた当時のアカデミー賞を総なめした作品です、もう圧巻。
舞台劇の名作である作品の映画化ですから、スタッフが怖いくらいに凄いです。
なかでも主役たる「音楽」の、ネビル・マリナー指揮のアカデミー室内管弦楽団が凄いです。映画館に居るのか、チェコの国立劇場に居るのか判らなくなって来ましたから(笑)もうDVDで観るしかないでしょうから、判りにくい表現ですね。
”二人の主役”サリエル役のF・エイブラハムとモーツアルト役のトム・ハリスは、ほんと素晴らしいです。実際に指揮も演奏もこなしているのを観ると、びっくりしますよ。
パンフも松本幸四郎さんへのインタビュー(当時、舞台でアマデウスを演じておられたんですね)や国立音楽大学の海老沢学長(当時)の考察、音楽評論家や映画評論家の豪華な読み物が満載です。
作品中、アマデウスが「僕は下品ですが、僕の音楽は神聖です」(ちょっとセリフが違うかも)という場面があります。この映画は、モーツアルトを史実にリアルに描いている事を表すセリフだなァと印象深かったです。
>コーラスライン
これもブロードウェイの名作ですね、つい最近日本でも公演がありました。
その作品の映画化ですから、そら凄いスタッフとキャストなんですよ(笑)
「ガンジー」と同じ、リチャード・アッテンボロー監督に、当時の舞台のベストキャスティングの俳優さんと、マイケル・ダグラス、それと「ONE」などの数々の名曲が、素晴らしい臨場感で胸に迫ります。これを観て「あァ映画って総合芸術の極みだなァ」と思ったものです。
この舞台がお好きな方は、映画なんてと思われるでしょうけれども、この作品に関しては一味違うと思いますよ。
>ガンジー
マハトマ・ガンジーの伝記映画と言って良いんでしょうね。それほど時代考証や人物考証が素晴らしい作品です。だってガンジー役のベン・キングズレーやネール首相役のロシャン・セスのそっくりな事!歴史の教科書を出して見比べて欲しいです。勿論そのほかの役者さんも実在の方そっくりです。キャンディス・バーゲンやエドワード・フォックス、ジョン・ミルズなど、当時のそうそうたる名優が集まったという観点からしても、この作品を観て欲しいなァと思います。
パンフにも、ガンジーの生涯や時代背景などが載っていて、大変良い内容になっていると思います。
私がこの長編を、お尻の感覚がなくなるのもまったく気にならずに観たのは、今から20年近く前なのですが、それでも忘れられない場面があります。
映画の後半、ガンジーが断食して戦争に反対するのですが、もう寝たきりで起きられないガンジーの周りに、群集が心配して集まっています。そこへ刀とにわとりを持った男が来て、ガンジーに「無駄な事をするな喰え」とにわとりを投げ付けるのです。男は愛する息子を殺されて、この悲しみと憎しみが癒える事などない、だから敵を殺すまで戦争は止まらないと話すのですが、ガンジーは「ならば親を殺された敵の子どもを引き取って育てなさい」と静かに語るのです。それを聞いて身を臥して号泣する男を静かに見つめるガンジーの姿が、心に焼き付いています。
そして今でもインドは、ガンジーの願いが果たされる事無く、内乱や貧困に喘いでいるのです。
>アマデウス
これまた当時のアカデミー賞を総なめした作品です、もう圧巻。
舞台劇の名作である作品の映画化ですから、スタッフが怖いくらいに凄いです。
なかでも主役たる「音楽」の、ネビル・マリナー指揮のアカデミー室内管弦楽団が凄いです。映画館に居るのか、チェコの国立劇場に居るのか判らなくなって来ましたから(笑)もうDVDで観るしかないでしょうから、判りにくい表現ですね。
”二人の主役”サリエル役のF・エイブラハムとモーツアルト役のトム・ハリスは、ほんと素晴らしいです。実際に指揮も演奏もこなしているのを観ると、びっくりしますよ。
パンフも松本幸四郎さんへのインタビュー(当時、舞台でアマデウスを演じておられたんですね)や国立音楽大学の海老沢学長(当時)の考察、音楽評論家や映画評論家の豪華な読み物が満載です。
作品中、アマデウスが「僕は下品ですが、僕の音楽は神聖です」(ちょっとセリフが違うかも)という場面があります。この映画は、モーツアルトを史実にリアルに描いている事を表すセリフだなァと印象深かったです。
>コーラスライン
これもブロードウェイの名作ですね、つい最近日本でも公演がありました。
その作品の映画化ですから、そら凄いスタッフとキャストなんですよ(笑)
「ガンジー」と同じ、リチャード・アッテンボロー監督に、当時の舞台のベストキャスティングの俳優さんと、マイケル・ダグラス、それと「ONE」などの数々の名曲が、素晴らしい臨場感で胸に迫ります。これを観て「あァ映画って総合芸術の極みだなァ」と思ったものです。
この舞台がお好きな方は、映画なんてと思われるでしょうけれども、この作品に関しては一味違うと思いますよ。