私のように、狭い範囲でしか(気に入ったジャンルしか)読んでいない人にお勧めしたいのが、この”かつて子どもだったあなたと少年少女のための”シリーズです。現在、最も活躍している作家さんの作品が治められているので、大人といえども「あァまだ自分には知らない世界がこんなにあったんだ、嬉しーい!」と思われる事必至です。
私の場合は特に、読まず嫌いでお名前は知っているけれどもちょっと・・なんて思われる作家さんでも、子ども向けに書かれた作品だと、とっつき易いように思いました。でも、読み終わってみると、やっぱりその作家さんのカラーが出てるなァ~と感じました。
さて「ミステリーランド」を制覇すべく、さっそく図書館から借りた五冊の感想です。
○虹果て村の秘密(有栖川有栖)
未読の作家さんだったのですが、苦手な印象どうりなお話でした。ファンの方ごめんなさい、どうも雰囲気がだめでした~。宝探しを廻る、大人の思惑に振舞わされる主人公たちに、親しみが持てませんでした。
○魔女の死んだ家(篠田真由美)
またもや未読の作家さんですが、子どもの頃の私だったら「私」と「お母様」のモノローグで、こんがらがってしまっただろうな~と思いました(笑)オーソドックスなお話でしたが、流石に流血場面はぼかして書いてあったり、男女のしがらみの説明が簡単でした。
○カーの復讐(二階堂黎人)
これまた未読の作家さんですが、名作の「怪盗ルパン」って、結構ドロドロした復讐劇やら因縁の対決ばかりで、子どもの頃は読めなかったんですが、今はその雰囲気が楽しめました(笑)
○ラインの虜囚(田中芳樹)
「銀英伝」かくの如しで、歴史と実在の人物を絡め、しかも主人公が陥れられる罠に説得力があって、面白かったです。子どもなら、これはハラハラどきどきで読むんじゃないかな?
○いつか、ふたりは二匹(西澤保彦)
未読の作家さんでしたが、たまたま書評を楽しく拝見しているブログさんで、この方の「解体諸因」という小説の事を紹介されていたんです。なにこれ?!と読みたくなる事間違いなしの「謎」ばかりのお話なんです。これを書かれた方なら、この本も難しいのかな~?と思い読み始めたら、すっきりさっぱり!とてもすとんと謎が解けていくお話でした。
「あとがき」に「猫と犬のお話を書きたかった」とあって、猫と犬の仕草などの細かい描写がお上手でした。
*「解体諸因」に興味のある方はkaisa21様の「海砂のつらつら日記」http://plaza.rakuten.co.jp/vndaisuki/diary/200610180000/
にお出かけになってが如何でしょうか?私はさっそく図書館で探しますよ(笑)
私の場合は特に、読まず嫌いでお名前は知っているけれどもちょっと・・なんて思われる作家さんでも、子ども向けに書かれた作品だと、とっつき易いように思いました。でも、読み終わってみると、やっぱりその作家さんのカラーが出てるなァ~と感じました。
さて「ミステリーランド」を制覇すべく、さっそく図書館から借りた五冊の感想です。
○虹果て村の秘密(有栖川有栖)
未読の作家さんだったのですが、苦手な印象どうりなお話でした。ファンの方ごめんなさい、どうも雰囲気がだめでした~。宝探しを廻る、大人の思惑に振舞わされる主人公たちに、親しみが持てませんでした。
○魔女の死んだ家(篠田真由美)
またもや未読の作家さんですが、子どもの頃の私だったら「私」と「お母様」のモノローグで、こんがらがってしまっただろうな~と思いました(笑)オーソドックスなお話でしたが、流石に流血場面はぼかして書いてあったり、男女のしがらみの説明が簡単でした。
○カーの復讐(二階堂黎人)
これまた未読の作家さんですが、名作の「怪盗ルパン」って、結構ドロドロした復讐劇やら因縁の対決ばかりで、子どもの頃は読めなかったんですが、今はその雰囲気が楽しめました(笑)
○ラインの虜囚(田中芳樹)
「銀英伝」かくの如しで、歴史と実在の人物を絡め、しかも主人公が陥れられる罠に説得力があって、面白かったです。子どもなら、これはハラハラどきどきで読むんじゃないかな?
○いつか、ふたりは二匹(西澤保彦)
未読の作家さんでしたが、たまたま書評を楽しく拝見しているブログさんで、この方の「解体諸因」という小説の事を紹介されていたんです。なにこれ?!と読みたくなる事間違いなしの「謎」ばかりのお話なんです。これを書かれた方なら、この本も難しいのかな~?と思い読み始めたら、すっきりさっぱり!とてもすとんと謎が解けていくお話でした。
「あとがき」に「猫と犬のお話を書きたかった」とあって、猫と犬の仕草などの細かい描写がお上手でした。
*「解体諸因」に興味のある方はkaisa21様の「海砂のつらつら日記」http://plaza.rakuten.co.jp/vndaisuki/diary/200610180000/
にお出かけになってが如何でしょうか?私はさっそく図書館で探しますよ(笑)