What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

講談社 ミステリーランド 五冊の感想

2006年10月20日 16時51分14秒 | 
 私のように、狭い範囲でしか(気に入ったジャンルしか)読んでいない人にお勧めしたいのが、この”かつて子どもだったあなたと少年少女のための”シリーズです。現在、最も活躍している作家さんの作品が治められているので、大人といえども「あァまだ自分には知らない世界がこんなにあったんだ、嬉しーい!」と思われる事必至です。

 私の場合は特に、読まず嫌いでお名前は知っているけれどもちょっと・・なんて思われる作家さんでも、子ども向けに書かれた作品だと、とっつき易いように思いました。でも、読み終わってみると、やっぱりその作家さんのカラーが出てるなァ~と感じました。

 さて「ミステリーランド」を制覇すべく、さっそく図書館から借りた五冊の感想です。

○虹果て村の秘密(有栖川有栖)
 未読の作家さんだったのですが、苦手な印象どうりなお話でした。ファンの方ごめんなさい、どうも雰囲気がだめでした~。宝探しを廻る、大人の思惑に振舞わされる主人公たちに、親しみが持てませんでした。

○魔女の死んだ家(篠田真由美)
 またもや未読の作家さんですが、子どもの頃の私だったら「私」と「お母様」のモノローグで、こんがらがってしまっただろうな~と思いました(笑)オーソドックスなお話でしたが、流石に流血場面はぼかして書いてあったり、男女のしがらみの説明が簡単でした。

○カーの復讐(二階堂黎人)
 これまた未読の作家さんですが、名作の「怪盗ルパン」って、結構ドロドロした復讐劇やら因縁の対決ばかりで、子どもの頃は読めなかったんですが、今はその雰囲気が楽しめました(笑)

○ラインの虜囚(田中芳樹)
 「銀英伝」かくの如しで、歴史と実在の人物を絡め、しかも主人公が陥れられる罠に説得力があって、面白かったです。子どもなら、これはハラハラどきどきで読むんじゃないかな?

○いつか、ふたりは二匹(西澤保彦)
 未読の作家さんでしたが、たまたま書評を楽しく拝見しているブログさんで、この方の「解体諸因」という小説の事を紹介されていたんです。なにこれ?!と読みたくなる事間違いなしの「謎」ばかりのお話なんです。これを書かれた方なら、この本も難しいのかな~?と思い読み始めたら、すっきりさっぱり!とてもすとんと謎が解けていくお話でした。
 「あとがき」に「猫と犬のお話を書きたかった」とあって、猫と犬の仕草などの細かい描写がお上手でした。

*「解体諸因」に興味のある方はkaisa21様の「海砂のつらつら日記」http://plaza.rakuten.co.jp/vndaisuki/diary/200610180000/
にお出かけになってが如何でしょうか?私はさっそく図書館で探しますよ(笑)
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心理テスト あなたは外見重視?性格重視?

2006年10月20日 10時21分25秒 | 日常
 久々な心理テストですよ(笑)
質問は一つしかないですから、直ぐに結果が判ります。

>あなたは外見重視?性格重視?

http://style.beauty.yahoo.co.jp/fortune/artlogy/



 私の結果は・・・・「外見80%:性格20%」でした!

あちゃ~、これは痛い(笑)でも、当たっているからしょうがないです。

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 特に、異性のトータル的なファッションセンスに注目する心の表れといえます。あなたの中には、すでに自分なりのファッションやスタイルへのこだわりがあり、流行を追うことなどには抵抗があるようです。

 自分独自のファッションにこだわる人は、意外と性格的にも頑固かも……。お互いに我を張りすぎて、ケンカにならないように気をつけて!

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 ごくごく当たり前の事なんですが、老若男女関係無く”年齢相応な服装”が良いと思うんです。

 若いお母さんで、お子さんをお連れなのに無茶な若い服装の人を、ときどき見かけませんか?気持ちとして「子どもが居たって、おしゃれをしたいの」「子どもが居ないみたく、見られたいの」「生活臭のしない、私で居たいの」というアピールは判るんですが、現実問題として、ちょろちょろするお子さんがおられる訳です。

 子どもを追いかけるのには、パンツスタイルや走りやすい靴が良いし、子どもがいたずらしたくなるような、イヤリングなどのアクセサリーは危険でもあります。お子さんに頬擦りした時に、口紅やファンデがべったり付くのはみっとも無いし、替えのオムツやよだれ拭きなんかを入れるには、素敵な小さなブランドバックじゃない方が向いています。

 これが、もうちょっと大きいお子さんをお持ちのお母さんになると、謝恩会でトレーナーは無いぞとか、授業参観に夜のお店にお勤めですか?と言いたくなる様な濃いお化粧とドレススーツは無いぞとか、携帯はマナーモードにするでしょ?とかになって来る訳です。
 お子さんは、綺麗なお母さんが良いと思うんですが「綺麗」の解釈を、履き違えちゃうと、容赦なく裏で笑われるネタになります。

 60歳代くらの方々で、ほんとお若い服装がお似合いの方を見受けるようになりました。以前よりも「老人」と意識する年齢が、変わって来ているからでしょうね。(ホントの話、ここでは70歳で”老人クラブ”に入れるんですが、皆さん嫌がっておいでだそうで・笑)

 以前なら、正式な場では着物でと、頑なに思っておいでだった方も、洋服の方が脱ぎ着もし易いし、トイレや歩行のじゃまにならないと、考え方を改められるのはとても良いと思います。高齢の方こそ、軽くて温かいカシミアやシルクが相応しいんです。ずっとおしゃれなんか縁遠いと思って生きてこられた年代の方にこそ、今の時代を愉しまれて欲しいです。



 あァだいぶ話がそれましたね。
えーと、外見に気をつけられない人は、確かに好意を持ちにくいかもしれません。「清潔」とか「場に合った」服装や身だしなみを出来る人は、それだけ社会性があると思うんです。個人の主義主張をアピールするのなら、他人を納得させるだけの「個性」を見せて下さい。

 学生のお兄ちゃんの「腰ぱん」と、お嬢さんの「前髪をでかクリップで留める」は、見てるこちらが恥ずかしい(笑)みんながやっていても、変なものは変だぞ!
(このへんが頑固な性格の現れなんでしょうね・笑)

 
コメント (3)
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有川 浩 「図書館内乱」の続編が早くも掲載!

2006年10月20日 09時10分25秒 | 
 拙宅にTBして下さった「怪鳥のちょ~鈍速飛行日誌」の白い怪鳥様のサイトにて、図書館シリーズの最新作となる「図書館内乱後夜祭 昇進試験来る」が、書き下ろしで電撃hp.vol44に掲載されていると、教えて頂きました。

 やった~~~~!!嬉し~~~~い!

 と言う訳で、感想を一部引用させて頂きます。

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「昇進試験、来たる」ってことで、分かりやすいですね。
新人3人組が初の昇進試験に挑むってお話ですよ。
三者三様、いろいろ苦悩するところがあるようです。
(ん?一人は全然苦悩していないか??)
まぁ、郁の場合は判りやすいんですけどね(笑)、ここで完璧超人に見える手塚の弱みが露見するのが面白いところですよ。
これは手塚の人気が上がりそうなエピソードです。
つーか、手塚→柴崎というのはあり得るのか??
柴崎的には・・・・・ああいう女性ですから判らないところですが、手塚はコロびそうな予感。
これは、「長期ウォッチ物件」ですね。(^.^)

それにしても、図書館の昇進試験って、実技があるんでしょうか?
ちょっと、本職の方に聞いてみたい感じ。

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 さァ本屋に行こうぜ!


<追記>

 と言う訳で、本屋に行ったら一冊しかありませんでしたよ(汗)今月10日発売だったから、危なかったですね~。

 早速、4・5ページ目の人物相関図にやられてしまいました。
徒花スクモさんの人物イラストなんですよ!郁ちゃんと堂上さんの身長差もバッチリですし、玄田さんの「なまはげ?」な外見も判りますよ。「王子様」はあんまりでしたけどね(爆)

 以前「実写だったら、どんなキャスティング?」という記事を書きましたが、外見がだいぶ公開されて、よりリアルにイメージ出来るようになりました(笑)私の内では、手塚さんはツンツンヘアじゃなかったんですけど~、しょうがないですね。問題は堂上さんですよ(ため息)柳葉さんに、20歳もさば読ませて演技させる訳にはいかないですしねぇ・・・どなたか、これぞと思われるキャスティングのご意見、お待ちしております。

 本編は”「図書館戦争」シリーズ第二弾 発売記念特別読みきり”と銘打ってあって、16Pの短編なんですが、少しも無駄なく「図書館」の面々が活躍していて、満足でした。白い怪鳥様の仰るように、手塚さんが堪らんです・・はっきり言ってストレートど真ん中!高校生だった桑田投手が甲子園を制覇した頃くらいの(なんちゅー判りづらい比喩・笑)威力で、ツボでした。

 試験の筆記&実技に対する、郁ちゃんの言い訳はまんま私の学生時代です(笑)

 「実技」で苦労する手塚さんの姿は、普通そうですよね、機会がないでしょうし。仕事上+実生活で似たような事をしょっちゅうやっていたので、私は得意な方なんですが(でも柴崎さんみたいな究極奥義は、プロしか出来ませんよ)なるほど、図書館勤務の方の試験には、ぴったりです。色んな事が勉強になりますからね、手塚さんでなくても「子どもの目線の高さ」なんかは、知っておいても良いと思います。

 そして、読者なら誰でもが先行きを案じている「郁ちゃんの恋の行方」ですが、第二段階に進みましたよ♪王子様じゃなくて堂上さんへの恋に進んだんですよ~、本人を目の前にした時のじたばたぶりが、可愛くて×100♪頑張れ郁ちゃん!!
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