What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

パチスロ 北斗の拳SEの珈琲はうける

2006年10月14日 16時09分49秒 | 日常
 家人がパチスロの景品で取って来た珈琲なんですが、爆笑しました!

<サミー(株) オーラ占い付き スペシャルエディション珈琲>

ブラック→南斗水鳥拳 レイのアップ絵
     「甘さなどいらぬ!黒 深き故に」
    上手い~!原作読者なら、拍手したくなる事必至。

微糖→北斗の拳 ケンシロウ
    「究極の旨味が再び降臨」
 
センス良いですよね~。そういえばカップラーメンもあったっけ。

こちらのブログで写真が見れます。http://www5c.biglobe.ne.jp/~cafeaoba/newcan2006-9d.htm(下の方)
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森 絵都 風に舞い上がるビニールシート

2006年10月14日 15時15分26秒 | 
 図書館で予約していたのが、入りました~と連絡を頂いて、ほくほくしながら借りて来ました。

 直木賞受賞作うんぬんと言うのは、すっぱり忘れて読み始めました。そして六つの短編のどれもが、心の深い場所が静かに満ちるような感じを受けました。

 「オンライン書店bk1」で、この本の書評を書かれている「モモさん」の文が、とても明確にこの本の良さを書かれておいでだったので、その一部引用させて頂きます。

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 何が大切かは個人の価値観によるもので人生もそれぞれ違うもの。一般に幸せと言われている人生とは少し違っても大丈夫と勇気を与えてくれる作品です。器用には生きられないけれど自分が選んだ道で頑張っている主人公たちは、実はどこかに迷いもある。それでも一歩を踏み出していく。それぞれテーマの重さはちがうけれど、心に残る作品集だと思います。

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 「ジェネレーションX」を読んで、特にそう感じたのですが、私の年代だと「こうすると、ああなる。こう言えば、こう言われる。」というのが、どうしても頭の中に浮かびます。対外はその通りだし、期待すれば裏切られます。でも、そんな出来事が10ある内の1か2は、良くも悪くも予想外な結果が待っている事もあるんです。そういう「ささやかで意外な結果」嬉しいじゃないですか。良い事は勿論、悪い事も、まだ自分には甘さがある、読めない事柄もあると判ると、私は学べることがまだまだあるんだと判って嬉しい気持ちになります。

 若い方は、また違った感想をお持ちだと思います。「器を探して」「犬の散歩」の主人公の、揺れ動く気持ちや受け入れる気持ちに共感出来ない人もいるかも。「風に舞い上がるビニールシート」の主人公の、現場に行かない理由が腑に落ちない人もいるかも。でも、私にとっては、六つの短編のどの主人公もが、私もそうするかもしれないと思わせる人ばかりでした。

 だから直木賞選考にあたった方の心に訴えたのかと思いました。
勿論、色々出版社の思惑があったとか言われていますけれども、それをとっぱらって読まれるのが良いと思います。
コメント (2)
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